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過去のトラウマと向き合ったら、少し楽になった話 │ 社交不安障害と向き合う⑤

「話を聞いてくれて、ありがとう」
どこかスッキリした顔でそう言って、あの頃の私が笑った気がした───

今の私の社交不安の原因は、過去にある。
そう思った私は、過去に向き合うことにした。
トラウマを思い出すことは、なかなか辛い作業ではあったけれど、これを乗り越えれば、今度こそ、ちゃんと前に進める気がした。

なぜ人が怖いのか、過去を探ってみた

過去と向き合うことで起きた変化

はじめは、過去のトラウマを詳細に思い出すことはとても辛い作業だった。休み休み、違う記事も挟みながらゆっくり進めた。「過去のことを発信したからといって何になるんだろう?」と、ふと虚しくなることもあった。
だけど、トラウマを言語化し、発信することで、自分の中で変化が起きた。

これまでは、過去のことを思い出そうとすると、決まってその時の自分は、寂しそうな顔をして、辛そうにしている姿が思い浮かんだ。
しかし、記事を書き上げ投稿すると、その記事に書かかれた場面の自分を思い出そうとすると、不思議と、吹っ切れたような表情の自分が思い浮かぶようになった。
「もう、私は大丈夫だから」って、言っているようだった。

気持ちを言葉にして楽になった

過去のことを思い出そうとするうちに、その時の自分と、対話をしていたのかもしれない。
ずっと1人で抱え込んでいた気持ちを、ようやく吐き出せて楽になった──そんな表情で、「ありがとう」と、言われた気がした。

それからは、何度も何度も繰り返し蘇っては私を苦しめていた、辛かった過去を思い返す頻度が減ったように思う。

今現在も続いているかのような錯覚を覚えていた過去の出来事も、「昔あった、辛かった出来事」として、心の整理ができたのかもしれない。

過去の私が、「私はもう大丈夫だから、一緒に前に進もう」そう言って、立ち止まったまま足踏みして進めなかった私の背中に、そっと、手を添えてくれた気がする。

これからのこと

過去に向き合ったからといって、すぐに今の自分が変わるわけではない。
今もまだ、変わらず不安は続いている。
電話は怖いし、人前も苦手。人にどう思われているか気になってしまうし、人と会った後はダメージが大きい。

それでも、過去に向き合った意味は確かにあったとおもう。

まだまだ、癒せていない過去の出来事もある。
思い出して辛くなった時は、また、その時の自分に会いに行こう。そして、話をしよう。

過去に向き合うことで、過去は過去の棚にそっとしまい、今は、今この瞬間を、もっと大事にできるようになりたい。
そして、完璧じゃない不器用な自分を、もっと自分自身が認めてあげたいとおもう。
自分のダメだと思ってきた部分とも、上手く付き合っていく方法を探せたら、と考えています。

過去は消せない。パラレルワールドの自分にもなれない。今あるこの装備で、どうにか最大限の幸せを目指して生きるしかない。

不器用なりに、一歩進んでみたり、後ろを振り返って、そのまま下がってみたり、転んでみたり、そのまま休んでみたり、思い出した頃に、気が向いたらまた進んでみたり。

そんな風に、あまり気負わず、自分のペースで、進んでいけたらなと思います。

今回で「過去」と向き合うシリーズは一旦完結したいと思います。
今後は、メンタルクリニックでのカウンセリングで、認知行動療法を予定しています。治療が本格的に始まったら、それも踏まえて「今」の自分と向き合う記事を書いていけたらいいなと思っています。


ここまで長文を読んでくださってありがとうございます。何か少しでも気持ちが軽くなるお手伝いが出来ていたら嬉しいです。

これまでの社交不安と向き合うシリーズ☟

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