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送別会は誰のため?|はじめての退職#4

36歳。私は人生で初めて「退職」というものを経験しました。これは、私にとって人生初の一大イベントでした。

知らないことばかりで、戸惑いの連続。
全5回でお届けしています。(1分で読めます)



「送別会ランチやるから、空いてる日教えて」


上司にそう言われたとき、心の中では「もう、そっとしておいてほしい」と思った。

夜の飲み会は、夫の当直との兼ね合いで出づらい。だからランチなら、と上司は気を利かせたのだろう。

でも、営業マンにとって昼はゴールデンタイム。
全員の予定を止めてまで、私のために時間を取らせるのは気がひけた。

「お気持ちだけで十分です、ありがとうございます」

そう伝えたけど、何も伝わらなかった。
結局、送別会は開催された。

私はもういっぱいいっぱいで、なるべく静かに去りたかった。

それなのに、上司たちから「残念です」「できれば残って欲しかった」と繰り返される。

でもそれなら、会議はリモート導入するとか、売り上げ目標を見直すとか、もっと前にできることがあったのでは?

「もう無理かもしれません」と相談したあの日に、なんでもっと本気で考えてくれなかったのか?

最後の場面だけキレイにまとめようとする姿に、嫌気がさした。

結局、送別会は私のためではなく、残る人たちのための儀式だった。

せめてもの気持ちで、これまで迷惑をかけてきたお詫びと感謝の言葉を述べた。

でもなんだか、後味の悪い送別会だった。


はじめての退職#4|学びメモ

  • 送別会は送り出す側の自己満足になりやすい
    本来は退職者のためでも、企画側の都合が色濃く出がち。

  • 無理に盛り上げなくてもいい
    気持ちに余裕がなければ、感謝の一言で十分。

  • 企画する側は「相手のため」を考える
    もし自分が送る立場になったら、形より気持ちを大事にしたい。


人生、なにごとも経験ですね。

【▼最終回】


📌シリーズ#1~#3

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