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キャリアか、恋愛か。22歳の自分に伝えたかったこと。 | 私自身の部屋

「仕事に集中したいんだけど、今付き合ってる彼と別れそうで怖い」

海外にインターンシップに来る22歳くらいの子たちから、

こういう相談をもらうことがあります。

聞くたびに、少し前の自分を思い出します。


海外インターンの半年で浮気を心配しなきゃいけないなら。

恋愛に左右されて、落ち込んで、立ち直れなくなって、

間違ったこともして。

そういうことを繰り返してきたから、

「経験しないとわからない」というのはわかっています。

でも一つだけ、早く知っていたらよかったと思うことがあります。

海外インターンシップの半年や1年くらいで

浮気を心配しなきゃいけないようなパートナーなら、

それはきっと海外に来ていることが問題なんじゃない。

今の私ならそう言っちゃうなと。


恋愛にKPIをつけていた頃。

まだ20代の頃。7年間同棲して別れた後、私は本当に落ち込みました。

立ち直るために自分に課したのが

「10日に1回、必ず違う人とデートする。同じ人とは3回以上会わない」

というルール。

KPIをつけて恋愛を回していた時期があります。

30代になってからは、Tinderのアカウントを人に渡してスワイプしてもらって、

カレンダーに入れてもらってデートに行く、なんてこともやっていました(苦笑)

リクルートの仕事をしていた時期は、

1時間以内に終わらせる面接みたいなデートを繰り返していた。

あまりにも面接っぽくなっちゃうから、

じゃあランニングデートはどうだ……

いつもと違うセッティングをしてみたら、

初対面で気に入られなくて走って逃げられたこともあるし、

デートで出会った人が今でも親友という縁もある。

笑えることも辛いこともたくさん経験してきました。

そうやっていろんな人と会い続けて、少しずつわかってきたことがあります。


「崩れても戻れる」相手かどうか。

この人を逃したら次はない。

この人と別れたら終わりだ。

そう思う瞬間って、誰にでもあると思います。

でも今、結婚して出産して、

産後うつになって夫婦が崩壊しそうなところまで経験してみて、

思うことがあります。

そういう局面を、一緒に乗り越えたいと思い合える相手かどうか。

それが本当の意味での「この人だ」という感覚なんじゃないかと。

別れが怖いとか、逃したくないとか、

そういう感情より先に、

「この人となら崩れても戻れる」

「この人のためなら戻りたい」

と、お互いが思い合えるかどうか。

私はそれが、パートナー選びの一番の基準になった気がしています。


「自分を諦める恋愛」が、後でクライシスになる。

若い時の恋愛で一番怖いのは、

相手のために自分を犠牲にしてしまうことだと思っています。

仕事を諦める。やりたいことを後回しにする。

自分の軸を相手に合わせ続ける。

それが長期になった時、夫婦関係という形で、

あるいはキャリアという形で、

どこかで大きなクライシスになって出てくることが多いように見てきました。

スタート地点を間違わないことが大事だと思っていて。

まず自分に軸を置く。

その上で、愛し合っている相手と軸を合わせにいく。


たかだか3年、見守れない人という話。

22歳で「仕事に3年間集中させてほしい」と言った時、

それを見守れないパートナーとは、

その先の大変な局面を一緒に乗り越えていけるのかなと思っています。

結婚して子育てをして、夫婦でゼロの地点まで落ちてみて感じるのは、

人生の中で一番チャレンジングな経験は

出産と子育てと夫婦生活だということ。

何十年もの大変な局面を一緒に乗り越えていける人かどうかが、

生涯のパートナーの選択基準になるのかなと。

たかだか3年の仕事への集中を応援できない人と、

何十年を共にできるか。

そう考えると、少し答えが見えてくる気がします。


キャリアと恋愛、どちらかじゃなくていい。

でも誤解してほしくないのは、

キャリアか恋愛かという二択じゃないということです。

2人の大義が結婚なら、すぐに結婚して子どもを作って

一緒に生きていく方法を考えてもいい。

キャリアに集中したいなら、3年という期限を決めて

パートナーに伝えてもいい。

どういう順番で一緒になっていくかを、

ちゃんと話せる関係かどうかが大事なのかなと思っています。

ワークライフバランスは、人によって違う。フェーズによって違う。

人と同じじゃなくていい。

まず自分がどうしたいかを決めて、

それを話せる相手と一緒にいる。

それだけで、恋愛も仕事も、少し楽になっていく気がしています。


全力で恋愛してほしい。でも、恋愛に人生を振ってほしくない。

最後に、これだけ伝えさせてください。

若い時にしかできない恋愛を、全力でしてほしい。

本当にそう思っています。

私も大恋愛をして、傷ついて、傷つけて、

人の痛みを知り、人を傷つけることの痛みを知り、

女性として、人として、体当たりでいろんな経験をしてきました。

7年間同棲したパートナーとの別れは、まだ20代後半のことでした。

一緒に成長して、新天地で生活基盤を一緒に作ってきた相手だったから、

別れた時は自分の一部をひっぺ剥がされるくらい辛かった。

また人を好きになれると思えるまで、3年くらいはかかりました。

でも、あの経験がなかったら、

「本当にこの人と一緒にいたい」という感覚が何なのか、

わからなかったと思います。

自分が好きなもの、欲しいもの、嫌なもの、合わないもの。

そういうことが、恋愛を重ねる中でじわじわわかっていく。

だからこそ、いっぱい恋愛してほしい。全力で恋をしてほしい。

ただ、恋愛相手に求めることと、結婚相手に求めることは、

人生のフェーズや経験の中で変わっていきます。

今「いいな」と思うものが、5年後も同じとは限らない。

全力で恋愛してほしい。でも、恋愛に人生を振ってほしくない。

仕事も恋愛も、どちらかじゃなくていい。

自分の軸を持ったまま、全力で生きてほしいと思っています。


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お読みいただきありがとうございます。

「何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。」

そう信じながら、等身大のまま書いています。

諦める前に、もう一回だけ試してほしい。

そのための実験を、私自身が続けています。

どこかの誰かのエールになれたら、嬉しいです。

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【この記事を書いた人】まなラボ

音大中退、貯金ゼロ、高卒からスタートして、

気づいたら4言語・5カ国居住・約40カ国を旅していました。

ベトナムで会社を立ち上げて売って、産後うつになって、消えそうになって。

それでも今、ダナンで息子とフランス人の夫と、

日々の身の回りの幸せを大切にしながら、笑って生きています。

「こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら十分です。

挑戦する前から、諦めないでほしい。

失敗を、恐れないでほしい。

諦めるまでは、失敗じゃないから。

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