【週案テンプレ🎁】毎日の放課後ルーティン~仕事を効率化して定時退勤を目指そう|はじめての学級経営⑬
学級経営の中でも、意外と見落とされがちなのが「放課後」の時間です。
子どもたちが下校し、静けさが戻った教室や職員室。
その時間、担任はどんな順序で、どんな仕事をしているのでしょうか。
実は、この放課後の過ごし方をルーティン化することが、仕事の優先順位をつけ、無駄な残業を減らすことにつながります。
本記事では、「曜日ごとの放課後ルーティン」「毎日のルーティン」「やることリストの作り方」の3つの観点から、実際の手順や考え方をわかりやすく解説していきます。
最後まで読むと、放課後のルーティンと仕事の優先順のつけ方が分かり、仕事に追われる毎日から一歩抜け出せるきっかけになりますよ。
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<目的>
毎日・毎週ある固定の作業を把握して、仕事に優先順位をつけよう
<要点>
・固定仕事:毎日・毎週・毎月・毎年発生する作業
・変動仕事:その時に応じて突発的に発生する作業
<洗練された"毎日放課後ルーティン"8選>
(教室ルーティン)
① 全員を見届ける
② 安全管理をする
③ 教師机の上のモノはゼロにする
(職員室ルーティン)
④ 重要なデータを入力する
⑤ 今日の「やることリスト」を確認する
⑥ 放課後仕事を優先度の高い順に片付ける
⑦ 明日の「やることリスト」をつくる
⑧ 一声かけて退勤する
<「やることリスト」のつくり方 全体イメージ>
①
(前週の金曜日まで)
週案に「固定仕事」と分かっている「変動仕事」を書き込む
②
(前日の退勤前)
退勤前に明日の「やることリスト」に優先順位をつけて作成する
③
(当日の朝から)
「やることリスト」の①(最も優先順位が高いもの)から順番に取り組む
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1.曜日ごとの放課後ルーティンを決める

曜日ごとに毎週やることを固定する
放課後に行う仕事を毎回放課後に考えていては脳のリソースがもったいない!
ここでは、曜日ごとにやることを固定する考え方と方法について解説しています。
⑴ 固定仕事を見える化しよう!
放課後の仕事は大きく「固定仕事」と「変動仕事」に分けられます。
・固定仕事:毎日・毎週・毎月・毎年発生する作業
・変動仕事:その時に応じて突発的に発生する作業
<より細分化すると…>
・固定仕事(日)…出欠入力(日)など
・固定仕事(週)…週案作成(週)など
・固定仕事(月or年)…出席簿の提出(月)固定時間割作成(年)など
・変動仕事(日)…保護者への電話連絡(日)など
・変動仕事(週)…来週〆切のアンケート調査(週)など
・変動仕事(月or年)…ICTの入れ替え作業(年)など
例えば毎週、週案を提出している場合、それは「固定仕事(毎週)」になります。
「○○さんが学校でケガをしたから、保護者に電話で連絡を入れる」といった突発的な仕事やアンケート調査などの固定されていない作業は「変動仕事」です。
この「変動仕事」は発生してから対処するものなので、ルーティンにすることはできません。
そこで、曜日ごとのルーティンをつくるために、固定作業を把握することから始めましょう。
毎週決まって発生する仕事を洗い出し、週案に組み込むことで、先を見通した計画が立てられるようになります。
前週までに週案に書いておくことで「何から手をつければいいか分からない…」と放課後にただ焦ることもなくなります。
そうならないためにも、「毎週〇曜日はこの作業」と決めておくことが、心と時間の余裕につながりますよ。
⑵ 固定仕事(曜日)の具体例
たとえば私の場合、以下のように曜日ごとに役割を決めて、放課後すぐに仕事に着手できる「仕組み」をつくっていました。
月曜日:日記チェックのこり(放課後)
火曜日:週案作成(行事・単元名)(放課後)
水曜日:週案(学習内容・仕事内容)の調整(放課後)
木曜日:学年会後に週案修正・学習計画表作成(放課後)
金曜日:週案提出&学習計画表印刷(朝)、来週の教材準備確認(放課後)
これらの仕事に加えて、会議や研修といった予定、毎日の放課後ルーティン(固定仕事(日))などが入ってきます。
ちなみに私は、頑張り時を「木曜日」に設定していました。
ここで「がんばる」ことで、土日に入る前に来週の見通しをもつことができます。
金曜日の朝までに見通しを立てておくことで、子どもたちもその日のうちに学習予定表などで先の予定を伝えることができます。

このように曜日で役割分担すると、毎日の放課後に「何しよう…」と悩まずに済みますよ。
<1.曜日ごとの放課後ルーティンを決める>
毎週の固定仕事を把握して、曜日ごとにやることを決めよう!
2.毎日の放課後ルーティンを決める
毎日放課後にやることを固定する
放課後に毎日やることはある程度決まっています。
今回は次の「毎日の放課後ルーティン8選」を中心に紹介します。
<洗練された"毎日放課後ルーティン"8選>
(教室ルーティン)
① 全員を見届ける
② 安全管理をする
③ 教師机の上のモノはゼロにする
(職員室ルーティン)
④ 重要なデータを入力する
⑤ 今日の「やることリスト」を確認する
⑥ 放課後仕事を優先度の高い順に片付ける
⑦ 明日の「やることリスト」をつくる
⑧ 一声かけて退勤する
やることを決めてルーティン化することで、無駄な脳のリソースを増やさずに効果的に仕事を進めることができますよ。
⑴ 洗練された放課後ルーティン8選
洗練された放課後ルーティンを理解する
子どもたちの下校後の時間。
この時間をどう使うかによって、明日の準備や心の余裕が大きく変わります。
ここでは、放課後ルーティンを8つ紹介し、一つずつ詳しく解説していきます。
<洗練された"毎日放課後ルーティン"8選>
(教室ルーティン)
① 全員を見届ける
② 安全管理をする
③ 教師机の上のモノはゼロにする
(職員室ルーティン)
④ 重要なデータを入力する
⑤ 今日の「やることリスト」を確認する
⑥ 放課後仕事を優先度の高い順に片付ける
(退勤前)
⑦ 明日の「やることリスト」をつくる
⑧ 一声かけて退勤する
早く退勤することで、自分が人生で大切にしたいことに時間を使えるようになります。
家族、友人、パートナー、健康、趣味、自己投資…
あなたの大切なものを大切にできるよう、効果的な放課後ルーティンをつくりましょう!
(教室での流れ)
① 最後まで子どもを見届ける
最後の一人が教室を後にするその瞬間まで見届けましょう。
教室のドア付近で一人ひとりに「さようなら」「また明日ね」と声をかけながらグータッチで送り出すことで、子どもも安心して帰ることができます。
※「さよならグータッチ」について詳しくは、「はじめての学級経営⑩帰りの会」で紹介しています。
② 安全管理をする
子どもが全員下校したら、教室の安全確認をしていきます。
・エアコンのスイッチOFFにする
・電源類(パソコン、プロジェクター、教室の明かりなど)を確認する
・すべての窓を閉める
・教室のドアの戸締りも忘れずに
教室の環境管理も担任の大切な仕事の一つですね。
③ 教師机の上のモノはゼロにする
職員室に向かう前に、教室の教師机の上には何もない状態にしていきましょう。
プリントや文房具が机の上に残っていると、翌朝に無駄な作業をしなければいけなくなります。
何より子ども達に机上整理を指導するのであれば、担任自身もいつも整った机上にしておく必要がありますね。
「机上のモノはゼロ」を習慣にしていきましょう。
(職員室での流れ)
④ 重要なデータを入力する
・出欠の記録
・健康観察の記録
・テストの点数 など
あとでやろうと思うと、忘れてしまいがちです。
職員室に戻り、パソコンを開いたら「まずはこれだけは入力する」と決めておきましょう。
⑤ 今日の「やることリスト」を確認する
「今日、自分は何をやる予定だったのか」「どこまで終わったのか」を手帳やメモに記録しましょう。
タスク管理が苦手な人ほど、この確認の時間が大切です。
詳しくは【3.やることリストのつくり方】で解説しますね。
⑥ 放課後仕事を優先度の高い順に片付ける
優先度が高いことから手をつける習慣をつけましょう。
優先順位のつけ方についても【3.やることリストのつくり方】で解説しています。
(退勤前)
⑦ 明日のやることリストをつくる
退勤前には、明日やることを簡単にメモしておきましょう。
「どこまで授業が進んだか」「明日は何を配るのか」「誰に声をかける必要があるか」など、簡単でいいので頭の中の情報を一度書き出すと、翌朝のスタートがスムーズになります。
またまた、この後の【3.やることリストのつくり方】で解説しています。
(しつこい!(笑))
⑧ 一言かけて退勤する
「何かお手伝いできることありますか?」
「お先に失礼します」
職員室を出る前に、「何かお手伝いできることありますか?」とひと声かける習慣を大切にしましょう。
忙しい毎日ですが、こうした言葉のやりとりが、職員室での良好な人間関係につながります。
以上、「洗練された放課後のルーティン8選」でした!
「これだけは毎日やる」という軸をつくることで、慌ただしい日々の中でも、自分を整える時間が生まれます。
まずは、できそうなところから一つずつ始めてみてくださいね。
⑵ 学級担任、ある日の放課後ルーティン例
ある日の担任の放課後をのぞいてみよう
ある日の放課後、担任の仕事をタイムライン形式で見てみましょう。
【変動・仕事】児童のけが対応、保護者連絡
【固定・仕事】クラスルームに学習予定を配信
【固定・仕事】出欠・健康観察データ入力
【変動・仕事】レディネステストの丸付け
【固定・予定】学年会
【固定・仕事】週案修正
【固定・仕事】明日のToDoリスト作成
【変動・仕事】プリント印刷の依頼メモをのこす
退勤!!!
このように、実際には「洗練された放課後ルーティン8選」の間に「会議などの予定」や「変動仕事」が入ってきます。
集中して仕事をするコツは腕時計のタイマー機能などで時間を区切り、制限時間を設けること。
また、「午後7時から家族で夕食を食べる」など退勤後の予定を手帳に書き込むことで、早く帰ろうという意識を高めることができますよ。
【2.毎日の放課後ルーティンを決める まとめ】
<洗練された"毎日放課後ルーティン"8選>
(教室ルーティン)
① 全員を見届ける
② 安全管理をする
③ 教師机の上のモノはゼロにする
(職員室ルーティン)
④ 重要なデータを入力する
⑤ 今日の「やることリスト」を確認する
⑥ 放課後仕事を優先度の高い順に片付ける
(退勤前)
⑦ 明日の「やることリスト」をつくる
⑧ 一声かけて退勤する
3.「やることリスト」のつくり方
「やることリスト」を作れるようになろう!
抜け漏れなく仕事を進めるために、「やることリスト」の作成はとても重要です。
ここでは、私が5年間の教員生活で身につけた、効果的に仕事を進められる「やることリストのつくり方」を紹介します。
参考になるところを取り入れたり、一旦すべてマネしたりして、仕事の進め方を工夫しましょう。
⑴ 「やることリスト」のつくり方 全体イメージ
「やることリスト」をつくる手順をイメージできるようになろう
やることリストは「前週」「前日」「当日」に分けて活用します。
<「やることリスト」のつくり方 全体イメージ>
①
(前週の金曜日まで)
週案に「固定仕事」と分かっている「変動仕事」を書き込む
②
(前日の退勤前)
退勤前に明日の「やることリスト」に優先順位をつけて作成する
③
(当日の朝から)
「やることリスト」の①(最も優先順位が高いもの)から順番に取り組む
ポイントは週案を作るときに、月~金のやることを書き込むことです。
この記事の最後に「週案テンプレート」をプレゼントしています。
週案にやることを書き込む方法は、週案テンプレートの「使い方シート」で詳しく解説していますよ。
⑵ 退勤前に「やることリスト」をつくろう!
退勤前に「"優先順位"付きのやることリスト」をつくってみよう!
放課後の最後に「やることリスト」に優先順位をつけましょう。
「"優先順位"付きのやることリスト」をつくることで、爽やかな気持ちで退勤することができますよ。
このリストがあるだけで、翌朝のスタートダッシュも変わります!
では、ここから具体的な「やることリスト」に優先順位をつける方法を解説します。
やることは4つのカテゴリに分けて整理します。
<優先順位のつけ方>
【1】重要度が高く、緊急性も高い
【2】重要度は低いが、緊急性が高い
【3】重要度は高いが、緊急性が低い
【4】重要度が低く、緊急性も低い
この【1】から【4】の順番で仕事に優先順位を入れましょう。
では、この【1】から【4】の仕事をどのタイミングで取り組んだらよいのでしょうか。
私の場合、次のようなタイミングで仕事をするようにしていました。
<優先順位【1】~【4】の仕事 タイミング>
【1】重要かつ緊急 → 朝 or 放課後すぐやる
【2】緊急だけど重要度は低い → 空き時間 or 放課後すぐに
【3】重要だけど緊急じゃない → 放課後の後半 or 朝に
【4】どちらでもない → 事務スタッフさんに依頼・後回しでOK
もう少し具体的にみていきましょう。
<「"優先順位"付きのやることリスト」 具体例>
【1】(朝 or 放課後すぐ)
・保護者対応、授業準備、クラスルーム配信 など
【2】(空き時間 or 放課後すぐ)
・出欠入力、テストデータ、会計処理 など
【3】(放課後の後半 or 朝)
・週案作成、教材研究、提案書作成 など
【4】(依頼 or 後回し)
・プリント印刷、掲示物貼り替え など
👉【4】に関しては、教員業務支援員(スクールサポートスタッフ)さんに依頼しても大丈夫な仕事。
自分じゃなくてもできる仕事は「頼む」ことも大切です。
【3.「やることリスト」のつくり方 まとめ】
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