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里見八犬伝聖地巡礼【安房十二】鴨川頼朝伝説

2026年1月24日〜25日

源頼朝が再起を誓い、里見義実が希望を繋いだ鴨川の道。
八犬伝の物語と重なるこのルートを辿るうちに、なんと、驚きの出会いが…!?

結城合戦に敗れ、里見義実は安房へと落ち延びた。
安房に渡り悪政を行う領主討伐のため、誕生寺で旗揚げを。

まずは近くの東条城を落とし、次なる標的は滝田城!
いざ出陣じゃぁ〜! 🐚ぷろぽ〜〜(法螺貝の音)

……と、鼻息荒くスタートした今回の聖地巡礼。
実はここ鴨川には、物語とリンクする「もう一人の英雄」の影が。


鴨川に眠る、もう一人の英雄の影

時は平安時代末期。
伊豆で旗揚げしたものの平家に敗れ、安房に逃れてきた「源頼朝」。
ここ鴨川には、そんな頼朝再起にまつわる伝説の場所がいくつも残っている。

『里見八犬伝』の物語でも、里見義実は三浦の浜から船で安房へ逃れてきて、その境遇はまさに頼朝公とそっくり。
物語の中にも、頼朝伝説に由来したエピソードが登場する。
今回はそんな伝説を紐解きながら、義実と一緒に戦に出る気分で歩いてみるぞよ〜!

「東条」の名前が残る東条海岸

徳利タイプの原酒「八犬伝」

まずスタートは鴨川土産物処「潮騒市場」。
原酒「八犬伝」の徳利タイプをげっと🍶
可愛い「ぴーにゃっつ」グッズも大量げっとして、おうちに帰っても安房気分に浸れる準備万端で、さぁ出発。

鴨川のお土産いっぱいあって、選ぶのに迷いまくりぃ

待崎橋 二百騎が千騎に増えた!

鴨川の待崎川にかかる「待崎橋」。
この「待崎」という地名は、頼朝が再起を図って上総に向かう際、この川のほとりで後陣の到着を「待った」ことに由来するとか。

待崎川 後ろにかかっているのが待崎橋

奇襲によって東条城を攻め落とした義実は、滝田の城に出動する。
率いる手勢はわずか二百騎だったが「待崎」につく頃には近隣の武士や郷士が馳せ参じ、千騎に達する勢いになった。
それゆえ、後々までここは名も「千騎橋」と呼ばれて里見家ゆかりの名勝の一つとなったのである。

(里見八犬伝 第一集 巻之二 第四回 意訳)

東条海岸から少し陸側に行くと、頼朝伝説の待崎橋。
きっとこのあたりが八犬伝に登場する「千騎橋」のモデルに違いない…!
この橋を先頭に滝田方面に千騎のお馬さんが集まっちゃたら
すごい列になるよね〜⁉️ 最後尾はどこまで行くのかなぁ😆

ここが「千騎橋」だと思うのは、ある確信めいた理由が。
待崎橋から歩いて5分ほどの場所に「白旗神社」があるのですが…。

白旗神社 義実パパもここで手を合わせた!?

白旗神社には源頼朝伝説「待崎と旗掛松」の案内板が。
待崎の地名の由来や、源氏の白旗を松に掲げたという説明を読んでみると…

「待崎と旗掛松」の案内板

「千騎橋」のあたりは源頼朝が後陣を待ったことで『待崎』と呼ばれ、その傍らには白旗の祠がある。
そこで義実は馬から降りて戦勝祈願をした。

(里見八犬伝 第一集 巻之二 第四回 意訳)
左 白旗神社 右 小さな祠

見てください、このこじんまりとした神社にある小さな祠。
もしかして義実が祈願したのって、この祠なのかぴら〜⁉️(確証はないけど、気分は最高潮!)

あたちも真似っこして戦勝祈願。
これで里見軍の勝利、間違いなし❣️


古戦場でまさかの“落獣”との遭遇!?

続いては、頼朝が地元の豪族から奇襲を受けたとされる『一戦場古戦場』へ。
この地で安房里見氏が、軍馬育成牧場にしていたとも伝えられている場所。

戦国時代、安房の国主里見氏によって、軍馬育成の牧場が開かれたらしい

現在は「魚見塚一戦場公園」として整備されていて、展望台からは鴨川の街と海岸が一望できる。絶景!

頼朝伝説伝説が残る 仁右衛門島も見える

展望台の先はハイキングコース。山頂の浅間神社奥宮を目指して森を進みます。

森の中にひっそりと浅間神社奥宮が

さらに奥へと歩いていると……ガサガサッ!
何かの気配。そして、熱烈な視線を感じるんですけどぉぉ。

なんか…こっちみてる

もしかして、キョンキョン⁉️ じゃなくて…キョン(外来種のシカ)⁉️😻
クリクリお目目で、こっちみてるぅ〜〜😆
あたちたちのことなんてお構いなしに、ムシャムシャ草を食べてて草w

千葉で増えているというキョン…お主も安房の地に流れ着いた落人(落獣?)か?
しばらく見つめ合ったあと、静かに森の中へ消えていきました。

コースを一周して戻ると、そこは里見家の牧場跡。

今は広々とした広場だけど、目を瞑れば見える…見えるぞよ。
勇猛な馬たちの姿がぁ〜🐴(妄想タイム)

夕方の牧場跡地、里見家のお馬さんが目に浮かぶよう

よ〜し、妄想パワーチャージ完了!

👇魚見塚一戦場〜展望台〜キョンの森ルートの、3Dアニメーション動画

敵方の安西軍が陣を張っている『前原浜』に偵察じゃ。しゅたっ


安西軍の陣地「前原浜」で、まさかの和睦!?

滝田攻略に出陣した義実の不在を狙い、安西景貫が東条城に攻めかかってきた。
そんな安西軍の陣地である前原浜に行ってみると…

にゃ〜
にゃ〜にゃ〜

にゃんと! かわゆいにゃんこが4匹も。
しかもなんかゴハン欲しそうに、かわゆくないているんですぅ〜😻

安西軍なにゃんこ軍団、かわゆすぎぃぃぃ❤️

「和睦じゃ〜〜兵糧をもて〜〜❣️」

あたちもお腹すいてるけど、なんか食べれるものあるかな?
リュックをゴソゴソ…何もない。

安西軍と和睦を結びたいのに、あいにく「カリカリ」を持ち合わせていない痛恨のミス!

すまぬ安西にゃんこ軍団、次は必ず兵糧を持って参るゆえ…!

👇里見軍の陣地〜安西軍の陣地 地形の、3Dアニメーション動画です


その後の八犬伝

さて、ここからの物語を少しおさらい。
この穏やかな景色からは想像もつかない、ドロドロの急展開が待っているのです…。

滝田城主 山下定包は、部下に離反されて殺害され、義実がその地を平定。
しかし、悪女・玉梓は斬首される際、里見家に恐ろしい呪いをかけて怨霊に…。

一方、先ほどのにゃんこ軍もとい、安西景貫とは一度は和睦を結び、景貫が兵糧に困った時には義実が助けてあげたことも。
それなのに! 里見領が飢饉になると、恩を忘れて攻め込んできて、里見家は落城寸前のピンチに追い込まれる。

ここで追い詰められた義実パパ、飼い犬の八房に
「景貫の首を取ってきたら、娘の伏姫をやるぞ」
なんて、とんでもない「いらんこと」を言ってしまうんですね、これが。

すると八房は「伏姫はオレの嫁。ハッスルハッスル!わん!」と言わんばかりに、本当に敵将の首を獲ってきてしまう…。
ここから、あの有名な「伏姫と八房」の悲劇、そして八つの珠の物語へと繋がっていくわけなんですぅ。

👇2年前に滝田城を聖地巡礼した時のリンク(聖地巡礼始まりの記事)

頼朝伝説と義実の進軍ルートが重なる鴨川の地。
歴史の足跡と物語の舞台が混ざり合う、不思議で楽しい散策でした。

義実が安房を平定し、里見家が大きく動き出した「安房始まりの地」の聖地巡礼。
これにて一旦、終了〜わん!🐾

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