patriarchy ペイトリアーキについての参考資料リンク
日本の家父長制の説明が筆者には読みにくいので、筆者にとって、わかりやすくなるような参考資料をリンクしておきます。
https://note.com/beatangel/n/nb58a3adbe17c
ペイトリアーキ:家父長制とは
母系制も家父長制
山東省の大汶口文化期の傅家遺跡で「母系社会」を示唆する証拠が得られたとの研究。この研究でも指摘されているようにヨーロッパではさらに古い時代で「父系社会」を強く示唆する証拠が得られており、当然この研究も人類の「原始社会」が一様に「母系」とは主張していません。https://t.co/H6XGdbcxuG
— 雑記帳 (@Florisbad) June 5, 2025
民族誌の調査で父方居住から母方居住への移行はその逆と比較して稀なことも「原始社会」が一様に「母系」との見解の根拠でしたが、近年の古代ゲノム研究からは母方居住から父方居住への移行が先史時代では民族誌のデータより高頻度だった可能性が示唆されるように思います。https://t.co/4wh04K0aep
— 雑記帳 (@Florisbad) June 5, 2025
例外的と言ってしまっていいと思うが、人間社会にも母系家族を取る集団はいる pic.twitter.com/m2aeREVEcw
— 狩りする家猫 Jagdcatzen (@RaidenShar) December 28, 2024
家父長制社会には父系制と母系制があり、これは財産と称号がそれぞれ男系または女系によって継承されることを意味する
ウイキペディア 家父長制
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%88%B6%E9%95%B7%E5%88%B6
エマニュエル・トッドの意見
ペイトリアーキの起源
どの社会でも、親族と家族が社会的共存の基礎をなす。家族が基礎となるべきだと言いたいのではなく、純粋に事実の説明として「家族が基礎をなす」と述べているに過ぎない。ほとんどの社会、とりわけキリスト教以前のヨーロッパにおける伝統的な親族関係には次の特徴があった。
・生活のほとんどが親族関係で結びついた集団内で行われ、その集団はさらに大きな集団やネットワーク(氏族、部族など)と結びついていた。
・家族は「父系制」を踏襲していた。父系が相続、財産、居住地などを決定した(ただし例外もある。妻が夫のもとに嫁ぐのではなく、婚姻後に夫が妻の母の家庭に住む社会も少なくない)。
つぎの感想note に同意いたします。
人間の配偶システム
では、ヒトはどのような性淘汰をへて進化したのだろうか?
・配偶システムと性的二型・精巣の大きさの関係
(ア)進化の初期には男性間の競争が強かったが、徐々に減少
(イ)性的二型は、一夫一妻の範囲内におさまるが、少し大きめ
(ウ)ある程度の精子間競争が存在した
・婚姻システムの通文化比較
83%が一夫多妻、16%が一夫一妻、ごくわずかな一妻多夫の例
制度としては一夫多妻でも、実際には少数派であることが多い
男性が子に投資をおこない、かつ一夫多妻システム:一般には困難→富の蓄積、男性間の不平等によって可能になった。
(4)繁殖成功度の性差と個人差
・男性の繁殖成功度には大きな個人差がある。
・一夫多妻傾向が強いほど、男性の繁殖成功度には個人差が大きくなる
キプシギスの事例:婚資はウシ6頭ヤギ4頭(平均所有数の1/3)
マジャンギルの事例
・女性の繁殖成功度は一夫多妻によって変化しないか、むしろ下がる傾向
・専制的な権力者はきわめて高い繁殖成功度を示した:男性の権力志向と繁殖成功度の関係。
(5)複婚システムとは?
・一夫多妻は高齢男性に有利なシステムでもある(若者は繁殖から除外される)。妻どうしの葛藤。
・ ソロレート婚(ひとりの夫が互いに姉妹である妻をめとる婚姻形態)はなぜひろく認められるのか?
(100/159社会で、好ましいとされている)
一夫一妻的な社会でも、妻の死後姉妹をめとることが多い。
居住制との関係:姉妹婚では同居が81%。
・レヴィレート婚(夫の死亡後に妻が夫の兄弟と結婚する婚姻形態)は?
(127/185社会で、好ましいとされている)
・多夫多妻
ナイジェリア(実際には一夫多妻的な性質を帯びている)
インド(パハーリ):兄弟で妻を共有
・一妻多夫:チベット(土地所有制度に依存)
2. 性差と婚姻の普遍性と多様性(1)
https://isgs.kyushu-u.ac.jp/~yt1//staff/sato/culture_2002.htm.BAK
新石器時代アナトリア半島の社会構造
ブログを更新しました。
— 雑記帳 (@Florisbad) July 7, 2025
新石器時代アナトリア半島の社会構造https://t.co/M9lMKnAUZm
トルコ南部新石器時代のチャタルヒュユク遺跡では、当初は主に遺伝的親族関係の個体が、次第に遺伝的親族関係にない個体も共に埋葬されるようになり、家屋単位の「母系」中心的構成は変わらなかったようです。
進化心理学による家父長制の起源
社会学における家父長制の起源の限界という意見
という意見がXでありました。
家父長制の起源を知るのに、人間社会のことしか考察できない(しかもイデオロギーというものさししか使えない)のが社会学の限界なんよ。
— 新納 (@niinow_g) December 27, 2024
普通に考えりゃ「そういやヒト以前のサル社会でもボスはオスばかりだな」って気づくはずでしょうよ。
サル類の社会と家族制度は多様
アルファメイルにはアルファフェメイルもいた
これは教育の失敗かな?現実のサル社会のボスはオスばかりではない
— ひろ(z)💜🧡💛💚❤️💙🤍💗 (@zako22) December 27, 2024
>上野動物園のサル山では、これまでに15匹のリーダーが誕生しており、そのうちメスは5匹。高尾山さる園でも、5匹のうち1匹がメス
ボスは腕力で決まる場合と、それ以外(血縁など)で決まる場合があり、腕力で決まる場合は圧倒的にオス
ニホンザルにおいて自然の自由採取ではアルファメイルは出現しない
餌が多量かつ一箇所供給される餌付けだと、それを独占する個体即ちアルファメイル(アルファフェメイル)が出現するようです。
多様なサル類の社会と家族制度
サル類の家族と社会は多様でした。また、人類のかつての社会家族についても判然とはしていません。
「誰と暮らしているかで分類するだけでも、霊長類の社会が多様であることがわかると思います。様々なパターンがあり、しかも類人猿のように、近い分類群の中でも、多様なパターンがみられます。」
「チンパンジーはオスが群れに残る社会(父系社会とよびます)ですが、私たちに身近な人間社会の多くも息子が土地を引き継ぎ、娘は違う家にお嫁にいくというイメージがあるのではないでしょうか。このようなことから、ヒトがチンパンジーと分かれる前の共通祖先も父系社会であったと考える研究者が多くいました。しかし、ヒトは農耕して定住生活をするようになる以前は、必ずしも父系的な社会ではなかったという報告もあります。」
「チンパンジーとゴリラの血縁者の集まり方は似ていないことを意味します。先ほど紹介したように、農耕以前のヒトの社会が必ずしもが父系ではないという報告も考え合わせると、ヒトがチンパンジーと分かれる前の共通祖先が父系であったと考えない方がよいかもしれません。」
ゴリラと生息域がかぶるチンパンジーはオス社会でチンパンジーは凶暴
— メタナイトリコ (@94pPzr9Un9Xczn1) December 27, 2024
特にライバルのいないボノボはメス社会でボノボは温厚
つまりヒトカスのメス社会はオス社会に滅ぼされ自然淘汰されたと考えるのが妥当
ヒトの家族の誕生
関連資料です。
女性も狩猟をしていたという研究
定住と国家の起源
国家の起源と家父長制深い関係ありそうですけど、研究がみつかりませんでした。
最近の国家の起源研究についてのリンクです。
滝村国家論における権力とは
権力とはいったいなんなのだろうか。
滝村は権力を「人間主体に対する、外部的・客観的な〈支配力〉」と規定している。
人間社会において、こうした支配力は、当初、「原初的な神的・宗教的権力」のかたちをとって出現した。神(自然)の力と、神の力を律する者が、人びとの生活を支配したのである。
神的・宗教的権力は、次第に強力な政治的権力へと発展していく。その背景に、人間社会の歴史的発展があったことはいうまでもないだろう。
権力は国家だけの現象ではない。職場においても、学校においても、支配−服従関係の発生する場においては、どこでも権力が発生する。
権力が存在するところでは、権力者の指示・命令(支配者の意志)にしたがって人が行動する。逆に、そうした関係がまったくないところでは権力は成立していない。
『リーダーシップ進化論』
家父長制を研究するフェミニスト社会学者の主流はマルクス主義者
日本語版ウイキペディアでは家族制度研究はコミュニストのエンゲルスが発祥のように記述
家父長制の廃止=家族制度の廃止がゴール
家父長制の廃止は、結局、コミュニスト マルクス主義者による家族制度廃止のための第一目標でした。
ソ連での家族制度廃止とその挫折
ソ連では一足飛びに家族制度を廃止しますが挫折しました。
