『タバCO₂ダイエット』目次
こちらは初稿です。ここからコンセプトはそのものに私自身の立場で大幅に書き直しをしたものがkindle版になります。

まえがき
前作『カーボン・ダイエット』から『タバCO₂ダイエット』へ
なぜ「禁煙」と「脱炭素」なのか
変化のステージモデル(TTM)の力
喫煙者の皆さまへ、禁煙成功者の皆さまへ
序章 二つの依存、二つの解放
タバコと化石燃料 — 私たちが手放せないもの
個人の禁煙と企業の脱炭素:驚くほど似ている挑戦
副流煙と炭素排出:出した人より周りが迷惑な話
本書の読み方:あなたの現在地を見つけながら進む旅
【読後のあなた】 自分と会社の「変化のステージ」が分かり、次の一歩が見える
第I部 あなたと会社の変わる力
まずは身近なところから — 個人・企業レベルの行動変容
【この部を読むと】 変化の5段階すべてを体験的に理解し、今の自分にぴったりの戦略が手に入る
第1章 「まだ大丈夫」? その"まだ"が一番危ない
前熟考期 — 問題を見えなくする魔法の言葉
【タバコなら】 「健康診断は正常だし、まだ若いし...」
【CO₂なら】 「うちの会社は小さいから、まだ関係ないし...」
なぜ危険信号に気づかないのか:都合の良い情報だけ見る技術
「否認」という名の心の防御システム
転機のサイン:ハッとする瞬間はいつ来る?
【読後のあなた】 「問題ない」と思っている人への効果的なアプローチが分かる
第2章 心の中で天秤がゆれるとき
熟考期 — 変わりたいけど、変われない複雑な心境
【タバコなら】 「やめたいけど、ストレス発散できなくなる...」
【CO₂なら】 「環境は大事だけど、コストが...売上が...」
変化の「メリット vs デメリット」の永遠の天秤
現状維持バイアス:「今のままが一番楽」の甘い誘惑
次のステップ:「いつやるか?今でしょ」の計画術
【読後のあなた】 迷っている人(自分含む)の背中を効果的に押せるようになる
第3章 よし、やってみよう!
準備期 — 本気モードの助走期間
【タバコなら】 禁煙開始日を決めて、ライターを全部捨てる
【CO₂なら】 脱炭素ロードマップを描き、推進チームを結成
小さな目標から始める階段設計:いきなり頂上は見ない
味方を作る、環境を整える:一人で頑張らない技術
成功の鍵:最初の小さな達成感が次のやる気を生む
【読後のあなた】 失敗しない準備の仕方と、挫折を防ぐ環境づくりができる
第4章 始めてみたら、こんなはずじゃ...
実行期 — "最初の3日間"をどう乗り切るか
【タバコなら】 イライラ、集中できない、無性に吸いたい!
【CO₂なら】 売上への影響、社内の反発、「本当に効果あるの?」
つらい時期の乗り越え方:完璧主義は禁物
新しい習慣で置き換える技術:空白は埋めるもの
持続のコツ:「失敗=終了」ではない
【読後のあなた】 最も挫折しやすい時期を乗り切る具体的な方法を体得
第5章 新しい自分、新しい会社に出会った日
維持期 — 元には戻らない生き方を手に入れる
【タバコなら】 「私、禁煙者です」と胸を張れる日々
【CO₂なら】 「私たちは持続可能な会社です」という誇り
リバウンドの罠を避ける方法:「1回くらい」の魔力
新しいアイデンティティの力:「〇〇な人」になる
長続きの秘訣:「やらされ感」から「やりたい気持ち」への転換
【読後のあなた】 変化を一時的でなく、永続的なものにする秘訣を習得
第II部 みんなで変わる大きな流れ
社会が動くとき — 制度と文化の行動変容
【この部を読むと】 社会変革の流れを読み、その波に乗って個人や企業の変化を加速できる
第6章 「個人の問題でしょ?」という便利な逃げ道
社会の前熟考期 — 責任転嫁という名の現実逃避
【副流煙なら】 「嫌なら近寄らなければいい、自己責任」
【CO₂なら】 「企業努力と個人の意識の問題、政府は関係ない」
なぜ社会問題を個人の責任にしたがるのか
構造的な問題が見えなくなる巧妙な仕組み
気づきの始まり:被害者の声が届くとき
【読後のあなた】 社会の「無関心」を「関心」に変える働きかけができる
第7章 データが暴いた不都合な真実
社会の熟考期 — 科学が「言い訳」を封じた瞬間
【副流煙なら】 受動喫煙の健康被害が次々と判明
【CO₂なら】 気候変動と経済損失の因果関係が明確に
データが社会の認識を変える決定的瞬間
専門家とメディアが果たす「翻訳者」の役割
世論の転換点:「もう無視できない」
【読後のあなた】 効果的なデータ活用で世論を動かす技術を身につける
第8章 法律を変える前の下ごしらえ
社会の準備期 — みんなで合意を作る長い道のり
【副流煙なら】 分煙から禁煙へ、段階的な合意形成
【CO₂なら】 カーボンニュートラル政策への社会的機運醸成
利害関係者の調整という名の壮大な根回し
小さな実験から大きな制度へ:パイロット事業の威力
政治の出番:リーダーシップが歴史を動かす瞬間
【読後のあなた】 制度変革に向けた機運づくりの実践的手法が分かる
第9章 法律が変わった日の現場は大混乱
社会の実行期 — 制度変革と現実のギャップ
【副流煙なら】 健康増進法の段階的施行と現場の戸惑い
【CO₂なら】 カーボンプライシング導入初日の企業対応
新しいルールの浸透戦略:アメとムチのバランス
反対勢力とどう向き合うか:対話 vs 強制執行
成功の条件:厳しさと優しさの絶妙なさじ加減
【読後のあなた】 制度変革期の混乱を最小化し、変化を定着させる方法を習得
第10章 「昔はそうだったんだって」の世界
社会の維持期 — 新常識がこの世の当たり前になるまで
【副流煙なら】 「昔はレストランでタバコが吸えたんだって」
【CO₂なら】 「昔は環境コストを考えずに経営してたんだって」
新しい常識が根づくプロセス:時間が解決する力
次の世代への価値観の継承:教育の役割
持続する力:制度と文化の好循環サイクル
【読後のあなた】 一時的な変化を永続的な社会変革にする長期戦略が描ける
第III部 一人の力、みんなの力をつなぐ
小さな変化の大きな波紋
【この部を読むと】 個人・企業・社会の変化を連動させ、変革を加速する「仕掛け人」になれる
第11章 あなたの禁煙が世界を変える?
ミクロとマクロの相互促進 — バタフライ効果の現実
【実例:楽天の禁煙宣言が業界に与えた衝撃】 2020年、楽天が全社禁煙を発表したとき、IT業界に何が起きたか
【実例:パタゴニアの「地球が唯一の株主」宣言】 一企業の決断が、どのように業界全体の環境意識を変えたか
一人の行動変容が社会を動かすメカニズム:小石の波紋理論
社会制度があなたの背中を押す仕組み:追い風活用術
変革の連鎖反応:善意のバタフライ効果を起こす方法
【読後のあなた】 自分の小さな変化を大きな社会変革につなげる戦略が身につく
第12章 タイミングがズレてるときの処世術
段階不一致への対応戦略 — "空気を読む"変革の技術
【実例:トヨタの環境経営「早すぎた」プリウス】 社会がまだ準備期にない時代に実行期に入った企業の戦略
【実例:テスラの「遅すぎない」市場参入】 社会の熟考期に合わせて準備期を開始した企業の成功
あなたは準備万端、でも会社は無関心:一人先行型の戦略
社会は脱炭素一色、でもあなたは半信半疑:周回遅れ型の戦略
戦略的アプローチ:相手のペースに合わせつつ、背中を押す技術
【読後のあなた】 個人・企業・社会の段階のズレを活用して変革を促進できる
第13章 社会が一気に動く瞬間を狙い撃ち
変革の加速化 — ティッピングポイント創造術
【実例:禁煙ブームを生んだ「たばこ税上げ」の絶妙なタイミング】 価格政策と健康意識の向上が重なった2010年代前半の変革
【実例:RE100が作った脱炭素の臨界点】 Apple、Google、Microsoftの参加が業界全体を変えた瞬間
少数派から多数派へ:臨界点を超える15%の法則
Early Adoptersから主流への拡散:イノベーション普及の科学
実践ガイド:変革リーダーとして今日からできる7つのこと
【読後のあなた】 ティッピングポイントを見極め、変革の波を起こす仕掛け人になれる
終章 一本のタバコをやめるように、1tのCO₂を減らすことから
2024年春、東京・丸の内のオフィス街
午前9時、エレベーターホールで立ち話をしている二人の会社員。一人は手に持ったタバコを見つめ、もう一人は昨夜作成した脱炭素計画書を抱えている。
「もう、やめるか...」 「そうですね、年間1t削減から始めてみましょうか...」
二つの小さな決意が、この朝、静かに生まれた。
一人は最後のタバコを携帯灰皿に押し付け、もう一人は「年間1t削減」と書かれた計画書を上司に提出するためエレベーターに乗り込んだ。どちらも知らない。自分たちの小さな一歩が、やがて大きな変革の波になることを。
統合された脱炭素社会への道筋
禁煙成功者が教えてくれる脱炭素戦略の極意
あなたの健康と地球の健康は実は同じもの
今日から始まる、あなた発の多層的変革ストーリー
「変わる」って、案外悪くない。そして、案外簡単に始められる。
【読後のあなた】 明日から「変革の仕掛け人」として、自信を持って一歩を踏み出せる
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