ライターの仕事も同じ。「誰かのために」という利他的な行動が人・信頼・仕事・富・楽しさをもたらす
私は、人と話すのが好きだ。
誰かと一緒にあれこれ会話し、相談しながら仕事をするのが好き。
とはいっても社会人になるまでは、
人見知りとド緊張の人でした。
人前で発言するなんで以ての外。カースト上位の子に話しかけられると、それが褒め言葉でもソワソワして、あ、ありがとう……くらいしか返せない。
社会人デビューという言葉があるけれど、自分の場合はまさにそれ。
急に誰とでも堂々と話せるようになったのは、仕事には一定のルールがあったからに他ならない。イエスかノーの明確な答えがあったり、筋道が決まっているから、新卒で都銀の窓口を担当したときから、部長クラスの人にも、ここ記入漏れてますよ? とか、普通に指摘していた。
だから幹部クラスの人に、度胸あるよね〜! と面白がられて、私にとっては当たり前の「会話の一部」だと思ってたんですよね。
そんな度胸とは裏腹にお客様と話す時間は、それはもう楽しかったです。
その延長線でたまにセールスもした。
その人に合うと思える商品なら紹介するし、大学生がローンカードを作りたいと言い出したときは、逆にお金を貯める方法を考えましょうと、通帳から読み取れる情報と少しのヒアリングで解決策を伝授していた。
今思えば、「誰かの困り事を解決する」ことに
メラメラと熱意を燃やしていたのかもしれない。
JTBのツアーコンダクターに転身後は、大勢のお客を旅にお連れしました。ツアー客はもちろん、旅先でお世話になる観光業の人たちと話すのも楽しくて相互の協力あってこそツアーは成り立っています。
トラブル発生時は手をコネコネして、お願いお願い、一生のお願い…! と肝を冷やして懇願したり、このままじゃお客様が困るからと、ホテルで啖呵を切った経験も稀にあったけれど、最終的にそのフロントマンと仲良くなって「あのご恩は覚えてますよ。笑」と他のツアーで協力した記憶があります。
「恩は、必ず義理で返す」
ああ、極道映画を観すぎたらしい。当時はそんな使命にかられてました(とはいえ、今もその傾向ありますね〜)
3つ目は、Web制作会社に勤務しました(経緯はnoteに書いてます)
新たな技術を習得する日々。かなり没頭しました。
Webの知識やサイト構築の仕組み、写真のレタッチやバナー制作など、ライター活動にも役立つ知識と技術がここで身について、文章を書く以外のスキルに大いに役立っています。
ただ、どうしても…
ひとつだけ違和感が拭えなかったんです。
みんな自分の作業に没頭しますよね?
1人で作業するから、あまり会話が生まれない。
シーンと静まり返ったオフィスで1日中作業してるとソワソワどころか、はあ〜外に出たい… 外に出たい。集中力が途切れてモゾモゾしてくる。
それでも3年間ほど働いたのは、2人以上のチーム制で仕事をする時間が楽しかったから。誰かと相談しながら作業するのは、ワタシ的には仕事が楽しく感じる時間だったんです。
これも今思えば、「誰かのために。誰かと一緒にやる」だから面白く感じる。根本的にそういう人間だったんですね。
でも、やっぱりオフィス勤務は無理だと実感して、フリーランスに転身。
最初はWebサイト制作に携わり、専門学校でWebの非常勤講師を任されたりして、「つくること・教えること」が性に合ってたみたいです。
そして現在、ライター歴12年目へ。
なぜ、ライター活動を続けているんだろう。
そう考えたとき、やはり土台にあるのが「人ありき」だったんですね。
企業や人物にインタビューすることは、企業の切実な思いや未来の一部を担うような、人の人生を背負うような感覚もあって、話を聴くうちに応援したくなり、いい記事を書きたいと思わせてくれる。
取材という手段を通じて、未知なる世界を疑似体験できる。それは半分は趣味嗜好であって、もう半分は取材相手のサポートができる喜び。
ライターの役目は、裏方のサポーターかもしれません。
やがてネットを介して記事が公開され、紙に印刷されて、見ず知らずの人たちに届いていく。今は届けること自体が難しいけれど、時代とともに媒体や届け方が進化しても「人のため、誰かのためのコンテンツ」という考え方は、陳腐化しないと思います。
以前、noteに書いたんですけど、過去を振り返ってみると、仕事の受注も、人とつながれたのも、自分が利他的に動いたのが最初の接点だったようです。
記事を書くライターがいて、
編集者が記事のクオリティを担保してくれる。
取材相手のために、読者のために。
メディアに貢献するために。
「四方良し」をもたらすコンテンツ。(あれ。五方良しかな?)
記事を書く責任も、編集する責任もそれなりに伴うけれど、プレッシャーや重圧よりも、いろんな人と会話して、一緒に仕事をする豊かさのほうが遥かに勝る。ライターという仕事を通じて、あちこちから放り込まれる「誰かの」知識や経験、人間力までもを受け取ってる気がします。
その恩返しが、ライターにとって「記事、コンテンツ」なのだと思います。
余談ですが…
最近、不思議とあまりイライラしなくなりました。
心や時間に余裕が出てきたのか。人に期待しなくなったのか。逆に人を信頼する力が勝ってきたのか。それとも小さな幸せを感じるようになったのか。
「誰かのために」が苦しく感じるときって、利己的な行動に走る気がするんです。たぶんそれは、今の自分が幸せじゃないと感じているから。自分は損してると感じているから。
利他的な行動って、自分が幸せでいてこそ
できることかもしれないですね。
明日6月17日は、「沖縄ライター交流会」の平日ランチ会です。
思いっきり楽しんでこようと思います。
やっぱり私は、人と話すのが好きだ。
こんなnoteも書いてます。
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