【DTM初心者必見!】ミックスで使うステムデータとは...??
アノニマスDTM編集部でございます。
今回はステムデータの概要に関してお話したいと思います。
ステムが必要な場面

パラデータはパート関係なく個別にトラックを書き出し、ステムデータは特定のパートを1つのトラックにまとめて書き出します。
ミックスをエンジニアに依頼する場合
ライヴで同期音源をPAに送る場合
劇伴で使う場合(舞台、ドラマ、アニメ等)
クラウド上で他のクリエーターと共同制作する場合
上記のような場面でステムは使われます。
ステムの作成手順
一例として、アレンジ・ミックスでステム作成するまでの工程をざっくりご紹介します。

簡易的なミックスまで終えた段階です。画面内はパラを並べている状態です。ここからステムを作成します。

ベース(Ba,BaL,BaR)、キック(K)、スネア(Snr)、ハイハット(HH)、サブベース(SubBa)はパラにし、それ以外はステムでまとめてます。
パラを並べただけの画面よりもスッキリしました。ステム作成時は極力音量バランスやEQは最低限に留める場合が多いです。
パラ・ステム作成時の注意点
ステムやパラのトラック名は分かりやすく且つ簡潔に! 例)ベース→Ba、キック→K、ハイハット→HH
容量を増やさないため、定位にバラつきがなければパート問わずモノラルで書き出す
案件の場合、先方から特に指定がなければ、フォーマットは24bit・48kHzにしておく
ステムにプラグインを適用する

ステムにコンプやEQを掛けたい場合は、ステムトラックor別途サミングトラックを作成して適用します。これは同じパートのパラやステムが複数トラック存在する場合に有効で、ミックスの効率化に繋がります。
それが完了したら、VUメーターを確認しながら全体の2mixを書き出します。マスタリングで音圧を稼ぐために、ヘッドルーム(黄枠)は多少余裕を持たせておくのがベターです。
で、完成したトラックです。記事用に作ったものですが、興味ある方は参考程度にどうぞ。
ステムの基本的な作成とその後の流れは以上です。慣れていないDTMerさんは真似してやってみてください。
昨今のDTM事情

パラやステムはクリエーターによって扱いが様々ですし、近年、ステムの定義も人によって解釈が異なってきています。
パラデータ=ステムと考える人もいれば、サミングトラック=ステムと考える人もいますが、案件においては先方と不一致が生じないなら解釈はどれでもいいと思います。
クリエーターによっては編曲・ミックスまで自身で行う場合もあります。昨今はストリーミング配信の影響からか、作曲と編曲は自身で行い、ミックスは外注するケースが増えています。
今後他者とデータを共有する機会が出てきそうなら、今のうちにステムを意識しておくのも良いでしょう。
DTM初心者さんは、機会があれば1回プロのエンジニアにミックスを依頼してみると良いです。相手がどういうデータを望んでいるか事前に伺い、内容に沿ったステムを作ってみましょう。
以上、ざっくりステムのお話でした。
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