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完璧の反対側にある自由

オンライン英会話でカタコトの英語ながら、
9カ月ぶりにカンボジアに住むイギリス人の先生に話せた翌日。
「もう少しきちんと英語で伝えたい」――そんな欲が出てきた。

近所の中学校からスキマスイッチの
「全力少年」が聞こえてきた。

これも何かのメッセージ。

また今日も、彼女のもとへ飛び込んでやろう。

👉 前回の記事はこちら 「そもそも、なんだろう。完璧って



■ 英語で、ちゃんと伝えたくて

ChatGPTに確認しながら、
言いたいことを英語でまとめて、事前に暗記した。

再びイギリス出身の彼女がいるレッスンのドアを開いた。

そして本番は、メモを見ないで頑張って話した。

I only have one topic today — the Oasis concert tickets were sold out.

「今日の話題はひとつだけ。Oasisのチケット、売り切れてました(笑)」

I found another thing that I couldn’t explain well yesterday.
Talking with you about British culture was one of the most exciting moments for me in the past few years.

Actually, I've wanted to tell you this for eight months.

Do you know what I mean?

「昨日うまく伝えられなかったことを、もうひとつ思い出しました。
 あなたとイギリス文化の話をした時間は、
 ここ数年で一番ワクワクした瞬間のひとつでした。

 実は、このことを8カ月も言いたかったんです。伝わりますか?」


Do you know what I mean?”って、OASISの曲があるので、
少しおどけて歌いました。

その後に、

I just spoke the longest English sentence in my life!

「今、人生でいちばん長い英語をしゃべりました!(笑)」


先生は喜んで「Perfect!」って言ってくれた。

――おーっ、完璧だって(笑)。


変な間もいっぱいあったけど、
僕の全力を、先生はまるごと受け入れてほめてくれた。



■ Britpopの夜

僕とのレッスンの影響で、
彼女は昨夜、90年代のイギリス音楽を大声で歌ったと言っていた。
何かが届いたようでうれしかった。

その流れで、90年代のイギリス音楽「Britpop」の話題に。

英単語はあまりわからないけど、
その頃のアーティストなら、僕はほとんど知っている。

先生が言ってくれた。

Blur
The Verve
Radiohead

全部、わかる。

そして彼女が言った。
「あなたは知らないかもしれないけど、昨夜“Suede”のドキュメンタリーを見つけて、歌ったのよ。」


■ Suede?

Suede・・・ Suede?

その響きに、遠い記憶が反応した。

んー……あ、わかった!あれだ。

「Trash」

曲名が浮かんだ後、メロディーが降りてきた。僕は、また歌った。

ちょっと自分の記憶力に驚いた。
きっと2度と思い出すこともない、自分の中にずーっと眠っていた、30年前くらいに、いろんなアーティストが参加したコンピレーションアルバムに収録されていた曲。

そして彼女は、
YouTubeで「Suede」の曲を聞ける場所を教えてくれた。




■ 歌詞を調べてみたら、、、

レッスンが終わったあと、
先生がおすすめしてくれた「Suede」のサイトで
「Trash」を久しぶりに聴いてみた。

なんとも懐かしい。
遠い昔、学生時代に戻ったような気分。
あぁ、また涙腺が緩くなりそう。

そういえば、あの頃は何にも
英語がわからなかったけど……
“Trash”って、「ゴミ」って意味やん。

一体どんな歌なんだろうと思って、歌詞を調べた。

But we're trash, you and me
でもね ぼくたちはゴミクズなんだ 君も俺も

We're the litter on the breeze,
We're the lovers on the streets,
まるで風に吹き飛ばされる塵芥
どこにでもいるありふれた恋人どうし

Just trash, me and you,
ただのゴミクズ 僕と君は

It's in everything we do,
It's in everything we do...

ぼくたちのやることなすこと全部ね

引用元:https://ameblo.jp/indetermined/entry-12496149924.html


すでに、心が緩み始めていた中、
歌詞の意味を知って、
僕はうるっと来てしまった。

「完璧なんて。くそくらえ」くらいの事を、昨日思っていたから。

(あ、でも、先生の「Perfect!」は最高です。)

そして引用元のサイトに書いてあるのを見て納得した。

これは、ラブソングのようにも聞こえるけど
「落ちこぼれの僕たち」
「僕たちの価値観について書いたもの」って、書いてあった。



■ 完璧の反対側

完璧の反対側。

自分を「ゴミクズ」と呼べるかっこよさ。

そして僕は学生時代、
自分のことを「アホ」って言えることが
かっこいいと思っていた。

そんなことを、ふと思い出した。

ちなみに関西人の「アホ」は、
他人の評価を気にせず、
自分のままで笑える強さと、余白を持った状態のこと。
(こんな定義に、今日はさせてください。)




■ 遠い存在と、ど真ん中の自分

「気になる」
という‟自由な嗅覚”に頼って、
自分から最も距離の遠い存在、
カンボジアに住むイギリス人女性に辿り着く。

そんな遠い遠い場所にアクセスしたのに、
自分の最も近い所、
心のど真ん中に出会うような不思議な感覚。


これは一体、何が起こってるんだろう。


いや、、
僕はもうなんとなく知ってる。

前にカナブンの記事で書いたやつ。
「目に見えない力が、つながりを教えてくれる」――あれ。

これ。
シンクロニティだ。



読んでくださって、ありがとうございます🌿

もし「なんか、わかるなぁ」と感じたり、似たような事を考えている方がいれば、ぜひコメントで教えてください。
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感受性が高まったときに起こった、不思議な共鳴とシンクロ
頑張ってるのに、自分を否定するな。――息子と僕の夜


#英会話 #気づき #感情 #ありのままの自分 #シンクロニシティ #キャリアブレイク


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