3行の愛と、概念としての猫が枕にされ「君はその椅子で何をしているのか」と踏む話
よくここまでたどり着いた
生きてきてくれて有難う
愛は、この二言でいいのに、言葉が足らない
3行にまとめてみました。
そして筆が止まりました。言いたいことは3行で済んでしまい、この原稿を寝かせていたら、Spotifyでヒグチアイさんの「恋に恋せよ」が。歌詞も響いたのですが歌に乗せたエモーションがとても豊かで、驚いたし、力をもらいました。
突然だけど、構造とはなんでしょう?
担任は黒板に板書するふりをして生徒の側に背中を向け続けて何もしません。黒板から、知的障害の女子の席がある最前列まで1mちょっとなので聞こえないはずがない状態です。
例えば上記箇所の担任が役割として機能していないことは、常任理事国が拒否権を使い国連が機能しないことと構造が似ていないでしょうか?
これは国連にしろ学校にしろ本来の理念では願っていなかったバグの悪用です。例えばコンビニの看板が道路側に倒れていたとします。もし時間に余裕があるなら、看板倒れてることをお店の方にお伝えしないでしょうか。自転車や車から死角になるかもしれず、事故が予想される「バグ」だからです。
で、コンビニチェーンのエリアマネージャー達が状況を把握して改善するかもしれません。風に弱いからデザインを変えるとか、重しでバランスを変えるとか。
個人の庶民の我々が出来ることを、なぜしないのかと。「国連仕事して」って、なかなか耳にしない日本語ですよね。(民間基準でお願いしたい)
こうしたことは仕組みで対応すべきですが、それと並行してデリカシーを高めるという方法もあります。
猫が好きな方には、伝わりやすいと思うのですが、あなたの猫が嫌がることは、だいたいデリカシーがないことが多いですよね。
デリカシー〖delicacy〗
感覚・感情などのこまやかさ。繊細さ。微妙さ。「━に欠ける」
これは、多感な時期のティーンエイジャーにも当てはまると思います。とくに女子は「キモイ、こっちみんな」みたいな感受性の高さは、性的消費の対象化への違和感や不快感の表明に、私には見えるのです。
大人として社会性を獲得する中で、我々は感覚を麻痺させていないだろうかと、30年前の同級生達のことを思い出すのです。
麻痺させるなんて! と、責めたいのではなく、僕らが感覚を麻痺させないと社会に適応できないのだとしたら、それは社会の構造に問題が無いでしょうか。バグがあるならパッチ当てたいですよね。
「あなたの猫が嫌がることは、だいたいデリカシーがないことが多いですよね」は、猫は野生も個性も残っているけど、我々は社会性として、またアジアや日本は欧米と比べると『個人』に慣れてないから、自分で自分を抑圧してしまうことも予想されます。空気の読みすぎ、とも言えます。空気とは、状況から文脈を把握することですよね。推論でもあるから、切りがないし消耗する。
それは誰も幸せにならない我慢大会だから、「空気悪いね」と窓開けて換気したいです。だって社会性で抑圧しても結果出ないことは経済や庶民の暮らしで考えて、明らかではないでしょうか。
よくここまでたどり着いた
生きてきてくれて有難う
愛は、この二言でいいのに、言葉が足らない
これは嘘偽りのない私の価値観です。でも、苦労やサバイバーであることを想定している点は、人の集団である社会の理不尽さを知っていることの反映ではないでしょうか。
僕らは、生まれて育って我々自身となり、友達やパートナーと出会い、仕事やプライベートを生活の中で続けて、老いて衰えて、やがて人生を完成します。
なぜ、こうした人生の中で命や尊厳を脅かされる問題が起きるのでしょうか。どこまでが私の落ち度で、何が他者の怠慢や悪意で、どれが社会構造によるのでしょう。とても複雑です。
引用した担任を例に挙げると、「温かくて座り心地のいい椅子」にしがみつくだけで役割を果たさないのです。職責を果たすための椅子だと理解できなくなったのはいつなのでしょうね。理想を持って教育を志したでしょうに。
このように、仮に人が変わって腐敗が起きても、精神論で頑張るのではなく、仕組みで対処できると望ましいです。
こう考えると、責任は追い詰められて謝ることだけではないですよね。透明性とか、自分のポストは会社や社会から何を期待されるのかとか。
人は幾つになっても成長できるけど、若者時代の失敗や恥ずかしさや苦しみは、そこから得られる教訓が、時間の流れで複利のように大きくなる気がします。とはいえ、お金出して苦労買うのはしんどいですよね。
こう書くと、本稿の猫に「おまえ、デリカシーの話でぼくを呼んだのではないの?」と、呆れられるかもしれません。「うん、ごめん。主に枕にした」と正直に伝えると、たぶん、私の足の甲を小さな脚でギュッて踏んで、失礼しちゃうなと去って行くでしょう。
愛や恋の答えの前に、暴力やルール違反を減らして、安全により深い対話ができる「構造」にできることを願っています。
一言にすると、次世代頑張れ。
恋する人も愛する人も、そういうの気が向かない人も、頑張ってて偉い。
いつか思い出になり、その人の奥行きになる。それはきっと、農耕始まった一万年前から普遍的なこと。
🌷RELEASE🌷
— ヒグチアイ (@HiguchiAi) April 22, 2025
新曲「#恋に恋せよ」本日配信リリース🎊
🎧 https://t.co/a34ShiMrRv
20:00〜MVプレミア公開
📽️ https://t.co/HrTYsEz0jJ
Huluオリジナル『#おとなになっても』主題歌 🖋️
出演:山本美月 / 栗山千明@hulu_japan #おとても pic.twitter.com/8DMaUOPdsX
Photo by Pixabay from Pexels:
https://www.pexels.com/photo/gray-cat-33537/
関連note
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新刊の応援へのお礼の気持ちから、本書の無料キャンペンを行っています。期間は2025/04/22 17時から2025/04/27 16:59までです。ぜひご利用ください。
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