脱「とんかつ」宣言! 小林よしのりの脳溢血にビビって「鯛のかぶと焼き」を食す(川崎市「とん鈴」食レポ)
8月初め、地元・柿生(川崎市麻生区)のとんかつ名店「とん鈴」のランチが、意外にコスパがいいことを発見し、「とんかつ」の道を極めようと、一歩を踏み出した私でしたが。
そこに起こった、漫画家・小林よしのり氏(71歳)の脳梗塞騒動。
最初は脳梗塞と言ってましたが、のちに脳溢血とか出血とか、いろんな言い方をしており、要は、脳内の血管が詰まったり、破れたり、大変な状態らしい。
MRIの写真を見たら、過去に、脳内の毛細血管が次々に破れて、脳内で血が固まっている跡が無数にある。
たまたま神経に触れてなかっただけだ。
たまたま身体が麻痺しなかっただけ。
とっくに全身麻痺したり、死んでいてもおかしくなかった。
健康に対する考え方の再考の機会をもらって、神々に感謝したい。
(小林よしのり 2025/8/24 ブログ)
ゾッとした。
小林と年が近く、同じく高血圧の私は、これにビビった。
小林氏はブログで、自分の食生活を反省することしきりだ。
高血圧で今日は195くらいあった。
油と砂糖は厳禁だ。
ステーキならフィレ!サーロインはダメ!
焼き肉の方が油を落とすのでいいかもしれないが、カルビはダメ。
焼き鳥の方がいいだろうが、皮はダメ。
(2025/8/19 ブログ)
入院する前は、わしがカップ麺を食いすぎていた。
わしが外食した時に、塩味と油分を摂りすぎていた。
豚骨ラーメンとかサーロインステーキとかね。
(2025/8/25 ブログ)
幸い、小林氏は、軽い麻痺だけで退院したらしく、それはよかったのですが。
でも、ビビった私は、もう脂っこいものは一生食わない、とんかつともおさらばだ、と神に誓ったのでした。
でも、「とん鈴」のランチには行きたい。
そこで思い出したのが、とん鈴には、とんかつ&肉以外のランチもあったこと。
・鯛のかぶと焼ランチ
・ぶりかまの照焼ランチ
メニューでは見ていたが、正直、誰が食うんだろう、とこれまで思っていた。
とんかつ屋で、魚のアタマって。
今、それらが、私のような、脳卒中が怖くなった老人のためのメニューだと、ついに悟ったわけですね。
*
今週の月曜、25日の午後1時過ぎに「とん鈴」を訪れました。
珍しく、店外に待っている人がいない。

ラッキー、と思って入ったら、店内は満員で、カウンターが1席だけ、私のためのように空いていました。
これがランチメニューですが。

私は、「ぶりかまの照焼」にしようと思っていました。
というのも、「鯛のかぶと焼」について、ネットに否定的な食レポが載っていたのを、出がけに読んだからです。
10年前の、旧店舗時代のレポですが、「(やっぱり)とんかつ屋に来たら、とんかつを食べなくては駄目だ」という結論になってました。
とん鈴の「ぶりかま」も「鯛のかぶと」も、ネットで情報が少ないのですが、このレポが印象的だったので、「鯛のかぶと」は避けて、「ぶりかま」に勝負をかけようと思っていました。
ところが、
「ぶりかま、今日終わっちゃいました〜」
と言われて、アレーっとなって。
選択肢がなく、「鯛のかぶと」になりました。
注文を終えて、ふと横を見ると、カウンターの隣も老人客で、「鯛のかぶと」を食べています。
私より、15年は人生の先輩だろう、という老人です。
老人特有の、不機嫌な顔で、鯛のかぶとの身を箸でつついて、せっせと口に運んでいる。
それを見ても、あんまりおいしそうには見えなくて、意気が上がらない。
でも、やっぱり老人は、「かぶと」を食うんだなあ、と思った。
「かぶと焼」のほうが、「照焼」よりカロリーは低いだろう。
とんかつ屋で「かぶと」を食う姿は、ちょっと通っぽくもある。
この人も、「ぶりかま」がないから、仕方なく「かぶと」なのかもしれないけど。
10分ちょっとはかかったかな。今、かぶとをじっくり焼き上げてるんだろう、と思って待ってます。
で、やって来ました「鯛のかぶと焼ランチ」。


私がネットの食レポで見た写真よりも、「かぶと」がでかいのに驚きました。
あとで見くらべてみると、10年前の食レポの「かぶと」は、鯛のアタマをぶった斬ったそのままの形で出ている。
現在の「かぶと」は、アタマを縦に割って開いて、提供されている。だから、2倍の広さになって、デカく見えているようです。
まあ、鯛の顔の、はなればなれになった右側と左側が、仲良く皿の上に乗って私を見ている。
おろしのポン酢だれがついていて、それに身をつけて食べるスタイルですね。
で、お味はーー
おいしいか、おいしくないか、で言えば、そりゃおいしいですよ。
前の食レポでは、「味付けされてない」と書いていたけど、たぶんそれは間違いで、絶妙に塩が振ってある。
おろしだれは必要ないくらいでしたね。
とん鈴の板前さんが丁寧に焼き上げたかぶとが、まずいわけない。
だけど、とんかつよりおいしいか、と聞かれたらーー。
キミ、それは、ヤボな質問だよ、と答える。
キミ、そんなことより、健康第一だよ、と答える。
とんかつは若いうちに食っとけ、と、そういえば人生の中で何度か言われたな、と思い出す。
今、その言葉を噛み締めつつ、鯛のかぶとを味わうわけね。これも人生の味ですね。
ただ、せっかくの老人食なら、ご飯はもう少し少なくてもよかった。おいしいから、残しはしなかったけど。
また、上記のように、塩は振られているから、血圧が本当にクリティカルな人は、いちおう気をつけたほうがいいかも。
次は「ぶりかま」に挑戦します。
なお、とん鈴は、火・水は休みなので、ご注意を。
「とん鈴」ランチ、10年前との価格比較
余談ですが、上記の食レポに、10年前の「とん鈴」ランチメニューと値段があったので、現在のそれと比較しておきます。
とん鈴のよくない点は、価格をいまだに税別価格で表示していること。消費者庁の指導が必要ですね。
下記は、表示されている税別価格に、私が消費税率を掛けたものだから、実際の税込価格とは1円単位で違いがあるかもしれません。
「とん鈴」ランチ価格の変遷
2015年→2025年 カッコ内は税別(表示)価格
とんかつランチ 875円(810円)→1200円(1091円)
ばらかつランチ 907円(840円)→1300円(1182円)
メンチかつランチ 842円(780円)→1000円(909円)
生姜焼(重)ランチ 875円(810円)→1300円(1182円)
鯛のかぶと焼ランチ 875円(810円)→1200円(1091円)
ぶりかまの照焼ランチ 950円(880円)→1200円(1091円)
松花堂弁当 1458円(1350円)→1980円(1800円)
これを見ると、「メンチかつランチ」で2割くらい、「とんかつランチ」で3割強、10年で上がってます。いちばん値上がり率が高いのは「生姜焼」かな(4割強)。
やっぱり、けっこう上がってますねえ。
「ぶりかま」の値上がり率は、この比較では低いけど、昔のメニュー名は「ブリ照焼ランチ」なので、商品内容が違っていた可能性があります。
10年前のメニューにあって、現在消えているのは、「かきあげランチ」(税別810円)だけです。
店舗が新しくなっても、ランチメニューのラインナップにほとんど変化がないのは、とん鈴が、このラインナップに絶対の自信を持っているからでしょう。それぞれにファンがしっかり付いているんでしょうね。
<参考>
