記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

【ハイキュー!!】音駒の敗北と烏野の大ピンチ!? OAD「リエーフ見参!」「VS“赤点”」を一気見して胸が熱くなった話

最近、デスクバイクを漕ぎながらアニメを一気見して、その勢いでnoteに感想をまとめるのがすっかり日課になっています。
ペダルを回す足が止まるほど夢中になってしまう作品にたくさん出会えているんですが、今回は『ハイキュー!!』のOAD(オリジナルアニメDVD)である「リエーフ見参!」と「VS”赤点”」の2本をまとめて観ました!

「リエーフ見参!」
春高予選に向けて練習に励む音駒高校バレー部に、バレー初心者の1年生・灰羽リエーフが加入。
練習試合に出ることになるも、セッターの孤爪研磨と連携攻撃が合わず悪戦苦闘するエピソード。
「VS”赤点”」
夏休み前の東京合同合宿を目前に控え、日向と影山がテストで”赤点”をとってしまう。
教頭先生に頼み込むも惨敗し、なんとか合宿に遅れて参加するために追試に挑む裏側を描いたドタバタ劇。

コミックスの限定版に収録されていたアニメオリジナルエピソードなんですが、本編の裏側でこんな激アツ(と爆笑)のドラマがあったのかと最高に楽しめました。

無難な道を捨てるのか?音駒にもあった「敗北」

今回、この2本を観てハッとさせられたというか、私の中で一番熱量を持って言いたいのがこれです。

「音駒高校も、インターハイ予選で負けていたのか」と。

烏野の宿命の敵であり、いつも飄々としていてソツがないように見える音駒。でも、彼らもまた敗北を味わい、「先に進む道は何か、あの子たちは何を選ぶか」「無難な道を進むのか否か」という選択を突きつけられていたんですよね。

そこでチームに吹き込んだ新しい風が、ロシアとのハーフで恵まれた体格を持つ「ハイバ・リエーフ」です。

「俺は風、速きこと風のごとく。俺は林、静かなること林のごとく。そして俺は、しなやかなること猫のごとし!」

いや、完全に野良猫みたいなやつだなと(笑)。

完璧なトスが上がったのに見事に空振りして、それを「一人時間差です」と言ってのけるある意味での大物っぷり。調子に乗るリエーフにトスを上げるのが嫌すぎる研磨の態度が良い感じです。ゲームのことでアツくなっているかいないかで揉めるのも、すごく人間味があって好きですね。

極めつけは、木の上にいる猫を助けるシーン。

肩車をしても研磨じゃ届かない高さから猫が落ちたところを、リエーフが長い手を伸ばして見事キャッチする。結果、2人とも顔面を打って鼻血を出すというオチなんですが、生意気で理解不能なリエーフに対して、研磨がふと思うんです。

「なんか、ショウヨウに似てる、かも」

研磨ならもっと早く気付いているかと思ったぜ!とツッコミつつ、めちゃくちゃ高いトスを打つリエーフによってエースが開眼し、音駒に新しい血液が回り始めたのを感じてワクワクしました。

ちなみに音駒恒例の「俺たちは血液だ」の気合い入れに疑問を感じるリエーフには、心の底から同感してしまいました(笑)。

烏野の絶体絶命ミッション「VS”赤点”」

一方その頃、我らが烏野高校はどうしていたか。宿命の敵がどうしてるかなんて言ってる場合じゃありませんでした。

ヒナタとカゲヤマ、痛恨の赤点です。

合宿に行くために教頭先生にお願いしに行くシーンは腹を抱えて笑いました。「ヅラ、ずらすだけでいいんです」という懇願の直後、教頭先生のかつらがぶっ飛んでダイチさんの頭にジャストフィット。ダイチさんブチギレという、もうカオスすぎる展開。

それでも、補習が1個だけならまだ望みはある。1回目の追試で午前中に終われば、東京に行ける。

ここで「ヤチさんが進学クラスになったのも、この時のため!」と立ち上がってくれるヤチさん、本当に神過ぎます。勉強しても勉強してもダメそうな2人を、月島が鬼のような煽りでやる気復活させるのも最高。「地獄に仏」「毒をもって毒を制す」、まさに烏野スタイルです。

後輩のために頭を下げる田中先輩の覚悟

そして、このエピソードで絶対に外せないのが田中先輩のカッコよさです。

「烏野に可能性をもたらしてくれたあいつらに、先輩として、何かしてやりてぇんだ」

追試を終えた後輩を東京まで送り届けるため、一度は断られた姉・サエコさんに頭を下げる覚悟。これには本当にグッときました。

「やめなリュウ、男が安くなるぜ」と頭を下げるのを止めるサエコ姉さんもたまらない。

「誰かのために頭を下げられるなんて、我が弟ながらかっこいいじゃねーか。女、タナカ・サエコ、あんたの心意気受け取ったよ」

「ああ、その後輩、責任を持って東京まで、送ってやる」

この姉弟、最高すぎませんか。結果的にお目こぼしで90点には届いていなかったみたいですが、彼らは東京に向かって走り出します。「走れ若人よ、ファルコンまで!」という勢いそのままに。


エピソードの中では、コガネガワをフィーチャーして「次こそは三枚の鉄壁を完成させて、またここに戻ってきます」と誓う伊達工業をはじめ、青葉城西、白鳥沢学園の姿も描かれていました。春高、オレンジコート。

でも、今回一番胸に刺さったのは、やっぱり冒頭でも書いた「音駒も負けていた」という事実です。

負けて、悩んで、それでも無難な道を選ばずに、リエーフという規格外のピースを入れて新しい血液を回し始めた音駒。そして、どんな手を使ってでも這い上がろうとする烏野。

どのチームも本気でオレンジコートを目指しているからこそ、この物語はこんなにも面白いんだと再確認しました。

全国大会です。行きますよ、今年は。

これからも彼らの熱い戦いを、ペダルを全力で回しながら見届けていきたいと思います!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集