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【体験談】ミノマイシン(ニキビの薬)で突然アナフィラキシーショックに。服用5分からの救急搬送の記録

こんにちは☆
4歳の娘を育てている、もちこです。

今日は、私の人生の中で最も「死を意識した」体験について書こうと思います。

今から10年ほど前、まだ私が30代で実家暮らしをしていた頃のお話です。

当時、私は生理周期に合わせてできる顎ニキビに悩まされており、皮膚科で「ミノマイシン(抗生物質)」を処方されていました。

4年以上、ニキビが悪化したタイミングで何度も服用してきましたが、それまで一度も副作用が出たことはありませんでした。

その日も夕食後、いつも通りに服用。
すると、服用5分後から異変が始まりました。

「万が一」のとき、自分や大切な人の異変にいち早く気づけるよう、当時の経過を詳しく振り返ります。

• 服用5分後:小さな異変

腕にムズムズとしたかゆみを感じました。見ると、小さな蕁麻疹がポツポツとできてきました。

• 服用10分後:急速な広がりと腫れ

蕁麻疹があっという間にお腹や足、全身へ広がりました。鏡を見ると顔が赤くなり、目の周りも腫れていました。「ただごとじゃない」と直感し、母に救急病院へ連れて行ってと頼みました。

• 服用15分後:呼吸への影響

車で病院へ向かう道中、喉が締め付けられる感覚に襲われました。空気がうまく吸えない。あまりの苦しさに、車を停めてもらい、119番通報することに。 

• 服用30分後:救急搬送・処置

救急車で運ばれ、病院で「アナフィラキシーショック」と診断。すぐにアドレナリンを投与されました。

一晩ICU(集中治療室)へ入院することになりましたが、処置が早かったおかげで翌日には無事に退院できました。

なぜ「いつも大丈夫だった薬」で突然起きたのか?

4年以上も問題なく飲んでいた薬が、なぜ急にダメになったのでしょうか……。

薬剤師の夫に聞いてみたところ、これまで問題なく飲んでいた薬でも、まれにアナフィラキシーを起こすことはあるそうです。

「今まで大丈夫だったから安心」とは、必ずしも言い切れないのだとか。

また、初めて飲んだ薬で発疹などの軽いアレルギー症状が出た場合、「このくらいなら大丈夫かな」と思って2回目を服用すると、初回よりも強い症状が出ることもあるそうです。

もし薬を飲んだ後、発疹やかゆみなどの症状が出た場合は、自己判断で飲み続けず、必ず医師や薬剤師に相談してください。場合によっては使用を中止することが大切です。

薬剤性のアナフィラキシーについて

さらに詳しく聞いてみたところ、厚生労働省の資料などでも注意喚起されている情報を教えてくれました。

1. 体調や環境が「引き金」になる
薬そのものだけでなく、その時の「体側の条件」が重なると、症状が強く出たり悪化したりすることがあります。

以下のようなケースは症状を増幅させる可能性があるそうです。

・月経前状態(PMSなど)や妊娠中
・精神的ストレスや過労、寝不足
・飲酒や運動、入浴の直後
・風邪などの急な感染症にかかっている時

当時の私は、ホルモンバランスが崩れていてストレスも溜まっていた時期。まさにこれらの条件が重なり、体が「もう限界!」とサインを出してしまったのかもしれません。

2. 異変は「30分以内」にやってくる
薬剤性のアナフィラキシーは、薬を飲んでから直後〜30分以内に発症することがほとんどです。

特に飲み薬の場合は、成分が吸収されてから反応が出るため、少し遅れて症状が出ることもあるのだとか。

「飲んですぐ大丈夫だったから安心」ではなく、30分間は体調の変化に気を配ることが、早期発見の鍵になります。

「蕁麻疹」だけじゃない?見逃したくない初期症状
体や手足など全身に赤い発疹ができたり、かゆくなるのが有名ですが、実は他にも意外な初期症状があります。

もし薬を飲んだ後に以下のような異変を感じたら、すぐに周囲に助けを求めてください。

• 消化器: 激しい胃痛、吐き気、下痢
• 目: 視野が狭くなる、見え方がおかしい
• 呼吸器: 喉のイガイガ、声が枯れる、犬が吠えるような咳
• 神経: 強い不安感、恐怖感、意識がぼーっとする
• 循環器: 動悸、脈の乱れ、立ちくらみ

「これってアレルギーかな?」と迷うような症状でも、複数が同時に現れたり、急速に悪化したりする場合は一刻を争います。

「薬疹持ち」の私が、今徹底している4つのこと

私はミノマイシンの他にも、クラビットやロキソプロフェンなど、合計4種類の薬にアレルギーがある「薬疹持ち」です。

あの恐怖を繰り返さないために、今は以下のことを徹底しています。

1. お薬手帳は常に最新の状態に
アレルギー歴を記載し、受診の際は必ずお薬手帳を携帯し必要な場合は、医師や薬局へ提出しています。

2. 初めての薬は「平日の午前中」に飲む
何かあってもすぐ病院へ行けるように、初めて飲む薬は平日の午前中に飲むようにしています。

3. 服用後30分は、自分の体調を注意深く観察する

4. 過去の具体的なアレルギー症状
はじめて行く病院や薬局では過去に起きたアレルギーの症状を必ず伝えます。問診にも記載。

同じ不安を抱える方へ

薬は症状を和らげてくれる心強い味方ですが、人によっては「害」になってしまう側面も持っています。

私の娘も、アレルギーの薬で軽微な副作用が出たことがあり、人によって合う・合わないが本当にあるのだと痛感しています。

もし、薬を飲んでいて「おかしいな」と思ったら、ためらわずに医師や薬剤師さんに相談してください。特に「息苦しさ」を感じたら、迷わず救急車を呼んでください。その早い判断が、あなたや大切な人の命を守ります。

薬剤師の夫との出会い

あの日、薬の恐怖に震えていた私ですが、10年後の今、人生を共にしているのは……なんと「薬剤師」の夫です。

病院や市販薬を買うときも、一番近くでチェックしてくれる夫は、私にとって世界一心強い「かかりつけ」になっています。

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