【退職決断】#04 心が折れたあの日、僕は迷わず会社を辞めた
4回仕事を辞めた、僕の退職決断シリーズも
今回が最終話。
約3年の県外生活は、
体調を崩して退職することになり、
地元に帰ってきた。
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今回も少し長くなったので、見出しをつけています。
職探しは順調だった
実家に戻り、プレッシャーやストレスから解放され、
「普通の生活サイクル」に戻ることはできた。
ただ、いつまでもこの生活はできない。
収入源がないからだ。
なるべく早く、次の働き先を決めなければ。
そこからは、ハローワークと転職サイトを
いったりきたり。
2月に帰ってきて、約1か月。
次の職場は、わりとすんなり決まった。
条件をだいぶ緩くした、というのもある。
4月1日から新生活。
40代にして、新社会人みたいな気分になった。
波乱の幕開けは序章に過ぎなかった?
この会社には、管理部門の一員として
2年ほど勤めることになるのだが、
とにかく、いろいろあった。
なにせ、こんな出来事から始まったのだから。
入社して10日ほど。
同じ部署で働いていた先輩が、突然同僚を攻撃
するような言動を取ったことがあった。
(聞けば、その人は僕より1か月だけ先に入った新人だった。)
その人は、精神疾患で入院することになり
そのまま帰ってくることはなく、退社した。
曲がりなりにも、明るい希望を持って入った会社で
ドラマみたいな退職劇。
こんな事件みたいな展開で始まった4社目の
会社員生活。
最初から最後まで変わらなかったのは、
「とにかく離職率が高かった。」
ということ。
居心地よく、長く勤め続ける人もいるのだが、
続かない人は本当にすぐ辞めた。
ほぼ毎月、誰かしらの退職手続きがあった。
実際、僕と同じときに入社した人が5人いたが、
僕の前に2人辞めた。
ほぼ同世代、
家庭を持っているのに、だ。
まさかの社長交代
入社して、半年。
社長が代わった。
いわゆる「代替わり」というやつだ。
親父から息子への、世代交代。
寝耳に水だった。
社長、年下になるってよ。
この社長、個人で事業をやったり
超大手企業に勤めたりと
「できる人」だった。
ここからは、完全に僕の主観になるが、
このタイプは、できる・できないの見極めが早い。
そして、出来る人が割を食う。
さらにやりづらかったのが、
先代と戦略が真逆だったということ。
そして、先代も会社に残ったこと。
もうおわかりいただけるだろう。
「船頭多くして 船、山に登る」状態。
そりゃ、拍車をかけて離職率上がっちゃうわけだ。
募る不信感
僕も、こんな状況の会社でいろんなことをやった。
正確には、やらされた。
グループ全体の総務をやりながら、
1つの会社の経理も見ていたし、
テコ入れが必要な事業があれば、
現地に足を運んで雑用までこなした。
働きがいだけは、あった。
ただ、それが利益と報酬に繋がらない。
人事評価も賞与査定も、ブラックボックス。
社長が代わったタイミングで、その見直しもあった。
社歴の短い僕も、なぜかそのメンバーに入った。
役員・管理職にひとり一般社員が混ざる違和感。
「今ここで頑張れば、必ず報われる。」
そんな前向きな気持ちにもなれなかった。
「これが終わっても、当たり前のように次の難題が待ってる」
また、心はすり減り始めていた。
この会社も、長くいる会社じゃないのかもしれない。
鶴の一声で崩れた心
サービス業で、様々なジャンルに事業を展開していた。
ご時世的だったり、経営陣の思い入れだったりで
良い・悪いが事業ごとにハッキリしていた。
そんな時に、先代社長からの鶴の一声。
「管理部門の君たちにも、売上を求める」
一言一句合っているわけではないが、
ハッキリと、そのような旨のことを言われた。
この瞬間、張り詰めていた糸は切れた。
そして、こう思った。
この会社で、頑張る意味って何だろう。
利益を出すために、経費を削る。
間接部門ができることは、だいたいこうだ。
それだけでは、良しとされなかった。
経費が掛かり過ぎているのは、誰のせいだ?
数字が見える場所で仕事をしていると、
「何をどうすべきか?」は明白なのだ。
でも、それは言えない。
いや、言ってはいけない。
どれだけ不器用な人間でも、
それぐらいはわかる。
「報われない努力」もある
僕は、身をもって学んだ。
「努力は必ず報われる」という言葉には、
前提が必要なんだということ。
これまで3回、退職している。
だから、退職することに抵抗はない。
何のために働くのか。
僕が「働く」に求めるものは何か。
答えは、すぐに出た。
不安はある。
でも、これまでも乗り越えてきた。
きっと、大丈夫だ。
翌日、上司に退職の意向を伝えた。
また、次を決めずに辞めた。
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