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「また変なこと言ったかも…」社交不安障害と向き合う②│今の症状

いつからだろう。

人に嫌な思いをさせたんじゃないか。
変な奴と思われたんじゃないか。
嫌われているんじゃないか。
自分は迷惑な存在で、いない方がいいんじゃないか。
恥ずかしい。消えたい。
誰とも関わりたくない。
みんなの記憶から私の存在を消してしまいたい。

そんな風に思い始めたのは──

目の前には、楽しそうな世界が拡がっている。
私もそこにいるはずなのに、自分だけが、いないような気がする。

一度きりの人生、このまま終わっていくのか。
そうはしたくない。

ずっと抱えてきた心のわだかまりを、今ようやく解こうと思い立った。

前回の記事はこちら☟

「社交不安」の症状

原因は、過去や別のところにある気がしている。それらについては今後ゆっくり書いていこうと思う。今回はまず「今の症状」について書いておきたいと思います。

症状というと大袈裟かもしれません。いい大人が情けない、と思うような困り事です。

生活や仕事に著しく支障をきたしている程のものではなく、日常生活では、避ける、仕方なくやる、などでなんとかやり過ごせているレベルのものがほとんどです。

調子が良い時は、思ったよりなんてことなかった、ということもあるので、悪い時の症状を記録のために残しておきます。

【対人不安】
・人混み、騒がしい場所が苦手
・人前に出ると、とにかく緊張する
・飲み会や食事会など人に会う予定が入るとなんとも言えないザワついた気持ちになり、その日が近づくにつれ気が重くなる
・行ってみればその場は楽しく感じても、その後また不安に襲われる
・会話が続かない
・大勢の場で孤立する
・1対1ならまだ大丈夫だけど、3~4人以上の場になると無口になる
・できれば誰とも話したくない
・人の何気ない言葉に、敏感に反応してしまう

【反芻思考】
・会話のあと「変なことを言ってなかったかな」「相手の気に障ることを言ったんじゃないだろうか」と何度も思い返して不安になる
・「あんなことを言わなければよかった…」とあとから落ち込む
・夜寝る前になると一人反省会が始まり、グルグルと同じことを考え続けてしまう
・グルグルが何日も続く
・指摘を受けると必要以上に傷ついてしまう
・嫌われたかもしれない、迷惑をかけたとずっと気にしてしまう
・何か上手くいかないことがあると、過去の記憶がフラッシュバックして辛くなる

【自己否定】
・自分の存在が迷惑なんじゃないかと感じる
・他の人の記憶から自分を消してしまいたい
・目立たないように、なるべく存在感を消すように努力する
・自分を出したら嫌われると思っている
・自分を出すには、お酒の力が必要
・人と仲良くなるのに、ものすごく時間がかかる。大人になってから仲良くなれた人はいない
・仲良くならないように、人との間に壁を作ってしまう
・保育園や学校、仕事上で受けた指摘を、自分を否定されたと受け取ってしまう

【視線恐怖】
・視線が怖く、できるだけ注目されたくない
・プレゼン、ピアノ発表会など、大勢の前に立つ場面は吐き気がして気が遠くなりそうになる
・自己紹介が苦手。順番が近づく度に動悸がして、自分の番になると頭が真っ白になり言葉が上手く出てこない。喉がキュッとなり声も出しづらくなる。話が散らかりまくって迷子になる
・他の人は笑いを取っていて、拍手も大きい気がして凹む
・遅刻や子どものいたずらなどで、注目されると死にたくなるほど恥ずかしい

【電話恐怖】
・電話が怖く、かけるのも取るのも勇気が必要
・電話やメール、チャットが来ると、怒られるのではないかと思ってなかなか開けない
・電話会議が苦手

【強い緊張時に起こる身体症状】
・注目を浴びたり意見を言う前に動悸がする
・耳鳴り、脳貧血のような症状。失神
(迷走神経反射とかいうらしい)
・現実感が薄れ、自分を外から見ているような感覚になる

理解してもらえない辛さ

対人関係の不安や人前での緊張など、誰にでもあること。

共感で救われることもあるけれど、「普通だよ」「みんなそうだよ」の言葉で片付けられてしまう辛さ。

職場で、ずっと緊張感が取れないことに悩んでいた時、それを相談すると、「仕事だから緊張感あるのは当たり前じゃん」と言われたことがある。

まぁ、そうなんだけど… そうじゃないっていうか… それから、過緊張については誰にも相談しなくなった。

服薬でなんとか克服しようとしていたこともあるが、副作用で仕事中にウトウトしてしまい、逆効果に。「アイツは大物だ」と評価を下げ注目を浴びる結果になってしまった。

服薬で解決するような簡単な問題でもなく、周囲の理解を得るのも難しく、結局は自分自身の工夫と、プロの力を借りてどうにか付き合っていくものなのだろうな、と思い始めている。

昔からこうだった──過去について思う。

16年前に診断を受け、心療内科やカウンセリングを経て、克服したと思っていた「社交不安障害」。

今思えば、何も克服できてなかったなと、症状について書きながら感じている。ただ、以前よりマシにはなったと思う。

そして今、実家に帰ったことで、田舎特有の人間関係の近さや学校関係の行事など、社交の場が増えたことで、蓋をしていた自分の社交不安をほじくり返すことになった。

しかしなぜ、こんなにも人が怖くなってしまったのだろうか──

その原因は、以前新卒時代のことを記事に書いたが、それ以前の過去の経験も、深く関係している気がしている。

新卒時代の話はこちら☟

小さい頃、輪に入れず仲間外れにされたこと。
発表で緊張して失敗し、その日を境に友だちに冷たくされるようになったこと。
忘れ物や遅刻が多く、嫌われたこと。
ピアノ発表会で失敗したこと。
人前で恥をかいたこと…

そんな経験から、だんだん、人と接することを避けるようになったのかもしれません。
人と関わらなければ、それ以上、傷つくことはないだろうからと──

次回は、過去について、振り返ってみようと思います。

続きはこちら☟

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