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メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(931)-(935)

皆様、こんにちは。

鹿冶梟介(かやほうすけ)です☺️

先週、Xのポストが約10万インプレッションを獲得しました。

内容は、双極性障害(躁うつ病)の治療薬である炭酸リチウム(リーマス®)について、厚労省が妊婦への投与を解禁したというニュースです。

教科書的には、妊婦が炭酸リチウムを内服すると、胎児にエプスタイン奇形をはじめとする先天性心疾患のリスクが高まるとされてきました。

確かに相対リスクは統計的に有意に上昇しますが、絶対リスクは0.1%未満とされています。

一方で、双極性障害の患者さんは妊娠中に状態が不安定になることが少なくありません。

そして精神症状の増悪は、流産など別のリスクを高める可能性があります。

こうした背景から、臨床現場では「妊婦へのリチウム禁忌は本当に妥当なのか?」という議論が続いてきました。

ちなみに欧米では、リチウムは妊婦に対して禁忌とはされていません。

先週このニュースをポストしたところ、双極性障害の当事者の方々から歓迎の声が寄せられた一方で、「妊娠を諦めてきた自分たちは…」と複雑な思いを吐露される方もおられました。


あくまで私見ですが、厚労省の薬剤に対する姿勢は、やや神経質とも言えるほど厳格に感じられます。

たとえば精神科領域では、ハロペリドール(セレネース®)も妊婦への投与は原則禁忌とされていますが、海外では必ずしも禁忌ではありません。

その理由は、動物実験で催奇形性が示唆されたためとされています。

しかし、動物とヒトでは胎盤の構造や機能が大きく異なります。

したがって「動物での催奇形=ヒトでも同様」とは必ずしも言えず、実際に海外では「リスクは低い」と評価され、禁忌とはされていません。


では、なぜ日本ではここまで慎重なのか。

諸説ありますが、日本の医療史における「薬害」の影響が大きいと考えられます。

サリドマイド薬害、スモン薬害、薬害エイズ――これらは社会に強い衝撃と不信を残しました。

近年でも、コロナワクチンやHPVワクチンに対する議論から分かるように、日本では「体に入るもの」に対する不安感が比較的強い傾向があります。

結果として、日本の医療政策は端的に言えば「リスク回避優先型」、一方で欧米は「ベネフィット重視型」とも言えるアプローチを取っています。

どちらにも長所と短所がありますが、最終的には国民全体の健康と幸福を見据えたバランスの取れた医療システムの構築が求められると感じています。

メタル君の「今日の精神医学豆知識!」は、X(旧: twitter)で毎朝8時にアップしております。

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【今日の精神医学豆知識集!(その187)】

931.「多重人格探偵サイコ」は月間少年エースに連載されていた、サイコサスペンス漫画だよ。恋人を猟奇殺人犯に殺害された主人公の刑事・小林が多重人格になりながらも犯人(サイコパス)に迫る...という精神科医的にはお腹いっぱいな話だよ。

2026年1月6日

【メタルのおまけ】
多重人格探偵サイコは知る人ぞ知る、グロ・サイコパス漫画で、青少年保護育成条例に基づく「有害図書」にも指定された"いわくつき"マンガだよ。ネタバレになるけど、第一話から主人公の恋人が、手足を切断された状態で送られてくる...というショッキングな内容だぞ。これはキッズにはちょっと刺激が強すぎだね😖

↓多重人格探偵サイコ、グロいです…。


932.「MONSTER」はビッグコミックオリジナルに連載されていた、サスペンス漫画だよ。主人公の脳外科医・天馬はある日、銃弾を受けた少年の命を救うけど、その少年はのちに欧州各地で連続殺人を引き起こすモンスター(サイコパス)だった... ...という衝撃の内容だよ(傑作です)。

2026年1月7日

【メタルのおまけ】
MONSTERはMASTERキートン、YAWARAなどを生み出した浦沢直樹原作のサスペンスマンガだよ。主人公が命を救ったサイコパス・ヨハンには双子の妹がいるんだけど、舞台はドイツということは、ナチスドイツの「双子実験」を想起させるよね。それにしても、浦沢先生って天才だと思うね。こうもヒット作を連発するなんてね...。

↓MONSTER、アニメ化されましたよね。


933.「悪の教典」は同名の小説が漫画化され週刊ヤングマガジンに連載されていた、学園サスペンス漫画だよ。一見善良で信頼もある教師・蓮実は、裏では人間を計画的に殺害する殺人鬼(サイコパス)先生だったんだ(怖い😱)!

2026年1月8日

【メタルのおまけ】
この「悪の教典」は映画化され、主人公の蓮実を伊藤英明が演じるんだけど、見事にサイコパスを演じ切ったから、僕の中で伊藤英明=サイコパスというイメージが勝手にできちゃったよ。実際その後も、サイコパスっぽい役を演じているけど、絶対「悪の教典」の演技のせいだと思うよ!

↓悪の教典、小生も読んでみたいです!


934.「PSYCHO-PASS」は同名のアニメが漫画化されジャンプスクエアに連載されたSFデストピア・サスペンスだよ。作中に出てくる悪のカリスマ槙島はサイコパスと言えるけど、この作品の中で最もサイコパスなのは社会制度"シビュラシステム"だと思うよ。

2026年1月9日

【メタルのおまけ】
ネタバレになるけどPSYCHO-PASSに登場する社会監視制度”ビジュラシステム”は、実は”犯罪係数”という数値が上昇しない特異体質(免罪体質)をもつ者の脳をネットワークでつなげたものなんだよ。これは、殺人などの重大犯罪を犯しても「何とも思わない」人間、すなわちサイコパスの脳をつなげたもの...と僕は解釈しているけど、詳しい人、これで合っている?

↓PSYCHO-PASS、小生はアニメ版で見ましたね。


935.「DEATH NOTE」は週刊少年ジャンプに連載されていた超人気サイコ・サスペンスだよ。主人公の夜神月(やがみらいと)は死神からもらったDEATH NOTEを使い、犯罪者だけでなく邪魔する者すべてを殺しまくったサイコパスだよ。鹿冶さんがnoteで解説しているから参考にしてね!

2026年1月10日

【メタルのおまけ】
社会現象にまでなった漫画「DEATH NOTE」だけど、主人公が悪人という設定が面白かったね。しかも、元々は優等生だった夜神月がDEATH NOTEというチートアイテムを手にしてから、サイコパスっぷりを発揮するんだけど、僕は彼が元々のサイコパスとは思わないね。おそらく、力を手に入れたことによって「ヒューブリス症候群(傲慢症候群)」になったんじゃないかな?詳しくは鹿冶さんのnoteを読んでみてね!

↓サスペンス漫画の金字塔「DEATH NOTE」、これは必読です!

↓ついでの小生のnote記事もよろしく!


【メタル君の考察】

今回は「マンガに出てくるサイコパス」に関係する精神医学ネタをポストしたよ!

それにしてもサイコパスが出てくる漫画って多いね。

ホラーやサスペンスが好きな僕にとって、サイコパスは大好物だよ。

ところで皆んなは歴代のサイコパスキャラの中で誰が好きかな?

僕はやっぱり「夜神月」だね。

DEATH NOTEは夜神月と天才探偵「L」との対決がめちゃくちゃスリリングだったけど、両者の存在がお互いを引き立てていたね。

例えるなら「赤ワイン x 肉料理」、「日本酒 x お刺身」のような"天才のマリアージュ"といった感じだよね。

鹿冶さんが、以前「DEATH NOTE」について記事を書いているから、そっちも見てね。

もう少しで僕のシリーズ、「メタル君の今日の精神医学豆知識!」も終わりそうだけど、

これからもマニアックな精神医学ネタを最後まで走り抜けて紹介するぞ😆

↓これを着たら金運アップ!?


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