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週刊やわらか返信室 第6号「途中までは順調でした」

皆様、こんにちは。

今週も編集部では、
どうでもいいことに、
それなりの時間を使いました。

その一部を、
今週号としてまとめています。

それでは、
今週号をお届けします。


今週のインタビュー No.3 ジュンペイ

ジュンペイ(じゅんぺい)

2000年生まれ。25歳。

東京都出身。

K-POP四大事務所のひとつ、
GOGOエンターテインメント所属。

同事務所初の日本人メンバーとしてデビュー。

7人組グループ 「恐竜時代」 のメインボーカル。

現在はソロアーティストとしても活動している。

初のソロアルバム 『信号待ちの拍手』 が話題となり、

続く2ndアルバム 『途中までは順調でした』 で音楽番組新人賞を受賞。

代表曲は、

『午後四時だけ風が違う』

『改札の向こう側でサムライになる』

『Sarada panic』

『今日はあなたとリフトオフ』

など。

趣味

説明しすぎて最後に分からなくなること。

特技

道を聞かれる日に限って道が分からないこと。

編集部

最近、気になっていることはありますか。

ジュンペイ

グループ名です。

尊敬する大先輩に少女時代さんがいますから。

名前が少し近いのは、

正直プレッシャーでした。

編集部

どうして、その名前になったんですか。

ジュンペイ

詳しくは知りません。

社長が少女時代さんの大ファンだった、

という話だけ聞いています。

編集部

他にも候補はあったんですか。

ジュンペイ

旧石器時代です。

色んな国を、移動しながら活動していく、

そんな意味だったそうです。

編集部

もし選べるなら、どちらを選びますか。

ジュンペイ

旧石器時代も好きです。

でも、今は恐竜時代が一番ですね。

DINOSAURのみんなも、
(DINOSAUR 公式ファンクラブの名称)

このグループ名を愛してくれていますから。

編集部

韓国では、やっぱり韓国料理を食べることが多いですか。

ジュンペイ

そうですね。

現場では韓国料理が多いです。

どれも本当においしいですよ。

編集部

日本へ帰ってきたら、

まず食べたくなるものはありますか。

ジュンペイ

あります。

お寿司。

ラーメン。

焼肉。

やっぱり日本食が一番好きなので、

毎回、本当に迷います。

編集部

今回は何を食べられましたか。

ジュンペイ

ガパオライスです。

編集部

最後に読者へ一言お願いします。

ジュンペイ

応援してくださる皆さんのおかげで、

日本でも韓国でも、

楽しく活動できています。

これからも頑張ります。

ありがとうございました。

編集部

ありがとうございました。

(取材後、ジュンペイ氏は、コンビニでアメリカンドッグを買って帰った)

未来予想図

2052年

2052年。

空に、

二個目の月ができます。

役所の説明では、

「なんとなく増えました。」

とのことです。

最初の一週間だけ、

みんな写真を撮りました。

二週間後には、

「あっちが新しい方だっけ?」

と言い始めます。

一か月後。

天気予報では、

「今日は月が二つとも見えるでしょう。」

と言っています。

人間は、

思ったより慣れるのが早い生き物でした。

編集部解釈

鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)

勝手に名前をつける部

電気屋で売られていた、

展示品の電子レンジへ、

勝手に名前を付けました。

毎日、

何百人もドアを開けます。

閉めます。

ボタンも押します。

でも、

一度も温めてもらえません。

編集部で考えた結果、

この電子レンジは

「研修中」

になりました。

ずっと働く準備だけしています。

古書院りひとの勝手に悩み相談室

質問

古書院先生、こんにちは。

埼玉県在住、中学三年生です。

無遅刻、無欠席を続けています。

先生に、お聞きしたいことがあります。

もし、

無人島へ持って行ける物が三つまでだとしたら、

先生は何を持って行きますか。

ちなみに僕は、

虫よけスプレー、

スマホ、

釣り竿です。

古書院

なるほど。

古代ギリシャの哲学者たちは、

「人間とは何か」

「幸福とは何か」

を議論しました。

しかし、

「無人島へ何を持って行くべきか」

については、

ほとんど語っていません。

これは怠慢です。

一つ目は、

紙と鉛筆です。

書くためではありません。

紙は、

「まだ何も決まっていない」

という状態を保存できる、

非常に珍しい道具だからです。

白紙は、

可能性そのものです。

もちろん、濡れたら終わりです。

二つ目は、

蓄音機です。

「先生、レコードがありません」

そう思ったでしょう。

その通りです。

ありません。

十九世紀、

蓄音機は、

人類が初めて

「時間を持ち帰る」

ことに成功した機械でした。

人の声は、

消えるものだったのです。

私は、あの発明以来、

時間は完全には過去にならなくなった、

と思っています。

三つ目は、

パートナーのガメ吉。

分類上はガメラのぬいぐるみです。

ぬい活と呼ばれるものではありません。

お互いに必要だから共にいる。

それ以外の理由はありません。

以上が私の三つです。

無人島で本当に困るかどうかは、

上陸してから考えます。

考える場所を間違えないこと。

これが、正解です。

編集部わかったふり選手権

今週の競技は、

ポリコレ

です。

喫茶店で、

隣の席の二人が話していました。

「最近のゲームはポリコレがね」

その一言だけ聞こえました。

(ポリコレ……)

(ゲームの話か)

(最近のゲームって、始めるまで映像とかいろいろ長いし、確かに分かる気もするな)

そこまで考えたところで、

コーヒーが運ばれてきました。

結局、

ポリコレが何だったのか、わかりませんでした。

本日の天使台帳

雨の日でした。

スーパーの傘立てで、

一本だけ倒れていた傘を、

誰かが黙って立て直していました。

そのまま帰りました。

持ち主ではありません。

誰も見ていません。

でも、

次に来た人は、

少しだけ傘を取りやすくなっています。

たぶん、

本人はもう忘れています。

今日の天使は、

三秒だけ立ち止まった人でした。

今週の一曲 
The Killers Mr. Brightside


Mr. Brightside

今週はこの曲でした。



やわらか返信室では、
現在は主に4つの企画を書いています。

もし気が向いたら

他の企画や自己紹介ものぞいてみてください。

どこかで、自分だけだと思っていたことに出会えるかもしれません。

📖人間関係の小さい温度差を観察する話


🌙生活の途中で思い出す、景色や気持ちの話


📮少し昔の相談員が現代の悩みに答える話


📰編集部がどうでもいいことを真面目に考える雑誌

編集部より

最近、説明書の「簡単です」が少し強気に見えてきました。

やわらか返信室 編集部

編集後記

今週は、「途中までは順調でした」という言葉を何回か思い出しました。

最後まで順調だった日は、案外覚えていません。

少し失敗した日や、途中で予定が変わった日の方が、あとから誰かに話していたりします。

不思議なものです。

今週号はこの辺で。

また来週、
どうでもいいことを観察してきます。

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