RBライプツィヒ躍進の立役者!W杯出場のオーストリア代表注目の3選手
ワールドカップ出場を決めたオーストリア代表

28年ぶりとなるワールドカップ本大会出場を決めたサッカーオーストリア代表とRBライプツィヒには深い繋がりがある。RBライプツィヒのオーナーであるレッドブル社は、ディートリヒ・マテシッツが創業したオーストリアの企業。2011年、姉妹クラブであるレッドブル・ザルツブルクとともに統括のディレクターを務めたラルフ・ラングニックは、現オーストリア代表監督である。
オーストリア代表のW杯出場に「レッドブル・グループ」の存在は欠かせなかった。実際、RBライプツィヒが輩出したマルセル・ザビッツァーやコンラート・ライマーは、現オーストリア代表で絶対的な主力を務める。また、現在RBライプツィヒに所属する3人のオーストリア代表選手も活躍した。本テキストではその3選手に注目し、彼らのプレースタイルやチームでの役割を紹介する。
Ⅰ. クリストフ・バウムガルトナー

Christoph Baumgartner
生年月日:1999年 8月1日(26歳)
出身:ホルン, ニーダーエステルライヒ州
身長:180cm 利き足:右足
ポジション:10番(トップ下)
「失敗」とみなされつつあったクリストフ・バウムガルトナーが、RBライプツィヒでエース級の輝きを放っている。リヴァプールFCに移籍したドミニク・ショボスライに取って代わる形で2023年に加入した同選手だったが、直近2シーズンは散発的な活躍に終始。今夏には退団も噂された。しかし、退団したシャビ・シモンズに代わってトップ下の位置でチャンスを得ると、才能が開花した。
今季ここまでのリーグ戦11試合で5ゴール3アシストを記録するなど、TSG 1899ホッフェンハイム時代を彷彿とさせる活躍を披露。バウムガルトナーは、テクニシャンのシモンズと異なり、味方との連携や高いシュート技術を持ち味にする選手だ。中央からワンツーで状況を打開するプレーは大きな武器なうえ、ヘディングでも得点を挙げることができる。更なる活躍に期待だ。
Ⅱ. ニコラス・ザイヴァルト(サイヴァルト)

Nicolas Seiwald
生年月日:2001年 5月4日(23歳)
出身:クヒル, ザルツブルク
身長:180cm 利き足:右足
ポジション:6番(守備的ミッドフィールダー)
マルコ・ローゼ監督のもとで燻らせた逸材の才能を、ヴェルナーは見事に引き出した。ニコラス・ザイヴァルトは運動力とパスを捌く能力を兼ね備えたミッドフィールダー。昨季はセンターバックにも適応し、ビルドアップに貢献した。中盤の選手でありながら、センターバックにも適応できるポリバレント性。その点を評価した新監督は、ザイヴァルトをリベロとして起用する。
RBライプツィヒのボール保持時、ザイヴァルトはサイドに開いた2人のCBの間に降りて、3バックを形成。ダヴィド・ラウムとリドル・バクという攻撃的サイドバックのコンビが高い位置を取るのを可能にしつつ、敵陣にボールが入ると中盤に戻り、ネガティブ・トランジション時の刈り取り役となる。FCリーフェリング、ザルツブルクと成長してきたザイヴァルトがドイツで覚醒しつつある。
Ⅲ. ザヴェル・シュラーガー

Xaver Schlager
生年月日:1997年 9月28日(28歳)
出身:リンツ, オーバーエステルライヒ州
身長:174cm 利き足:右足
ポジション:8番(攻撃的ミッドフィールダー)
強靭なフィジカル、推進力あるドリブルでの中央突破。ザヴェル・シュラーガーは紛れもない「レッドブル・スタイル」の体現者だ。2017年にローゼ監督率いるザルツブルクでUEFAユースリーグ優勝を飾るなど、早くから頭角を示したシュラーガーは、VfLヴォルフスブルクを経て2022年にRBライプツィヒへ加入。ライマーやアマドゥ・ハイダラとともに中盤の主力として活躍した。
しかし、シュラーガーは負傷に悩まされることになる。2024年5月、彼は前十字靭帯を断裂する大怪我を負ってしまったのだ。復帰後も膝を負傷し、2024/25シーズンの出場機会はわずか4試合に留まった。今季の復帰後も負傷に苦しめられたものの、代表では先発で出場し続けたうえ、第11節のSVヴェルダー・ブレーメン戦ではゴールを挙げた。シュラーガーの復調に要注目だ!
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