三日坊主の本当の原因はハードルの高さにある|「ベビーステップ」で習慣を確実に定着させる方法【第6章】
第6章:「ベビーステップ」——最初の一歩を限りなく小さくする技術
はじめに
第5章では感情を味方につける方法をお伝えしました。
3つ目のメソッドは「作業の分割」
——私はこれをベビーステップと呼んでいます。
これがですね、一見すごく地味なんですが、
実際にやってみると効果が驚くほど強力なんですよ。
6-1:いきなりフルマラソンを走れと言われたらどうしますか?
ちょっと想像してみてください。
運動不足のあなたに、
今日突然こう言われたとします。
「今からフルマラソン、42.195km走ってください」
どうですか?
やる気、湧きますか?
湧かないですよね。
むしろ「無理に決まってる」と笑い飛ばして
終わりだと思うんですよ。
でも
「まず近所を5分だけ歩いてみてください」
と言われたら?
それくらいならできるかな、
という気になりますよね。
これがですね、
脳の本音なんです。
ゴールが遠すぎると、
脳はエネルギーの浪費を恐れて
「最初からあきらめる」
という判断を下してしまうんですね。
やる気がないんじゃなくて、
脳が自分を守ろうとしているだけなんです。
やるべき仕事や勉強も、
まったく同じことなんですよ。
副業の勉強を「毎日2時間やる」
と決めた瞬間に、脳の中では
「42kmを走れ」と言われた時と
同じ反応が起きているんですね。
だから続かない。
三日坊主になる。
自分を責める。
このループの正体は、
ゴール設定が遠すぎることにあったんです。
6-2:私がランニングを続けられた理由
昔の話を少ししますね。
ダイエットを決意した私が最初にやったのが、
毎朝のランニングだったんですよ。
でもこれが続かない。
続かない続かない。
目標は「毎朝30分走る」。
最初の3日間はなんとかこなせた。
でも4日目の朝、
目覚ましが鳴った瞬間に
脳みそが全力で言ってくるんですよ。
「寒い」
「眠い」
「昨日も頑張ったし今日くらいいいだろ」と。
そこで私がやったことはシンプルでした。
「とりあえずランニングウェアに着替えるだけでいい。
それ以上は何も考えない」
走る距離も、タイムも、カロリーも一切考えない。
玄関のドアを開けることすら考えない。
ただ「ウェアに着替える」
というハードルだけを
クリアすることだけを目標にしたんですね。
そうすると不思議なことが起きるんです。
ウェアに着替えてしまえば、
なんかもう外に出るかという気になる。
外に出たら、まあ少しくらい走るかという気になる。
気づいたら20分走っていた、
なんてことが普通に起きてしまうんですよ。
人間って、始めてしまえば
そのまま続けられる性質があるんですね。
問題は「始めるまで」だけなんです。
だからまず、
最初のハードルを限りなく低くする。
副業の勉強なら
「パソコンを開いてファイルを1つ作るだけ」。
読書なら「本を手に取って1ページだけ開く」。
そしてランニングなら「ウェアに着替えるだけ」。
そこから先のことは、
考えなくていいんですよ。
第6章まとめ
作業の量や難しさが見えると、脳は最初から「無理」と判断してしまう
最初のハードルを限りなく低く設定することが最重要
一度始めてしまえば、惰性で続けられる(起動摩擦を下げる)
「完璧にやる」ではなく「とにかく始める」にフォーカスする
次回予告(最終章)
第7章はこの7日間の総まとめです。
3つのメソッドを
「どう日常に組み込むか」の実践プランと、
それを習慣に変えるための
最後の秘訣をお伝えします。
最終章を読み終えた時、
あなたは「何から始めるべきか」が
完全に見えているはずです。
それではまた明日。
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