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地方で豊かに暮らすって、こういうことだった

「地方ってさ、ぶっちゃけなにもないよね」

そう友達から言われた時、わたしは何も言い返せませんでした。

高校時代まで関東にいたわたしは、祖父母が住む田舎に帰省すると、心地よさを感じていたんです。都会の喧騒とは違う、ゆっくりした時間。そこが好きでした。

でも言語化できていなかったんだと思います。

その「心地いいな」という感覚を、友達の「何もない」という言葉の前では、主張することができなかった。世間一般の「地方=不便」「地方=足りないもの」という方程式に、自分の感覚が呑み込まれてしまっていました。

そのわたしが鳥取にIターンすることになったのは、かなり「たまたま」に近かった。最初から地方移住を強く希望していたわけではないんです。

でも実際に住んでみて、あの時言語化できなかった何かが、少しずつ明確になっていく感覚を覚えました。

気がつくと、「ないもの」を数える習慣は、どこかに行ってしまっていました。

「あるもの」に気づくまでに、時間がかかった

鳥取に来て最初に気づいたのは、食べ物の豊かさでした。

肉もうまい。魚もうまい。野菜もうまい。牛乳もうまい。米も梨も果物も、どれもおいしい。これらを「食材の平均点が高い」と表現する人もいますが、まさにそれです。毎日のご飯が、本当に美味しい。

この「当たり前」が、実はすごく贅沢なんだということに、関東にいた時には気づきませんでした。

さらに身近に温泉と豊かな自然があるということ。

ジョギングして、そのまま温泉に入って帰る——そんな生活が普通になっていきました。

東京にいる友達にこの日常を話すと「え、それ毎日できるの?うらやましい」と言われたんです。そこで初めて、これは「当たり前」じゃなくて、「鳥取という環境に恵まれている」んだということに気づきました。

もう一つ。関東出身のわたしにとって、意外だったのが交通のアクセスです。

鳥取には県内に空港が2つあって、東京便も1日5〜6往復ある。「仕事で東京出張が必要」という時でも、リモートワークが中心なら「今日は鳥取で仕事して、夜便で東京に移動」みたいなことが普通にできるんです。

「地方=不便」という固定観念は、こうして一つ、また一つと、崩れていきました。

人との距離感が近い、ということ

鳥取にいて気づいたのは、人との距離感が違うということです。

別に東京がギスギスしていると思うわけではないんですが、鳥取の方が距離感が近いんだと感じます。

移住して、わたしは世代を超えた仲間を作ることができました。そしてその仲間に助けてもらったり、逆に助けてあげたり。子どもができると、今度は子どもを通じた人間関係も豊かに広がっていくのを感じています。

一緒にお買い物に行ったお店の人とも、心温まる会話が広がる。

人がせかせかしていないから、ほっとする。

これもまた、鳥取に「あるもの」なんじゃないか。

食べ物の豊かさ、自然の豊かさ、そして人間関係の豊かさ。

こうした「あるもの」たちが、わたしの生活を満たしています。

「ないもの」を見つめるのをやめたら

「地方で豊かに暮らす」ってどういうことなんだろう。

わたしはそれを「ないもの」を数えることじゃなくて、目の前にある「あるもの」を存分に楽しむこと。そして、その「あるもの」を一緒に発見してくれる仲間がいること。なんじゃないかって考えるようになりました。

あの時、友達に「何も言い返せなかった」自分。

その自分が今、わたしのnoteで「鳥取のあるもの」を、これからもずっと発信していこうと思っています。

もしあなたも「地方移住ってどうなのかな」「地方ってやっぱり不便?」という疑問を持っていたら。

あるいは、わたしのように「いいな」と感じているのに、言葉にできていない何かを持っていたら。

ぜひ、わたしのnoteに来てください。

これから増えていく、鳥取の「あるもの」たち。

あなたの地域にもきっと、似たような「あるもの」があるはず。

そんなふうに、地方と世界がつながるヒント。

ここで一緒に、見つけていきましょう。


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