2025年12月25日(木)「内臓料理(魚)・シンガポールでのモツ活(?)」
今日の東京は終日ほぼ曇り、夕方からは小雨。
朝方に最低気温は6℃、日中の最高気温は12 ℃。
クリスマスですね。でも、自分はチキン買ったりはしませんよ。キリスト教徒でも無いし、仮にソッチであってもクリスマスはチキンじゃなくて七面鳥でしょ(笑)。さて、
昨日は「調味料・出汁(すっぽん)」についてお伝えしましたが、本日は先週迄行ってたソウル→北京→シンガポールのモツ活の最終版(笑)(冒頭写真は魚の浮き袋スープなのですが、コレじゃあ一体何のスープだかサッパリ分かりませんね(笑))。
シンガポールは人口約6百万人のお国なのですが、その人口構成ってのは、ザックリ言えば中華系約75%・マレー系約15%・インド系約10%となってます。
勿論、マレー系やインド系にもモツ料理はあるのですが、やっぱ中華系だとモツの食べ方は多種多様、期待していました。
トコロが。
前半のソウル・北京で昼夜昼夜と酒を飲み過ぎてて免疫力が弱ってたトコロに生牡蠣を食って、どうやら人生初となる牡蠣によってハラを壊してしまったらしく(笑)、若干酒と食を控えざるを得ない状況に(ソレでも、その後も結構飲み食いはしてましたが)。
従い、北京でも当初行きたいと思ってたお店を幾つかスキップしてしまったし、シンガポールでも一部を割愛せざるを得ないと言う、個人的には大いに不覚、大変遺憾なる状況であったのでありました。
そんな中で。
今回のシンガポールに於けるモツ活の中で、ゼッタイに食っておきたいと考えていたのが、Fish Maw Soup。
Fish Mawと言うのは魚の浮袋のコトで、中国語で言うと「魚鰾」(yu2 biao4…ゆぃびゃお)とか「魚肚」(yu2 du3…ゆぃどぅ)等と言ったりします。時として「花膠」(hua1 jiao1…ほぁじゃお)等とも。
コレを入れたスープの名前としては、中華料理屋のメニュー的に言えば「魚鰾羹」とか「魚肚湯」とか、「花膠湯」等とも呼ばれているようです。
魚の浮袋を食べるなんて、日本人的な発想からは「はぁ~?」となるワケですが、中華圏に於きましては「鮑参翅肚」(bao4 shen1 chi4 du3…ばぉしぇんちぃどぅ)と言いまして、アワビ・ナマコ・フカヒレ、そしてこの魚の浮袋の4つのコトを「四大海味」として珍重しているワケです。
従い、たかが魚の浮袋だと言ってバカにしちゃあイケません。
以前「内臓料理(魚)・魚の浮袋を使った料理」でもお伝えした通り、このスープで使われるサカナとしてはニベ科のモノが多いワケですが、メキシコ湾で中国(?)マフィアなんかが密漁してる「トトアバ」の浮袋に至っては、たった1個が百万円で取引され、「海のコカイン」などと呼ばれるホドのモノになってると言うんだからオドロキですよね。
今回は、折角シンガポールに来たんだからと言うコトで、名物のチリクラブとその浮袋のスープが一緒に食えるお店と言うコトでAlexandra Villageにある「KEK (Keng Eun Kee) Seafood」(瓊榮記海鲜)と言うお店に行って来ました。
チリクラブの高さと食べ難さはさて置き(笑)、ココの「魚鰾海参蟹肉羹」(yu2 biao4 hai3 shen1 xie4 rou4 geng1…魚の浮袋とナマコ、蟹肉スープ)の小でSD 36.8(約4,400円)を注文。
メチャ高いですね。やっぱ、高級品だ…(ま、ナマコも蟹も入ってると言うコトもありますし)。



で、カンジンのお味の方はと言うと…。
コレは想像の通りではありましたが、浮袋自体には味は無く、大して美味いモンでも無い(この点は、ある意味フカヒレやツバメの巣なんかと同じ系列でしょうかね)。
要は鶏やら他のモンで取ったスープの味で食わす料理なんですよね。そのスープが美味きゃあ、この料理自体も美味い。
でも、魚の浮袋から出る出汁(?)やらそのモノ自体の味がどうかと言うと、可也の???
何故こう言うモノが中華圏に於いてコレほど迄に珍重され、愛されているのか、少々理解に苦しむかも(笑)。
と言う、オチにもならんオチで、スミマセン。
シンガポールに於けるモツ活のオマケ。
シンガポールと言えばバクテー(肉骨茶)が有名でして、元々は福建省から来た労働者の料理のようです。
バクテーについては、シンガポールのモノは白濁スープに胡椒たっぷりが特徴であるが故に「白バク」、同じ福建移民の多いマレーシアのモノは醤油ベースで薬膳が多用されているのが特徴で「黒バク」と言われているようです。
今回訪問したのは、シンガポールにおける白バクの代表格(?)の「ソンファーバクテー」(松發肉骨茶)。
ココは1969年創業と言うので、55年超の老舗で、日本人観光客や駐在員からも愛されてるお店で、お昼には大行列です(この日は早めに行ったので、全く並びませんでしたが)。
今回、ココの白バクも食べましたが、折角ならばシンガポールに於けるモツ活の一環として珍しくもモツ(「卤大腸」と言う大腸の中華煮込み)も頼んでみました。
こりゃ、フツーに美味かったです。浮袋よりもコスパも抜群。コレを肴に酒飲めたら尚良かったのですが、ハラの調子が今一つだったので、ガマンしました(笑)。



と言うコトで、シンガポールに於けるモツ活はおしまい。
少々ショボい結末で、すみません。
今年の最終更新となる明日は1年の締め括りでもありますので「2025年の振り返り(反省?)」について書いて行きたいと思います。
