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Jimmy McGriff, Junior Parker – Jimmy McGriff, Junior Parker (1972)

 ジュニアウェルズとバディガイ、ハウリンウルフとヒューバートサムリン、ジェイムズコットンとマットマーフィ…ブルースシンガーあるいはブルースハーピストの脇には必ず優れたギタリストがいました。しかしシンガーでハーモニカ奏者のジュニアパーカーの側にいたのはギタリストではなくオルガン奏者のジミーマクグリフ。当時ソウルやジャズの要素も含んだ演奏をしていたジュニアにとってはブルース一本のギタリストよりジャズの素養がありソウルフルな演奏もできるオルガン奏者の方が良かったのかもしれません。
 本作はそんな二人が当時マクグリフが経営していたゴールデンスリッパーに出演したときのライブ。ソニーレスター人脈勢ぞろいのリラックスしたファンキーブルース、ソウルジャズライブです。

メンバー
ジミーマクグリフ:オルガン
ホレスオット:エレピ
オドネルリーヴィ:ギター
ファッツテウス:テナーサックス
セイントジェンキンス:ドラム
ウィリアムソープバリトンサックス
ジョセフモリス:バリトンサックス
ロナルドホワイト:トランペット
Discogsだとロナルドホワイトはモータウンのミラクルズにいた人物と同じということになっていますが本当でしょうか?間違いな気がします

Don't Throw Your Love On Me So Strong
コテコテのオルガンとキレのあるギターがスリリングですがテンポはゆっくりでジュニアの歌もハーモニカもノンビリしているので全体的にはノンビリした曲です

Pretty Baby
アップテンポのオーソドックスなブルース。マクグリフのソロが入りますが自称がブルースミュージシャンだけあってジャズっぽさがほとんどなくてめちゃくちゃブルージー!

I Need Love So Bad
曲の前にEverybody Say Yeah!~と観客を煽るジュニアが楽しいです。ファンキーなブルース。本職はジャズギタリストのオドネルリーヴィがガチガチのブルースのフレーズを弾いているのが面白いです。

Baby Prease Don't Go
マディウォーターズの曲でいつも以上にネットリした歌い方とハーモニカが印象的です

Five Long Years
ほんのりジャズっぽいスローテンポのブルース。ここでも濃厚なジミーのオルガンが楽しめます。さらに存在感の薄かったホレスオットもソロを取ります。

No One Knows(What Goes On When The Door Is Open)
おそらくブルースではよくある不倫ソングです。ホーンやモダンなリズムを入れてサザンソウル、ブルース、ジャズファンクの中間のような演奏です

Don't Let The Sun Catch You Cryin'
スタンダードのカバーでブルースですが選曲がスタンダードのせいかソウルジャズっぽい感じもあります。