キュウリサンドイッチの美味しさ。生命(タンパク・脂質の立体構造)の満ち溢れた食事。
僕が小さい頃は、政治的に正しい栄養学が大手を振っていた。「キュウリには栄養価がない、ただの水だけの野菜だ」と言われていたものである。
2015年以降、「政治的な正しさ」に疑問を持ち、自分が美味しいと感じることの理由を見つけたかった。
「土と内臓」という素晴らしい本がある。マイクロバイオーム研究が今までの「生命観」を覆してくれる。
この本と出会い、身体がマイクロバイオームの棲家であるのではないかと考え始めて方食事に対しての考え方が変わった。
植物は水を吸い上げて葉を作り、光合成で正化学物質の合成を行う。というのも「政治的に正しい」生命観である。ミネラルなどは水の中に溶け込んで吸い上げるのだ、空気中の遊離窒素は雷で水の中に固定されて植物が吸い上げるのだ。と言われていたものである。
土中の「マイクロバイオーム(細菌などの目に見えない生命や代謝系のかけら)」がミネラルを「細胞膜や細胞の「内外側」の代謝系で使い根に引き寄せられる。マイクロバイオームは水と一緒に植物の内に入り込み、葉を構成する細胞の膜や膜タンパクとなってコロニーを作る。
「マイクロバイオームの輪廻転生論」である。そして、これらの「細胞」のレベルの代謝、そしてキャッチボールはまったく研究されていない。
「ヒトの身体」がビタミンを代謝しなくなったのは、その代謝系が食事に含まれていたからである。生命は他の生命とダンスするのだ。
キュウリや野菜たちの細胞の内なる海では、その土地の環境の中で育つマイクロバイオームが集いダンスするのである。
「私の身体」も同じ「マイクロバイオーム」のコロニーである。気温が同じということは、代謝系がよくにているのだ。細胞生命の膜タンパクや細胞膜自身が食事として入り込むことが重要である。
消化吸収というと、分子のレベルまで分解して身体に取り込まれるという「潔癖派栄養学」が『政治的に正しい』とされているが、昨今の遺伝子解析のおかげでまったく間違えていると分かられてきた。細胞の内側にさえも受精卵(及びミトコンドリア)に由来しないDNAが多く見つかっている。
医者は、それを見つけて、病気だという。商売のネタ探しには余念がない方々である。
「タンパク・脂質」の立体構造の内側にはミネラルが織り込まれている。ミネラルは遊離したものや工業的にキーレイトされたものでは身体の海の内側に入ってから使われないのだ。だから「各種のミネラル不足」と言われる「おかしな欠乏症=たっぷりミネラルを摂っているのに使われない」は起こるのである。
たっぷりと水分が持ち込まれる食事は美味しいのだ。それも、調理されてすぐが大事である。
僕はの食事メソッドでは、できるだけ同じ生態系で作られた野菜や肉魚を素材の内側の水(タンパク・脂質の立体構造)を維持した食事を摂るのである。この50年で私たちの社会が破壊した「家族」と言う伝統的な調理メソッドを維持する「仕掛け」を思い浮かべながら。




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