第一章の目次とガイド
お知らせです。
これまで断片的に書いてきた家族の話を、「三つの章」に分けてまとめていこうとしています。
第一章のテーマは、「家族という名の、いびつなパズル」
どうしてこの家族は、この形になったのか。これまでにどんなことが起きたのか。登場人物たちの間に立ってきた私の視点から、家族一人ひとりの姿を写し、紐解いていきます。
尚、第一章には最近書いた記事だけでなく、過去に公開した文章も含まれます。いくつかは、今の私が読み返して整えた再録として収録しました。
ここでは、第一章の全体像と、どの順序で読めばいいか、既に公開している記事と、これから増えていく記事の案内をまとめておきます。
◇第一章の収録記事と、おすすめの読み順
1.『タイ人母を隠したかった子供時代と、今のわたし』
母の日本語への羞恥心。当時の自分と今の自分、二つの視点で見直します。
2.『「タイ感」を隠すのに必死だった』
家の中の「タイらしさ」ごと拒絶して生き延びようとしていた、かつての私への捉え直し。
3.『娘から見た両親の関係』
文化も母語も異なる二人のすれ違いを、当時の私の目線で書いた記録です。※2020年公開文をベースに、2026年再録。
4.『両親の熟年離婚を、娘として考える』
三十年余りの結婚の終わり方と、その後の距離感について。※2022年公開文をベースに、2026年再録。
5.『元旦のカレーライスと父の沈黙』
父の「何も言わないこと」は無関心か、優しさか。とある年の元旦のエピソードです。
6.『悪役に見えた祖母にも、彼女なりの正義はあったのか』
子どもの頃の祖母像を、今の視点で解体した一編。
7.『タイ人祖母と、父と、母の沈黙と』
母の「嘘」が父を守り、同時に母に誤解を背負わせる。家族のいびつさが最も現れた物語。
8.『35年分の不在と、病が連れてきた1年』
不在だった父と、病をきっかけに向き合い直した時間。二人の関係に霧が晴れていくような感覚を言葉に。
9.『消えた弟と、立ち上がらなかった私』
消えた弟を「探さなかった自分」についての内省。
10.『私の、愛すべきいびつな家族—不揃いがちょうどいい』
全員がばらばらの場所で生きていく。その我が家らしい不揃いさを肯定する。※2025年公開文をベースに、2026年再録。
◇この先について
家族というパズルを俯瞰した第一章のあとで、第二章『主人公、わたし』では私自身の内側、第三章『そして未来へ』ではこれから選ぶ未来に視線を移していくつもりです。このページは第一章のガイドとして、収録記事が増えた時だけ更新していきます。
mari.
【追記—第二章を公開しました。】
家族というパズルを俯瞰した第一章を経て、第二章では視点を「わたし」の内側へと移していきます。
これまでの体験を通して、いかにして「自分」という個を確立させたのか。家族の物語から、「わたし自身の物語」に焦点を向けていきます。
