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条文サーフィン~前文の波を乗りこなせ!!~<第28回>「水循環基本法」

読み易さは正義!!
読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
条文サーフィン」。

条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。




条文サーフィン

【前文】編の

はじまり、はじまり。




前文は何を語ってきたか?

そして今、

前文は何を語りかけているか?




※この連載は週3回(月・水・金)の投稿です。




さて今回は、
水循環基本法(平成二十六年法律第十六号)」の前文です。


では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めましょう!!




〇水循環基本法(平成二十六年法律第十六号)


 ※前文は次の5つの項から成ります。


 水は生命の源であり、絶えず地球上を循環し、大気、土壌等の他の環境の自然的構成要素と相互に作用しながら、人を含む多様な生態系に多大な恩恵を与え続けてきた。また、水は循環する過程において、人の生活に潤いを与え、産業や文化の発展に重要な役割を果たしてきた。

  水は
   ↓
  生命の源であり、
   ↓
  絶えず地球上を循環し、
   ↓
  大気、土壌等の
   ↓
  他の環境の自然的構成要素と相互に作用しながら、
   ↓
  人を含む多様な生態系に
   ↓
  多大な恩恵を与え続けてきた。

  また、
   ↓
  水は
   ↓
  循環する過程において、
   ↓
  人の生活に潤いを与え、
   ↓
  産業や文化の発展に
   ↓
  重要な役割を果たしてきた。


 特に、我が国は、国土の多くが森林で覆われていること等により水循環の恩恵を大いに享受し、長い歴史を経て、豊かな社会と独自の文化を作り上げることができた。

  特に、
   ↓
  我が国は、
   ↓
  国土の多くが森林で覆われていること等により
   ↓
  水循環の恩恵を
   ↓
  大いに享受し、
   ↓
  長い歴史を経て、
   ↓
  豊かな社会と独自の文化を
   ↓
  作り上げることができた。


 しかるに、近年、都市部への人口の集中、産業構造の変化、地球温暖化に伴う気候変動等の様々な要因が水循環に変化を生じさせ、それに伴い、渇水、洪水、水質汚濁、生態系への影響等様々な問題が顕著となってきている。

  しかるに、
   ↓
  近年、
   ↓
  都市部への人口の集中、
   ↓
  産業構造の変化、
   ↓
  地球温暖化に伴う気候変動等の
   ↓
  様々な要因が
   ↓
  水循環に変化を生じさせ、
   ↓
  それに伴い、
   ↓
  渇水、洪水、水質汚濁、生態系への影響等
   ↓
  様々な問題が顕著となってきている。


 このような現状に鑑み、水が人類共通の財産であることを再認識し、水が健全に循環し、そのもたらす恵沢を将来にわたり享受できるよう、健全な水循環を維持し、又は回復するための施策を包括的に推進していくことが不可欠である。

  このような現状に鑑み、
   ↓
  水が人類共通の財産であることを再認識し、
   ↓
  水が健全に循環し、
   ↓
  そのもたらす恵沢を将来にわたり享受できるよう、
   ↓
  健全な水循環を維持し、又は回復するための施策を
   ↓
  包括的に推進していくことが
   ↓
  不可欠である。


 ここに、水循環に関する施策について、その基本理念を明らかにするとともに、これを総合的かつ一体的に推進するため、この法律を制定する。

  ここに、
   ↓
  水循環に関する施策について、
   ↓
  その基本理念を明らかにするとともに、
   ↓
  これを総合的かつ一体的に推進するため、
   ↓
  この法律を制定する。



(※水循環基本法=令和3年9月1日現在・施行)



以上が、「水循環基本法(平成二十六年法律第十六号)」の前文です。

ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。




ここだけの話。
テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「疑問」に答えてくれる「テキスト」が”大切な宝物”となります。




イチから条文を読まないから、

速く読めて理解できる。

それが「条文サーフィン」。

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☆~過去の連載記事(まとめ)から~☆
















<こっそり☆おまけの穴埋め問題>

[水循環基本法]

〔問 題〕次の前文三項中の(    )内に入る語句は何か。

 しかるに、近年、都市部への人口の集中、産業構造の変化、(       )に伴う気候変動等の様々な要因が水循環に変化を生じさせ、それに伴い、渇水、洪水、水質汚濁、生態系への影響等様々な問題が顕著となってきている。

〔解 答〕

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( 地球温暖化 )でした。

 しかるに、近年、都市部への人口の集中、産業構造の変化、( 地球温暖化 )に伴う気候変動等の様々な要因が水循環に変化を生じさせ、それに伴い、渇水、洪水、水質汚濁、生態系への影響等様々な問題が顕著となってきている。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!

ではまた。(^^)/

行雲流水(こううんりゅうすい)。




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