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スティーブ・ジョブズがなぜ毎日同じ服を着ていたのか|意思力(ウィルパワー)を守る習慣設計【第3章】

第3章:脳の負担を減らせ——「ウィルパワー」の正体

はじめに

第2章では、
成功者は脳を「自動化」することで
勝手に動ける状態を作っている
というお話をしました。

では、
その「自動化」を起こすための大前提は何か。

それが脳の負担を減らすことなんですね。


3-1:1日に使える「決断エネルギー」は有限だった

突然ですが、
「ウィルパワー」という言葉を
聞いたことがありますか?

意思決定や選択をするための
脳のエネルギーのことなんですね。
研究によると、このウィルパワーというのは
1日に使える量に上限がある
ということが分かってきているんです。

ガソリンタンクと一緒なんですよ。
朝フルタンクだとしても、
使えば使うほど減っていって、
夜には空っぽになっている。

例えばこういう経験ないですか。

昼休みに新しくできたランチの店に行こうとした。
和食にしようか洋食か。
あっちのパスタも美味しそうだし、
コンビニの新商品も気になる。
あれこれ考えているうちになんかもうめんどくさくなって、
結局いつもの定食屋に落ち着いた——。

これ、あなたの優柔不断のせいじゃないんです。
脳がウィルパワーの消費を嫌って
「いつもと同じ選択」に逃げているだけなんですよ。


3-2:スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていた本当の理由

Appleの創業者、
スティーブ・ジョブズが
毎日黒いタートルネックと
ジーンズだったのは有名な話ですよね。

普通の人はこう思うんですね。
「おしゃれじゃないの?」とか
「毎日同じって変じゃない?」とか。

でも違うんですよ。
ジョブズはウィルパワーを理解していたんですね。

毎朝「今日はどの服を着ようか」
と悩む時間と脳のエネルギーを、
服の選択なんかに使いたくなかった。
その分のエネルギーを全部、
本当に重要な仕事の意思決定に使いたかった。

これが彼の答えだったわけなんです。

服を選ぶのに使うウィルパワーも、
大事なビジネスの判断に使うウィルパワーも、
脳からしたら同じコストなんですね。
だから「どうでもいい選択」を
事前に排除することが、
成功への近道だということなんです。

毎朝の習慣を振り返ってみてください。
歯を磨くかどうか悩みますか?
家から駅までの道順を考えながら歩きますか?
そんなことしませんよね。
すでに「自動化」されているから、
ウィルパワーを使わずにできているんですよ。

やるべき行動も、
これと同じ状態にしてしまえばいい。
それだけのことなんです。


第3章まとめ

  • 意思決定に使う脳のエネルギー(ウィルパワー)は1日に使える量が決まっている

  • 小さな選択の積み重ねがウィルパワーを消耗させ、大事な行動ができなくなる

  • スティーブ・ジョブズは「どうでもいい選択」を排除してウィルパワーを守った

  • 習慣化された行動はウィルパワーをほぼ消費しない

次回予告(第4章)
いよいよ具体的な行動メソッドに入ります。
第4章のテーマは
「事前に予定を立てて、選択肢をなくす」。
これが1つ目の方法なんですが、
やり方次第で効果が天と地ほど変わるんですね。
成功者が実際にどうやってスケジュールを組んでいるのか、
明日詳しくお話しします。
では、また明日。

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