《みち草🧶》宗教持たないけど、宗教心が歌われてる好きな曲
わたしは、昔、あるコマーシャルで流れた曲がとんでもなく響いて、好きで好きで、誰のなんて言う曲か探し回ったことがある。昔、わたしは、「探す」ということがとっても下手くそだったため、なかなか見つからなかった。
あるコマーシャルとは、こちら。
色んなヴァージョンがあるが、出演してるブルース・ウィリスがとってもカッコいい。
やっと見つけてもらったのが、当時住んでたアパートがある駅前の、家族でいとなんでた小さなレコードショップ。
Kenny Rankin(ケニー・ランキン)が歌う、カントリー・シンガー、ハンク・ウィリアムズの曲、「A House of Gold」。
Kenny Rankin “A House of Gold” (1977) YouTube動画
後にハンク・ウィリアムズを含め、色んなアーティストが歌うこの曲を聴いてるが、ケニーが歌うヴァージョンがわたしは1番イイ。
ケニーが歌う色んな曲の中でもこの曲が1番、わたしにとっては。
歌詞を聴くと、これはゴスペル(カントリー・ゴスペル)ソングなのが分かる。
富や欲望のために盗み、嘘をついても、審判の日(Judgement Day)には金や銀は溶けてしまう、と歌ってる。
わたしは以前も書いたが不可知論者で宗教を持たない。
慈悲や愛が大事なはずの宗教を持つ人たちが、戦争をするなんておかしいでしょ。
わたしが信じるのは、愛、それだけ。
宗教はいらない。
アメリカで家族と生活してた子供の頃、おそらく多くのキリスト教の思想にわたしは知らずと触れて、馴染んでると思う。アメリカは基本、キリスト教の文化だから。
またユダヤ人も多く、ユダヤ教のことも少しは知ってる。
アメリカに住んでた頃は、12月はクリスマスを祝う人たちとハヌカを祝う人たちがいた。
インドを旅したときは、ヒンドゥー教の聖地、リシケシでアシュラム(僧院)に通い食事を毎日食べさせてもらってた。貧乏旅だったので助かった。
特に何も学ばなかったのだが、外の木の下で教えを語ってもらう、こういう教え方/教わり方はとっても気持ちいいなぁ、なんて思い、ボーッとして過ごしてた。
日本に帰国してから、知り合いなどに、宗教がないことを批判されることは多々ある。
他の人の考え方を否定する人は、たとえ、すごい宗教を信じてるとしても、わたしは理解できない。
信じる人が救われるという考えも共感できない。
特に救われなくてもイイ。
わたしは、アメリカでわたしのヒーローでもある画家のノーマン・ロックウェルの作品から「4つの自由」を学んだ。その中の1つに「Freedom of Worship(信教の自由)」がある。
自分の絵を売り込んでるときにも、当時知り合った人から宗教の勧誘があった。信者からなりたってる社会ができてるから、そこには絵を描く仕事がいくらでもあると。
丁重に拒否したわたし。
宗教は持たないわたしだが、さまざまな宗教の考え方から、得ることはあると思う。
大学で美術史や哲学などを勉強したときに多少学んだ。さほど詳しくないが。
わたしの姉は西洋の宗教、キリスト教を大変嫌う。わたしたち家族がアメリカに住んでたとき、姉はわたしと最初は同じ学校に通ってたが、あることをきっかけに、女子だけのキリスト教の学校に転校した。
厳しい先生たちのシスターズのことや、毎朝、キリスト教を信じなければ地獄に落ちると言われていたことをわたしは聞いている。
そういうことを含めて、考えができていったのだろうか。
姉はアフリカに住んでるせいか、西洋人は悪事ばかりしてた、そういうふうにも見ている。
わたしのようにアメリカのことを好きではない。
姉はアフリカ人と結婚してるのでイスラム教の名前を持ってるが信じる心を持つ信者ではない。
仏教だ。
姉がよく言うのが、よい行いはよい結果を、悪い行いは悪い結果を生む、と言う。
この考えを知ったところで、わたしのとる行動は変わらないと思う。
わたしが姉の行動を見ると、心が穏やかでないことが多いように思える。
仏教の心をよく知ってるわけではないが、この曲は、仏教の価値観が歌われてると思う。
例えば、極楽浄土に咲くハスの花が一輪ごとに異なる光を放ち、それぞれが尊く輝いている様子が経典に描かれていることに通ずるのでは。
槇原敬之”世界に1つだけの花” (2004) YouTube 動画
このように、ヒットした曲から、1つの宗教の心を感じることは可能だと思う。
レナード・コーエンの「ハレルヤ」。
この曲はおそらくユダヤ系のコーエンの生い立ちを反映してるのではないだろうか。
ダビデが奏でた秘密の和音(The holy chord that David played)と歌われてるように旧約聖書がモチーフになっている。
Leonard Cohen “Hallelujah” (1984) YouTube 動画
キャット・スティーブンスはイスラム教に改宗し、ユスフ・イスラムという改名でイスラム教の精神を歌った曲を作っている。
でもわたしが感動する彼の曲は、やはり初期のヒット曲の数々。
彼の「Morning has Broken(雨にぬれた朝)」は讃美歌を元にしたものだとか。
毎朝訪れる新しい命や太陽の光、神の恩恵への感謝を歌っている美しい曲。
Cat Stevens “Morning has Broken” (1971) YouTube動画
アメリカにはコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックというジャンルがある。
わたしがラジオ番組を制作して放送してたときも、多くのクリスチャン・アーティストから番組宛に曲が届いた。あまりにも、神が、神が、と歌ってるものは番組で流すことはなかったが、メロディアスで、宗教的でもイイことを歌ってる曲は頻繁に流した。
Tim Solomon “In Times Like These” (2003) YouTube 動画
ティムのこの歌の歌詞に、Be very sure your anchor holds🎵とある。
直訳すると、あなたの錨が固定されてるよう確認して。
だが、キリスト教の聖歌やゴスペルでは、この英語のフレーズの意味は、人生の困難の中でも信仰、希望、信念、心の支えがゆるがず自分を保つように、というようにとらえられている。
宗教的な「信仰」を外しても、得ることのある歌詞ではないか。
少し話がズレるが、わたしがアメリカで通ってた土曜日の補習校で、1人の日本人の先生が言ってたことがある。石は神だ。木や他にも色んなものに神がいる、と。そのとき、いったい何を言ってるんだこの先生、と思い、でも言ってたことが頭から離れなかったのだが、日本に帰国後、アニミズム(あらゆるものに神が宿るという考え)を知る。
世界の先住民の多くにこの考え方はあるようだ。
宗教を全面的に出した歌でも、わたしがひかれてしまうのがゴスペルだ。
映画、「The Preacher’s Wife(天使の贈り物)」でホイットニー・ヒューストンが歌ってるのがこちら。
Whitney Houston “I Love the Lord” (1996) YouTube動画
昨日、寝たきりの認知症の母を訪問して診てくれてる先生から、次回の診察日を変えて欲しいと連絡があった。熊本の被災地にお手伝いに行かれるということだ。
こういう精神が自然にとれてしまう、こういうのって1つの愛のあり方ではないか、わたしはそう思う。
やっぱり純粋に、愛、愛ね。
Amity Dry “My Love Would Go That Far” (2005) YouTube 動画
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いよいよ『トイストーリー5』、公開になりましたね🦖
"時が流れても、変わらないもの"
わたしが子どもの頃、アメリカの歯医者さんで出逢ったおもちゃたち🐖
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