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広告経済の次 #17: ささやかな抵抗 その3 ―― JavaScript のブロック

以前、
プラットフォーマー (あるいはテクノ領主)に対する
ささやかな抵抗の二つ目として
ブラウザに Firefox を使ってみる

という話をしました。

そこで、NoScript という拡張機能のことも触れました。
今日はその NoScript の話。

また、Firefox には「NoScript」という拡張機能があるそうです。
これを使うと、あるサイトにアクセスした際に、
どの外部ドメインに接続しているかを
明示的に確認することができます。
普段何気なく開いているページでも、
Google や Adobe と連携していると聞いたことがあります。


結論から言うと、
「イバラの道」過ぎて、
すぐ断念
しました (笑)。

例えば、この note.com。
ここは広告とかないですし、
NoScript で問題なさそうと想像してましたが、
全然ダメでした!


まず、自分の記事の一覧を参照するところから、
何も表示されません。
HTMLには直に書かれてなくて、
JavaScript で動的に取得する仕組みのようです。
最近のウェブページではこれが普通らしいですね・・・

NoScript は 
細かく項目ごとに「一時的に信頼済みに設定」などできるので、
ひとつづつ、制限を外して、
どうなるか見てみました。

まず、note.com 自体のスクリプトはOKにします。

すると次に  googletagmanager.com のスクリプトが出てきました。
これはいったい何?
Google タグマネージャーとは
「ウェブサイトやモバイルアプリに
様々なマーケティングタグやトラッキングコードを
簡単に追加・管理
できる無料ツール」だそうです。
今やデファクト・スタンダードになっているらしいです。

note で広告は出してなくても、
Google タグマネージャーは使っているのですね・・・
確か、 note の有料 pro プラン利用者は
Google Analytics を使えるらしいので、
そのために組み込まれているのかもしれません。

次に、sentry.io というスクリプトが出てきます。
これは「エラーの可視化、監視するモニタリングツール
だそうです。
これもかなりメジャーなツールのようです。

cloudfront.net  というのも出てきました。
実際には <ランダムな文字列>.cloudfront.net  というドメインです。
これはAmazon CloudFront(アマゾンが提供するCDN)を
使って配信されている
コンテンツの一部
なんだそうです。

CDN(=コンテンツ配信ネットワーク)は、
表示を速くするために画像などを
世界中の拠点から配信するしくみです。

note はどうやら、
写真の解像度をあまり落とさずに
そのまま表示してくれるらしく、
画質にこだわる人にも好まれているようです。
そのぶん、アクセス数×データ量の負荷は
けっこう大きいのかもしれませんね。
それで、CDNを利用しているのではないか
と思いました。


他にも、
記事を投稿するときの
ポップアップ

X や Facebook との連携でも、
スクリプトが使われていて
引っ掛かります。

広告のない note.com でさえ、
これだけ JavaScript があるとすると、
他のサイトは大変ですね・・・


正直、ここまで JavaScript に依存しているとは思いませんでした。
ひとつひとつスクリプトを確認して、
「これは信用できる」「これはブロックしたい」と選別する
というアプローチは、
今のウェブ全体の構造に対して、
あまりに非力で、非現実的だと感じました。

それでも、今回、自分の手でやってみたことには、
意味があったように思います!

見えないところでどれほど自動化されたやり取りがあるのか、
そして私たちは何に乗っかって日々ページを見ているのか。
少しでも実感できたことは、小さな手応えでした。


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