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メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(731)-(735)

皆様、こんにちは。

鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆

明後日から7月……夏が始まりますね!

「観測史上最短」という枕ことばがニュースでも使われるように、今年の梅雨は異常に短かったのですが、「梅雨明け」と聞くと、あるイベントを思い出します。

そう、甲子園です⚾️

小生は幼少期に白球を追いかけていた野球キッズ……ではありませんでしたが、毎年の結果は気になりますね😅

特に地元のチームや故郷の代表については、ネットやテレビで試合結果を必ずチェックしています。(ただし、贔屓のチームが敗退したら観なくなる😑)

そんな“プチ甲子園おじさん”である小生が、ふと思い出したことがあります。

それは、2020年夏の甲子園大会が中止になったときのことです。

ご存じのとおり、当時はコロナ禍の真っ只中で、とてもアマチュアスポーツを大々的に開催できるような状況ではありませんでした。

とはいえ、どこかで「甲子園だけは中止にならないだろう」と思っていただけに、実際に中止が決まったときは少なからずショックを受けました(もちろん、感染拡大防止の観点からやむを得なかったとは理解しています)。

そんな“甲子園のない夏”が終わろうとしていた頃、小生はあるネット記事に目を留めました。

それは、甲子園の代替として行われた小規模な地区大会の結果を報じたものでした。

日々の努力が報われないことへの無念を思いやってのことか、小生の住む地域では、感染対策を徹底したうえで“ミニ地区予選”的な大会が開催されたそうです。

スポーツをはじめ、人が集まるイベントがバッシングの対象になっていた当時、このような大会が行われていたことにまず驚かされました。

さらに驚いたのは、その大会の結果です。

なんと、県内でも屈指の進学校が優勝したのです🏆

その進学校は、毎年東大・京大・医学部に多数の合格者を送り出すエリート校ですが、野球が強いというイメージはまったくありませんでした。

うろ覚えながら、当時の報道によれば、そのエリート校のエースピッチャーが八面六臂の大活躍を見せたとのこと。

エリート校に現れた麒麟児……まさに文武両道を体現した存在でした。

「もし、コロナ禍がなかったら、彼は甲子園のマウンドに立っていたのでは……」そんな“ifの世界”に思いを巡らせずにはいられませんでした。

あれから数年。

その麒麟児が今どうしているのか気になって調べてみましたが、Googleではよくわかりませんでした(某私立大学の野球部に同姓同名の選手がいるようですが、同一人物かどうかは不明です)。

もしかすると、コロナ禍がなければ、今頃彼はプロ野球や大学野球で注目の的になっていたのかもしれません。

……この話は、野球だけに限りません。

当時、多くの高校スポーツ、さらには芸術系の活動までもが、その舞台を失ったのです。

「運がなかった」と言えばそれまでですが、あのとき失われた若き才能たちの機会損失は、いかほどだったのか――。

そんなことを、今週末はふと考えておりました。



メタル君の「今日の精神医学豆知識!」は、X(旧: twitter)で毎朝8時にアップしております。

X(旧: twitter)民の皆様も、X(旧: twitter)では語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば本記事を是非お読みください!


【今日の精神医学豆知識集!(その147)】

731.精神障害者福祉手帳は精神障害の患者さんを一定程度の障害があると認定することで、自治体や事業者が提供するサービスを利用できるようにする制度だよ。しばらくは精神障害者福祉手帳についてポストするよ。

2025年4月6日

【メタルのおまけ】
精神障害者福祉手帳は1995年(平成7年)からはじまった、比較的新しい制度だよ。一方、身体障害者手帳は1949年(昭和24年)から、療育手帳は1973年(昭和48年)から始まった制度なんだよ。この事実からもわかるように、本邦における精神障害者の支援は遅かったことがわかるね。

↓精神障害者手帳も、かわいいといいですね。


732.精神障害者福祉手帳の対象疾患は統合失調症、気分障害、てんかん、中毒精神病、器質性精神障害、発達障害だよ。神経症やパーソナリティ障害は対象外なんだけど、病状が重度かつ継続的であり、診断書を書く医師が3年以上の精神科経験があれば大抵取得できるよ。

2025年4月7日

【メタルのおまけ】
手帳交付のための診断書は、"精神保健指定医"または"その他精神障害の診断または治療に従事する医師"によって作成されるよ。ちなみに精神障害者福祉手帳には重い順に一級、二級、三級の等級に分類されているよ。障害年金とは別物だから、福祉手帳が二級になっても障害年金も二級になるとは限らないよ。

↓これは、一級ではなく一休さん!


733.精神障害者福祉手帳のメリットは公共料金の割引、所得税や住民税の控除、公営住宅の優先入居、障害者求人への応募など様々あるよ。手帳取得のデメリットは基本ないと言われているけど、住宅ローンや生命保険に加入する場合ハードルは高くなるよ。

2025年4月8日

【メタルのおまけ】
福祉手帳の税控除は所得税・住民税のほかに相続税、贈与税、自動車税なども減免の対象となるよ。生活保護についても、障害者加算(一級および二級)がつくんだよ。ちなみに精神保健福祉手帳の判定でクレームが来るのは三級相当と判定された生活保護者が多いね(保護費がアップするからね)。

↓小生、税金の仕組みは全然わかっておりません!


734.発達障害は精神障害者福祉手帳の対象疾患だけど、知的障害は障害者福祉手帳ではなく療育手帳の対象だよ。ただし知的障害でも易刺激性、興奮、暴力や衝動性を伴う場合は手帳が交付されることもあるよ。

2025年4月9日

【メタルのおまけ】
療育手帳の制度は都道府県によって違うんだよ。例えば、A(最重度)、A(重度)、B(中度)、B(軽度)と4階級に分けている県や、A(重度)とB(重度以外)の二段階わけている自治体もあるよ。ちなみに東京都は1-4度の四段階なんだって。また名称も「療育手帳」以外にも、「愛護手帳」「愛の手帳」「緑の手帳」など様々な呼び名があるよ。

↓発達障害関係の本としては、かなりおすすめです!


735.適応障害は通常6か月を超えないとされているから、長期の生活能力障害を前提とする精神障害者福祉手帳の対象になりにくいよ。手帳の初回発行時は適応障害でもokだけど手帳更新時は”遷延性抑うつ反応”に病名を変更した方がいいよ。

2025年4月10日

【メタルのおまけ】
これは精神障害者福祉手帳”あるある”だね。診断書を書く医師が、前の診断書を単純にコピペして提出する弊害なんだよね。今の日本の精神科関連の診断書は、ICD-10ベースで書かれるから、6か月以上続く適応障害は遷延性抑うつ反応などに病名がかわるんだけど、そのことを知らないドクターもいるよね...。この点を指摘すると、逆切れして、「適応障害が一度治って、また再発した!」と屁理屈をいう医師もいたけど、それなら長期の生活能力障害を前提とする手帳の対象外だよね...。

↓この本、YouTubeで紹介されてましたが、かなり興味深かったです!


【メタル君の考察】

今回は「精神障害者福祉手帳」に関係する精神医学ネタをツイートしたよ!

この手帳の交付で、自治体や事業者が提供するサービスの利用、税金控除など様々なメリットがあるんだけど、その主な目的は「自身の自立と社会参加」なんだよ。

手帳を上手に活用して、障害があるかたも自立できるようになるといいね。

ちなみに精神障害者福祉手帳は2年ごとに更新する必要があるから、執行する前に主治医の先生から発行してもらおうね。

これからもマニアックな精神医学ネタをドシドシと紹介するぞ😆


↓これは冒険者に必要な手帳ですね!


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