“音と記憶の間に” — ひとりごとの記録 [シリーズ扉]
― 何でもない瞬間にだけ、心が小さく動くことがある。―
大事な場面では何も起きないのに、
どうでもいい瞬間だけこちらの記憶に勝手に居座ったりする。
昔、誰かに言われた言葉が不意に戻ってくることがある。
別れ際の友人の表情が、何かを言いかけていたように見える日もある。
そんな些細なことが、なぜか心に小さく引っかかったりする。
深刻ではないが、無視もできない。
どうでもいいのに、なぜか気になる。
この連載「音と記憶の間に — ひとりごとの記録」は、
そんな小さな気配をすくい取り、
そっと机の上に置いていくためのノートです。
結論を急がず、意味を決めつけず、
その日の自分の感覚のままに書いています。
連続性はまったくないので、好きなときに、
好きなところだけ読んで下さい。
日常のどこかに紛れ込んだほんの少しの揺れが、
あなたのどこかにふっと触れたなら、
それだけで私は満足です。
はじめての方へ。
もし1本だけ読むなら、この中から選んでください。
■ 更新の気配
気づかないうちに、同じ場所をぐるぐる回っている気がすることがある。
前に進んでいるつもりなのに、どこかで昔の自分に戻っているような感覚。
■ メロディの消えた駅
毎日通っていたはずの場所から、ある日、音が消えていることに気づく。
それまで当たり前にあったものほど、なくなって初めて見えてくる。
■ ありがとうの反対語
「ありがとう」の反対は何か。
あるのが当たり前だと思った瞬間、見えなくなってしまうものがある。
このシリーズはゆっくり続きます。
*はじめてこのシリーズを開いてくださった方へ。
このnote全体の読み方や、各シリーズの関係は、
「記憶の前で ― 入門篇」にまとめています。
よければフォローしてお付き合いください。
✒筆者関連シリーズ
いいなと思ったら応援しよう!
共感でも、違和感でも。
何かが残ったなら、それで本望です。
サポートは次の一行のために。