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石を投げてしまう子の後日談。ワーキングメモリの話【友人からの相談】

こんにちは、sioです〜!

友人の相談に乗ったエピソードを書きましたが、その後のお子さんの反応を聞いてみました。

(記事に書くことは了承をもらっています。
ありがとう!)


保育園の駐車場に行くと、毎回石を投げる。
そこで「石が当たったらケガするんだよ。〇〇くんもケガしたことあったでしょ?だから石は投げちゃダメだよ」と注意しても、見るからに響いておらず、時には「ママの話聞いてなかった」と言われてしまう。

お悩みの内容

「公園や駐車場に行く前に、『石は投げないよね』って約束するようにしたよ。

そしたら覚えてるうちは投げなくなった!

でもだんだん忘れてくるみたいで、手に石を持ちだすから、
また『投げないんだよね』って声かけたら
『うん、投げない』って言って投げない😆」
とのことでした。

いい〜!!♡

友人のお子さんは「お母さんの言うことを聞かない子」ではなく、
「事前にルールを確認すれば、しっかり守れる子」だったんですね。


ワーキングメモリとは

この友人のお子さんのように
「ルール確認直後は守れるのに、しばらくすると忘れる」場合、
ワーキングメモリの容量が現時点では十分ではない可能性を考えます。

ワーキングメモリとは作業記憶とも呼ばれ、情報を一時的に保持して使う能力を指します。

例えば、電話番号を一時的に覚えた後に、思い出しながら番号をプッシュする、
あるいは家を出る前に確認した買い物リストを、思い出しながら買い物をする場合などに働いています。

実際、友人のお子さんは、石を投げて注意された後
「忘れてた」「間違っちゃった」
と言っていたそうですが、
友人はそれを言い訳していると考えていたそうです。

そう思っちゃうよねぇ〜。

友人にワーキングメモリの説明をすると

「そういうことだったんだね!
本当に悪意はなかったってことか…。
今後も約束を事前にするやり方がよさそうだって、見通しがついたよ!」

と言っていました。

ワーキングメモリはあくまでも一時的な保存であり、すぐに忘れてしまいます。

ですが、繰り返し体験することでエピソード記憶になったり、
あるいは意味をよく理解して意味記憶になることで長期記憶として定着します。


友人のお子さんも
「この前公園で石を投げなかったらお母さんが『投げなかったね』と頭を撫でてくれた」
というエピソード記憶を持ったり、

「石を投げるとケガをして危ないから、お母さんは投げちゃダメだと言っているんだ」
という意味づけをできるようになれば、
事前に約束しなくても、投げないようになると思います。



ワーキングメモリの発達



ワーキングメモリは成人であれば7±2項目を一時的に保持できると言われています。

市外局番を除いた電話番号は一般的に6項目ですね。

子どもの場合は
・3歳前後:1桁
・5歳前後:2〜3桁
・7歳前後:3桁
・8〜10歳:4桁
・12歳:5桁
と言われています。

例えば小学生が、帰りの会で先生に
「上靴持って帰りなさいね〜!」
と言われても、お友だちとおしゃべりしているうちに忘れてしまう…というのはよくあることです。

それを「ちゃんと覚えておきなさい!」なんて叱られても、
「覚えないものは覚えてない」ですよね〜。

私もダイソーに行くと、いつも1、2個買い忘れがあるんですけど??

療育では

▶︎視覚的支援
目で見て理解しやすい形でルールや予定などを明示する

▶︎分割指示
一度にぜんぶ指示するのではなく、情報量を調整して伝える

▶︎自己リマインダーの習慣化
自分でメモをする、タイマーをつけておくなど

▶︎ワーキングメモリを使う遊びや運動
「赤いボールはキャッチ、青いボールは避ける、黄色いボールは弾く」などのルールがある運動や、
ボードゲームを使ってワーキングメモリを使う練習をする

などで支援することが多いかと思います。



1回きりではない、伴走型の相談


今回はたまたま、1回でお子さんの行動が変わったり、お母さん(友人)の今後の見通しができて、
我ながら良い結果になってほっとしました。

でも大切なのは
「やったけど、こんな反応が返ってきて上手くできなかった」
「やろうと思ったけど、こういう事情でできなかった」
などの場合も、継続して相談にのれる形だと思います。

今回もやり取りが続いていたからこそ、ワーキングメモリの話ができましたから。

児発や放課後デイを利用されている方や、すでに頼りがいがある先生や支援者を見つけられた方は
ぜひ、気軽にたくさん相談されてください!

そういう相手が見つかっておらず、もし万が一!私に話してみたいと思ってくれる方がいらっしゃれば、
私が心から親身になれる人数に絞って、伴走して相談に乗れる窓口を作るのはどうかなぁと思っています。

相談だけではなく、オンラインでSST(ソーシャルスキルトレーニング)や学習支援など、
直接お子さんに療育できることもあるなぁと、
このnoteを続けるうちにぼんやりと思うようにもなっています。

(もちろん運動もやりたいんですが、オンラインで難しくないか??と思ってます。
うちの子たちで考えると、絶対カメラから飛び出していくんだけど笑
キッズヨガとかしたい)



まだどうなるかは霧の中!
やりたいことはたくさんあります。

私がやりたいことと困っている人のニーズが上手く重なると嬉しいなぁと思っています😌

姿勢のアドバイスのほうは、数人お問合せを頂いたので、やってみようと準備中です!




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