本能寺の変1852 その一因 240229 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』
本能寺の変1852 その一因 240229
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一、時代の風潮
「本能寺の変」の根本には、時代の風潮があった。
叡山焼討、大量殺戮。
信長は、老若男女あわせて、数千人を殺害した。
光秀は、その実行者。
この戦いで大きな手柄を上げた。
その結果が、志賀一郡の拝領となる。
光秀は、紛れもなき戦国武将。
「同じ穴の狢」
平然と、これを成し遂げた。
これが、実像。
光秀とは、このような男なのである。
時は、戦国時代。
油断は、死を意味した。
織田信勝の一件。
実の弟ですら、信じられぬ時代だった。
死神は、ある日、突然、訪れる。
「油断」
信長は、信勝を殺害した。
猜疑心が強く、用心深くなければ、命を失う世の中だった。
これが当時の風潮。
恐ろしい時代だった。
光秀の思考は、当時の風潮から大きな影響をうけた。
光秀の行動は、当時の風潮に基づくものであった。
覚醒すべし!!
風潮は、時代とともに変化する。
「本能寺の変」を現代の風潮でとらえるべからず!!
【参照】テーマ別 まとめ 時代の風潮
まとめ 時代の風潮 第9話 ◎第9話
一、「人間五十年」
信長は、「五十年」を強く意識していた。
やがて、このことが、「本能寺の変」の一因となる。
【参照】まとめ 時代の風潮 第4話 ◎第4話
一、信長の猜疑心
信長は、猜疑心が強い。
否、強すぎた。
それ故、ここまで、生き抜くことが出来た、のではあるが、・・・・・。
このことが、光秀を苦しめることになる。
「持てる者」故の悩み。
信長の家臣なれば、こそ。
「油断しては、ならぬ」
「隙を見せては、ならぬ」
「失敗しては、ならぬ」
逃れられぬ宿命だった、・・・・・。
光秀の苦悩。
緊張の日々がつづく。
このストレスが、「本能寺の変」へと繋がっていく。
【参照】まとめ 時代の風潮 第9話 ◎第9話
一、信長の合理主義
信長は、合理主義者。
無駄を嫌った。
「役に立つ」のか、「立たぬ」のか。
信長は、その様な目で重臣たちを見ていた。
佐久間信盛の一件。
信長は、不意を衝いた。
役に立たねば、粛清される。
これが、戦国時代の風潮。
「粛清」
恐ろしい世の中だった。
信長は、最古参の重臣筆頭者といえども、容赦しない。
恐ろしい男なのである。
この事、肝に銘ずべし。
大きな衝撃だった。
光秀は、信長という男の恐ろしさを改めて思い知らされた。
光秀は、切れる男。
先が見えるのである。
このことが、光秀を、「本能寺の変」へと追い込んでいった。
一、粛清の怖れ
信長は、粛清の人。
不意を衝く。
恐ろしい男であった。
重臣筆頭、佐久間信盛。
「役に立たぬ」
それ故の粛清。
信盛は、追放され、失意のうちに死す。
信長は、絶対専制君主。
光秀は、出来る男。
洞察力に優れていた。
信長の性格を知悉していた。
光秀は、粛清を怖れていた。
そして、その思いは、次第に、強くなっていく。
「本能寺の変」は、この二年後に起こる。
このことが、その一因となった。
【参照】まとめ 時代の風潮 第11話 ◎第11話
一、志向の相違
信長の「さらなる夢」。
拡大政策は、止まず。
光秀の、国々は、猶、長閑(のどか)なる時。
すなわち、二人の志向に相違が生じていた。
そして、それは、次第に、拡大していく。
この事が、光秀を、「謀叛」へと駆り立てる一因となった。
【参照】まとめ 時代の風潮 第8話 ◎第8話
⇒ 次へつづく
