大川橋蔵主演・銭形平次 第70話「女の城」(1967)
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:岸生朗
監督:長谷川安人
あらすじ
小料理屋の女中が殺され、その傍には百人一首の書かれた札が残されていた。
現場からは浪人の逃げていく姿が目撃されており、百人一首の文字から丹波弥八郎という男ではないかと証言を得る平次。
しかし、丹波は自分の書いたものでは無いと否定する。
その頃、小料理屋では女同士の鍔迫り合いが行われていた。
平次が推理を勧めるなか、更なる殺人が行われる。
丹念に関係者の情報を集める平次の明智が冴える。
紹介と感想
謎が謎呼ぶミステリーの雰囲気が濃い目の話となっており、平次が追う謎の中心には現場近くに住む浪人・丹波がいました。
お静が水茶屋で働いていた設定も久しぶりに顔を出し、働く女性たちたちの声を代弁してくれます。
小料理屋の女たちも時に悪態を付き合いながらも、それぞれに幸せを求めて毎日を生きていました。
そんな女たちを尻目に、今回の事件の犯人達は己の欲の為に殺人を重ねました。
しっかり計画殺人だったところに救いのなさを感じてしまいます(結果的に殺人実行の段階で上手く行ってませんが)。
亭主に裏切られながらも前を向いて進んでいく女将と、その姿に再出発を決意する丹波の姿が印象に残る物語でした。
※投稿日現在、銭形平次放送開始60周年記念として、東映時代劇YouTubeで本作、第103話、第113話、第114話、第166話、第177話、第202話が再配信されています
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
丹波弥八郎/小林勝彦
お六/三島ゆり子
およの/中村あやめ
お紺/中村伸子
お半/由利京子
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/八千草薫
万七/遠藤辰雄
清吉/池信一
お民/園佳也子
爲吉/神戸瓢介
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