【女子ひとり旅】トロント、モントリオール、ケベックシティを巡る6日間 vol.10|Day 3 後編:モントリオールでベーグル食べ比べ。自転車だからできた寄り道だらけの旅!
2024年6月に訪れたカナダの旅行記です。
全体の旅程は、1つ目の記事をご覧ください!
Day 3中編は、1つ前の記事をご覧ください!
シェアチャリを活用して、機動的な旅を!BIXI Montréal。
Day 3の午前中は徒歩で回っていたのですが、午後に回りたい場所は旧市街からは少し離れたエリアでした。
地下鉄やバスももちろんあるのですが、今回の旅では、街を歩いていて気になっていた、シェアサイクルのBIXI Montréalを使ってみることに!これが大活躍でした。
最初は都度払いプランにしようかとも思ったのですが、料金を見て考え直しました。というのも、都度払いだと乗るたびにUnlock Feeが1.60カナダドルかかり、さらに利用時間1分ごとに0.21カナダドルが加算されます。
そこで購入したのが1か月のパス。料金は当時で約22カナダドル。
正直、「ほぼ今日しか使わないのに(翌日は雨予報だし)、月額プランはやりすぎかな?」とも思ったのですが、結果から言うと大正解でした。
この日の午後だけで、なんと8回も自転車を利用。1回あたりの乗車時間は短いもので15分、長いものでも24分程度だったのですが、もし都度払いにしていたら、
15分利用 × 8回 → 約38カナダドル
24分利用 × 8回 → 約53カナダドル
程度になっていた計算です。
つまり、たった半日で月額料金の22カナダドルを大きく上回っていたことになります。
しかも、都度払いだと毎回「あと何分だろう?」と時間を気にしながら乗ることになるのですが、月額プランにしていたおかげでそのストレスもなし。「ちょっと気になる場所があるから寄ってみよう」が気軽にできるのも大きなメリットでした。
実際に使ってみると、自転車ステーションは街のあちこちに設置されていて、アプリの操作も非常に分かりやすい。初めて使う旅行者でもほとんど迷うことはありませんでした。

そして何より驚いたのが、モントリオールの自転車インフラの充実ぶり。自転車専用レーンがしっかり整備されていて、交通量の多いエリアでも比較的安心して走ることができます。

徒歩でも地下鉄でも見えない景色が次々と現れて、「この街、自転車で回るとこんなに楽しいんだ」と何度も思いました。
もともと旅先で自転車や電動スクーターに乗るのが大好き。旅先で風を切りながら走る時間は、それだけで少し特別です。今回のモントリオールでは、観光スポット以上に、この自転車で街を駆け抜けた時間が印象に残っています。BIXIは単なる移動手段ではなく、モントリオールという街を好きになるきっかけのひとつでした✨
ベーグルの街、モントリオール
自転車という機動的な移動手段を見つけた私。次に向かうは2件の有名ベーグル店です!
今回の旅の事前調査をしているときに知ったのですが、モントリオールは実は「ベーグルの街」としても知られているようなのです。そのルーツは19世紀後半から20世紀初頭にかけて東欧から移住してきたユダヤ系移民たち。彼らが持ち込んだベーグル文化がこの街に根付き、独自の進化を遂げたのだとか。
モントリオール式ベーグルは、生地を蜂蜜入りのお湯で茹でてから薪窯で焼くのが特徴。ニューヨークのベーグルよりも小ぶりで、表面は香ばしく、中はほどよくもちっとした食感です。地元の人々にとっては日常食ですが、そのおいしさは観光客にも広く知られており、「ニューヨーク派かモントリオール派か」という論争が起こるほど。
ニューヨーク在住として、ニューヨークのベーグルがどれだけおいしいかは身をもって知っています。モントリオールベーグルVSニューヨークベーグルの勝負をしないわけにはいきません!
1件目:Fairmount Bagel
まず訪れたのは、モントリオールを代表するベーグル店のひとつである Fairmount Bagel。
1919年創業といわれる老舗で、「モントリオールで最も古いベーグル店」として知られています。店内では今でも伝統的な製法でベーグルが作られており、蜂蜜入りのお湯で茹でた後、薪窯で焼き上げられます。観光客向けの華やかなベーカリーというよりは、地元の人たちが日常的に利用する町のベーグル屋さんといった雰囲気。店舗自体は決して大きくありませんが、モントリオールのベーグル文化を語るうえで欠かせない名店です。

私が購入したのは、ブルーベリー(もしくはクランベリーだったかもしれない……)入りのベーグル。値段は確か1個1.5カナダドルほどで、今どき驚くほどリーズナブルです。

お店の中にイートインスペースはなく、基本的には買って持ち帰るスタイル。ただ、店の外にはベンチがあったので、せっかくなら焼きたてを食べてみることにしました。
そして、これが想像以上においしい。
まず温かい。しかも、かなりもちもち。そして甘い。
といっても、お菓子のような甘さではありません。噛むたびにじんわり広がる、蜂蜜由来なのか生地そのものなのか分からない、自然でやさしい甘さ。これがなんともクセになります。
正直、ベーグルに対してそこまで強いこだわりはなかったのですが、一口食べた瞬間に「モントリオールベーグル、やるなあ……」と思ってしまいました。焼きたて補正はあるにしても、これは人気になるのも納得。モントリオールを訪れたら、一度は食べてみる価値があると思います。

2件目:St-Viateur Bagel
モントリオールのベーグルを語るうえで、もう一軒外せないのが St-Viateur Bagel。
1957年創業の老舗で、先ほど紹介したFairmount Bagelと並び、モントリオールベーグルの二大巨頭ともいわれる存在です。地元の人たちの間でも「どちらが好きか」で意見が分かれるほどで、モントリオールを訪れたベーグル好きなら両方食べ比べるのがお約束。もちろん私も、ベーグルのはしごをしてみることにしました。

こちらで選んだのは定番のセサミベーグル。

これがまた、おいしい。
一口食べると、まずセサミの香ばしさがふわっと広がります。そして、その後にやってくるモントリオールベーグル特有のほんのりした甘さ。さらにもちもちの食感。
ニューヨークのベーグルも好きなのですが、正直あちらは一つ食べるとかなり満足感があって、「しばらくベーグルはいいかな……」となりがちです。
でもモントリオールベーグルは違いました。
小ぶりなサイズ感もあるのでしょうが、食べ終わったあとに「もう一個いけるな」「また明日も食べたいな」と思ってしまうのです。
ベーグル店をはしごするなんて自分でも少し驚きましたが、実際に食べてみると、その理由がよく分かりました。
実はこのSt-Viateur Bagel、モントリオール市内に複数の店舗があります。私はその後、St-Viateur Bagel & Café Mont-Royal にも足を運んでみました。
こちらはベーグルを購入するだけの店舗とは異なり、イートインスペースを併設したカフェスタイル。サーモンやクリームチーズを挟んだサンドイッチ系のベーグルも販売されています。

私が訪れたときはかなりの人気ぶりで、なんと店の外まで長蛇の列。それでも回転は早く、思ったほど待たずに入店できました。
ただ、この時点で私はすでにベーグルをかなり食べていたこともあり、ここではフレッシュオレンジジュースを注文。確か当時は現金のみ(もしくはデビットカードのみ)だった記憶があり、手持ちの現金がほとんど残っていなかったことも理由の一つです。

それにしても、自転車で市内を走り回った後のフレッシュオレンジジュースのおいしいこと。のどがカラカラだったこともあって、ベーグルに負けないくらい満足度の高い一杯でした。
そして個人的に見逃せなかったのが、St-Viateur Bagelのグッズ。これが本当にかわいい。
ロゴ入りのTシャツやトートバッグなどが販売されていて、ベーグル店のグッズとは思えないほどセンスが良いのです。
気付けばしっかりお買い上げ。

食べておいしい、見て楽しい、そして旅の思い出まで持ち帰れる。モントリオールのベーグル文化を満喫した一日になりました。
ちなみに私の中でのニューヨークベーグルVSモントリオールベーグルの対決。勝者は、
モントリオールベーグルです。
私としては、なんといってもあの自然な甘さともちもち感がやみつきになるというかなんというか。食べた後、今ベーグル食べたんだよね!?と疑うくらいの軽い感じで食べれてしまう感じ(でもちゃんとお腹いっぱいになる)が、たまらなく好きでした。

おススメ両替所、Bureau de change Lucky Chan inc.
ちなみにモントリオールでの両替は、こちらがおすすめ。
市内中心部からはかなり離れているのですが、自転車があったおかげですんなりいくことはできましたし、レートがかなりよかったです(逆にちょっと怪しいかなと思うくらい、レートがよかったです)。レートがいいことを皆さん知っているのか、両替所には結構な待ち列ができていて、10分くらいは並びました。
翌年にモントリオールに行った際にもこちらの両替所を利用したくらい、お気に入りの両替所。翌年の旅行ではバスで行ったのですが、電車・バスを使っても市内中心部からスムーズにアクセスできたという記憶です💡

夜ご飯はスーパーIGAで地元のものを!
ベーグル店を2件ハシゴして、両替所にも行き、そこから再度旧市街エリアに戻り、シルクドソレイユのチケットを買いに行きました(詳細は1つ前の記事をご覧ください!)。
歩き回り、自転車乗りまくり、結構疲れたので、今日の夜ご飯はホテルでしっぽり食べたいな、と思い、夜ご飯は地元のスーパー、IGAのダウンタウンに近めな店舗で調達することに!
IGAはカナダで広く展開しているスーパーマーケットチェーンで、モントリオール市内にも何店舗かあります。食料品はもちろん、惣菜やお酒、お土産まで幅広くそろう、地元の人たちの生活を支える存在です。
私が立ち寄ったダウンタウンに近い店舗は、立地もあって観光客がよく来るのか、メープルシロップやクッキーなどの定番土産も豊富でした。お土産探しにも意外と便利なスポットです。
この日の夜ご飯として購入したのは、ポテトチップス、野菜スティック、そしてフランス語圏のモントリオールらしくパテ(それからビール)。

このパテがびっくりするくらい安くて美味しかったのです。濃厚なのにしつこくなく、単品でもどんどん食べられてしまう感じ。ホテルでビールを飲みながらつまむには最高の組み合わせでした。
ちなみにパテ売り場は、私が今まで訪れたどのスーパーよりも充実していました。アヒル?型のパテもありました。

そして、ビール売り場にも驚かされました。

スーパーとは思えないほど種類が豊富で、見たことのない銘柄がずらり。しかもパッケージがおしゃれなものばかりで、思わずラベル買いしたくなってしまいます。
後で調べてみると、モントリオールはクラフトビール文化がかなり盛んな街らしく、市内には数多くのマイクロブルワリーやブルーパブが点在しているそうです。地元の観光局でもクラフトビール巡りをおすすめしているほどで、ビール好きにはたまらない街なのかもしれません。次は地元のブルワリーにも行ってみたいなと思いました🍺
そんなこんなで非常に濃い1日が終わりました。お天気にも恵まれて大満足の日!明日がモントリオール最終日。まだまだこの街を楽しみつくします!
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