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「ブランドの“らしさ”とは何か?」マーケティングの深掘り・メタ認知編⑤前編

「ロゴや色づかいだけがブランドじゃない。第5話では、“この会社(あるいはコミュニティ)ならでは”とユーザーに思ってもらう“らしさ”をどう確立するかに迫ります。スローガンだけでなく、商品設計、スタッフ対応、SNS発信などあらゆる接点の一貫性が“本物感”を生む鍵。企業視点から見てぶれないブランドの核をどう育むか、じっくり考えてみましょう。」

●マーケティング深掘り・メタ認知編

「なぜあのマーケティングは失敗したのか?」
「市場のトレンドを見抜く分析力」
「マーケティングの誤算!ターゲット分析の落とし穴」
「成功するブランドの共通点を探る」
「ブランドの“らしさ”とは何か?」
「社会と共に進化するマーケティング」
総仕上げ:「メタ認知的マーケティングの全貌——学んだすべてを繋ぎ、未来を拓く最終レッスン」

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今回は"らしさ"がテーマです!色々な格好でお届けします

取り戻せない一致感、ユキの戸惑い

 都心のビル群が朝の光を跳ね返す中、社会人2年目のOLであるユキは、いつものようにエレベーターで会社のフロアへ向かっていた。ここ数週間、彼女の部署では“メタ認知編”と称してマーケティングを深く学び、「失敗事例の分析」「トレンドの見抜き方」「ターゲット分析の落とし穴」「成功ブランドの共通点」などを次々とテーマに取り上げてきた。その成果は少しずつ現れつつあるが、また新たな課題が浮上したようだ。

 ユキがデスクに座った途端、上司がやって来る。「ユキ、この前のSNSキャンペーンも成果は出たけど、どうも‘うちのブランドのらしさ’が曖昧だって声がある。顧客から『結局、あの会社は何を大切にしてるの?』と聞かれてもはっきり答えられない社員が多いらしくて……“ブランドのらしさ”をきちんと確立したいんだ。何かアイデアないか?」と問いかける。

 ユキは瞬時に身構える。「うちは確かに‘あなたの暮らしを、ずっと支える’を掲げてますけど、実際どんな価値観や個性を持ってるか、まだ曖昧かもしれません。ナイキやアップル、スタバみたいな大企業は‘コアメッセージ’だけじゃなく、その世界観を徹底していて、 ‘らしさ’がすごく明確ですよね……」とぼやく。上司は「そうなんだ。だからメタ認知を使って‘うちのブランドらしさって何か’を整理してくれないか? 今まで学んできたノウハウを活かせば見つけられるはずだ」と期待を寄せている。

 昼休み、社内のカフェスペースで同僚に愚痴をこぼす。「ブランドの‘らしさ’……抽象的ですよね。デザインやロゴを変えればいいわけでもないし、うさぎ先生にまた相談してみようかな」と悩む。
 先輩も「俺らも ‘この会社にしかない強み’と聞かれると、何だろうって考えちゃう。とりあえず品質とかサポートがウリだけど、それって他社も言ってるよね」と苦笑。

 ユキは「そうなんです……ちょっと家に帰って先生と話してみます」と決意した。

 夜、ユキがアパートのドアを開けると、リビングのソファには羊羹を頬張りながらテレビを見ているうさぎ先生の姿。ユキは靴を脱ぐなり、「先生、ただいま。今度は『ブランドの“らしさ”とは何か?』を探ることになってしまいました……会社が‘うち独自の個性’を確立したいらしいんです。どうやって見つければいいのやら」と相談する。先生は穏やかにテレビを消し、「おかえり、ユキくん。ブランドアイデンティティをしっかり作り上げる段階に来たんだね。

 ここでもメタ認知が効く。

 企業が内側から見た‘らしさ’と、外から見た印象をすり合わせる必要がある」と微笑む。
 ユキは「ああ、また難題だけど、お願いします、先生!」と気合いを入れるのだった。


原宿系個性派スタイル

企業視点から探る“らしさ”――アイデンティティはどう築く?

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