アニメ【ハイキュー!! セカンドシーズン】は山口忠のためにあるのか。最高に胸が熱くなる。
俺一人では決して見ることのできない景色。
でも、一人ではないのなら、見えるかもしれない景色。
最初に、今回私が一番言いたい結論から言わせてください。
アニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』を全話見終わった今、私の頭の中では1985年夏の甲子園決勝で、朝日放送の植草貞夫アナウンサーが実況で放った有名な名台詞が鳴り響いています。
「セカンドシーズンは、山口忠のためにあるのか」
そう思わずにはいられないほど、胸を熱くさせられ、勇気をもらい、震え、そして泣きました。
まずは、少しだけ作品のおさらいにお付き合いください。
『ハイキュー!! セカンドシーズン』あらすじ
インターハイ宮城県予選、青葉城西高校に惜敗した烏野高校排球部。
3年生も残留を決め、春の高校バレーでの全国大会出場を目指して再始動する。
音駒高校ら関東の強豪校が集う「梟谷学園グループ」の東京合宿に参加することになった烏野だったが、全国レベルの壁を前に己の力不足を痛感。
日向と影山はこれまでの最大の武器であった「変人速攻」を壊し、新たな進化を模索し衝突する。
他のメンバーたちもそれぞれの課題と向き合い、産みの苦しみを味わいながらも、チームは少しずつ新しい歯車を噛み合わせていく。
そして迎えた春高予選。
扇南、角川学園、条善寺、和久谷南といった難敵を打ち破り、ついに宿敵・青葉城西との再戦の舞台へと登り詰める——。
あらすじをなぞるだけでも手に汗握りますが、ここからは一人の視聴者として、心が揺さぶられた瞬間を思いのままに綴っていきます。
第1章:進化を渇望する夏。村人Bの覚醒とコンクリートの意地
物語は、春高への切符を掴むため、絶対王者・白鳥沢の牛若や、青城の及川を倒さなければならないという重圧から始まります。
ランニング中に偶然遭遇した牛若。
「痩せた土地」
「青葉城西は及川以外弱い」
その言葉にカチンときた日向が、高く飛んでボールを奪い取るシーン。
「コンクリート出身、日向翔陽です。あなたをぶっ倒して、全国へ行きます」 この宣戦布告、鳥肌が立ちました。
及川に対しても「最強のセッター、それを超えるの、俺なんで」と言い切る。
強くなるためには、強い奴とやるのが一番だという圧倒的なまでの向上心。
東京遠征に向かうためには期末テストの赤点回避というリアルな壁(「はわわわわ」と焦るバカ組と、烏養コーチのドヤ顔が最高)もありましたが、私がこの序盤で一番泣かされたのは、新マネージャー・谷地仁花(ヤチさん)の物語です。
「私、自分から進んで何かやったりとか、必要とされたりとかなくて。村人Bなんです」と卑下するヤチさん。
でも、清水潔子先輩の「成り行きで始めたことが少しずつ大事になっていく、何かを始めるきっかけは少しの好奇心」という言葉や、日向たちの熱に当てられて、彼女は少しずつ前を向きます。
極めつけは、母親の反対(あるいは心配)に対して、自分の足で立ち、自分の口で叫んだあの瞬間。
「お母さーーーん! 村人Bも戦えます! 私、バレー部のマネージャーやるからーーーーー!!」 物事が前進している時のBGMが重なって、ヤチさんが踏み出した一歩に、お母さんと同じように私も泣いてしまいました。
バリアツいポスターを作り、寄付金を集め、正式入部。
「ようこそ、烏野高校排球部へ」。
彼女の満面の笑みを見るだけで、心が浄化されるようです。
#ハイキュー冬休みの復習
— アニメ「ハイキュー!!」 (@animehaikyu_com) December 28, 2023
\5日連続クイズ出題/
【🏐第3問】
烏野高校・マネージャー谷地が作った
1枚目のポスターで書かれていた言葉は?
☝️大きく縦書きで書かれていた内容です!
🖊️答えはリプライへ!
(句読点も忘れず!)
正解は1/5に投稿予定!#ハイキュー #ゴミ捨て場の決戦 pic.twitter.com/XDToyeEKKI
第2章:壊して、創る。日向と影山の衝突、そして月島のプライド
東京合宿。
音駒、森然、生川、そして梟谷学園。
全国レベルの強豪を前に、烏野はボロボロになります。
特に、リエーフに速攻を止められ、「俺は先にてっぺんまで飛ぶ。エースだから」と言われた日向のハッとさせられた表情。
彼の中で何かが弾けました。
ギュンの方の速攻で、目をつむるのをやめる。打たせてもらう速攻じゃだめだ、と。
そこからの日向と影山の衝突は見ていてヒリヒリしました。
「トス上げてくれるまで、離さない」と掴みかかる日向(ドラえもんのあのシーンを思い出しました)。
そこから2人は別々に自主練を始めます。
及川に頭を下げる影山、先代の烏養監督のもとで「テンポ」を学ぶ日向。
ファーストテンポ、マイナステンポ、打点で止まるトス。
新しいことを実践投入してミスりまくるけれど、決して調子が悪いわけじゃない。
「進化の途中」のワクワク感が画面から溢れていました。
一方で、もう一つの大きなドラマが「月島蛍」です。
「たかが部活だろ。後から苦しくなる」。
兄の挫折を知っているからこそ、熱くなることを恐れていた月島。
そんな彼に地雷を踏み抜くような言葉を投げかけたのは、他でもない幼馴染の山口でした。
「何を原動力に頑張るのか。そんなもん、プライド以外にないだろ!!」
山口、お前かっこいいよ。
ツッキーを動かせるのは、やっぱり山口しかいなかった。
木兎からの「バレーにハマっているか否か」という言葉を経て、完全にシャットアウトするキルブロックを決めた月島の目の色が、あきらかに変わりました。
「太陽VS月」。
烏野の歯車が、また一つ強力に噛み合った瞬間です。
劇場版 #ハイキュー!! #ゴミ捨て場の決戦
— アニメ「ハイキュー!!」 (@animehaikyu_com) December 1, 2023
┃┋ 2月16日(金)公開❕ ┋┃
月島蛍(CV.#内山昂輝 )
山口忠(CV.#斉藤壮馬 )
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第3章:春高予選。泥臭く、不格好に、それでも上へ
夏合宿を終え(清水先輩の「私たちにとっては、最後だ」でまた涙腺が崩壊)、いよいよ春高宮城県予選。
ここからは負けたら終わりのトーナメントです。
相手校のドラマもいちいち泣かせてきます。
扇南高校。
強豪から落ちてきた世代が、無意識に負けることに慣れてしまっていた。
「本気も、必死も、一生懸命も、かっこ悪くない」。
みっともなさを捨てて粘る姿。
角川学園。
2mの百沢に対する「単純って言った事、取り消しますね」という烏野の多彩な攻撃(壁が無理なら皿だ!のブロックアウト)。
条善寺高校。
「遊び」と「考えないこと」はイコールじゃない。
「楽しくない時間を我慢して、遊んでみなさいよ」というミサキマネージャーの喝。
負けてマネージャーにお辞儀する選手たちのギャップにやられました。
そして、和久谷南戦。
空中戦の小さな巨人・中島との対決の中、大黒柱である主将の澤村大地が負傷退場してしまいます。
ここでコートに入ったのが、かつて厳しい練習から逃げ出した過去を持つ縁下です。
「逃げる方が絶対後からしんどいってことはもう知ってる」
次期キャプテンと目される男のプレッシャーと葛藤。
「チカラ、ナイスレシーブ」と西谷に言われて震えるほど喜ぶ姿。
勝ったのに悔し泣きする縁下の姿に、本当の強さを見た気がしました。
和久南のキャプテンが空を見上げて「もう一回やらせてくれよ」と泣くシーンも、一生忘れません。
第4章:宿敵との死闘、反撃の狼煙を上げるジャンプフローター
さあ、いよいよ青葉城西との再戦です。
及川の強烈なサーブ、岩泉の意地、そして青城に戻ってきた「狂犬」京谷の圧倒的な攻撃力。
一進一退の攻防が続く中、私が最も震えたあの瞬間がやってきます。
和久南戦でピンチサーバーとしてコートに立った山口は、ビビってしまいジャンプフローターから逃げました。
「あの、わかってます、多分、自分が一番わかってます。クソかっこ悪い」 あの日の後悔。
この5ヶ月、誰よりもサーブだけを練習してきた男。
「おれに行かせてください。俺に、もう一回、チャンスをください」
烏野が劣勢の場面。
烏養コーチの「山口、10点取れ」というゲキ。
8秒の猶予。
高く上がったボール。
殻を破る一本。
反撃の狼煙。
山口のジャンプフローターサーブが見事に決まった瞬間。
「山口ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
テレビの前で、心の中で叫びました。
いや、声に出ていたかもしれません。
そこからの三連続得点。
あの月島がニヤリと笑ったんですよ。
ネットインギリギリを攻めた結果の同点。
彼が繋いだチャンスが、烏野を蘇らせました。
「次は、10点取るから」と言い放つ山口。
間違いなく、この試合のヒーローでした。
ファイナルセットは、まさに総力戦。
限界ギリギリの激闘。
「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」と及川が見せた底力。
それを上回った、日向の研ぎ澄まされた集中力とブロックアウト。
「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
画面の前の私も、彼らと一緒にガッツポーズをしていました。
「あいつは
— アニメ「ハイキュー!!」 (@animehaikyu_com) March 24, 2024
僕の先を行く男なんで」
挑戦や衝突、覚悟…
様々な思いとともに積み重ねてきた日々。
アツいプレーの数々を
ぜひ劇場で観戦&応援してください!!
劇場版 #ハイキュー!! #ゴミ捨て場の決戦
🎬大ヒット上映中#hq_anime pic.twitter.com/xKJewyJsFc
「明日勝ってから、存分に褒めてくださいよ」と烏養コーチは言いました。次は、県内最強の白鳥沢学園。
明日も彼らは挑戦者です。
でも、今はまだ、このセカンドシーズンの余韻に浸らせてください。
何度でも言います。
1985年の夏、甲子園の実況を借りて叫びたい。
この大会は、山口忠のためにあるのか。
逃げて、後悔して、それでも自分にできるたった一つの武器を磨き続け、土壇場でチームを救った男。
彼の姿に、どれほどの人が勇気をもらったでしょうか。
彼らの熱気は、画面を越えて私たちの心に確実に火をつけてくれます。
ああ、緊張するけど、超ワクワクすんな。
明日勝つぞ。
おう。
