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錯覚資産を武器に、何者でもない私は一歩踏み出す

寝る前、スマホを手に取って、何気なく開いたSNSのタイムライン。そこには、今日もきらびやかな世界が広がっていました。

「年収1億」「インフルエンサー」「起業家」「海外移住」「5カ国語話せます」……。

一瞬で心が沈むのを感じながら、それでもスクロールする手が止まらなかったあの夜。きっと、あなたにもそんな瞬間があるのではないでしょうか。


■その「何者でもない自分」を責め続けるのは、もうやめませんか


実は、私もそのひとりです。

うつ病と診断されてから15年。ここ数年は就労継続支援A型事業所に通いながら、日々の暮らしをどうにか保っている52歳の、平凡なおじさん。何かを成し遂げたわけでもなく、実績らしい実績もない。

ただ、毎朝読書をして、夜はnoteを書く。それを繰り返す日々。でも、そんな私の目にもある言葉が刺さりました。昨日、たまたま届いたメルマガ。

その中にあった「錯覚資産」というフレーズでした。

最初は「また新しいビジネス用語かな」くらいの気持ちで読み始めたのですが、その内容に引き込まれて、気づいたらページを何度もスクロールしていたんです。読んでいくうちに、胸の奥がじんわりと熱くなっていくのがわかりました。

そのメルマガでは、錯覚資産とは「相手を勘違いさせる力」だと紹介されていました。

なんでも、著者の方は大学生のころこの考えに出会って、それからの人生が大きく変わったんだとか。ノウハウばかり集めて行動しない自分に悩み、「見え方」を整えて行動したことで、ライターとしてのキャリアが始まったそうです。

「ライター事務所の代表」
「Webマーケティング会社の役員」
「元英語講師」

などの肩書きを並べてみたら、まわりの反応が変わった。それが錯覚資産のはじまりだったとのこと。

もちろん、その経歴は事実。

でも、人はその一部だけを見て「すごい人」だと勝手に思い込む。たとえば、ピアスを3つ開けていて、ビールが大好きで、麻雀に夢中な人間だと聞いたら、印象は全然変わるでしょう?

どこを切り取るかで、見え方が変わる。だから、錯覚資産を戦略的に使う。

著者はそう話していました。

■「武器がない」と嘆くより、「手にしたものをどう使うか」を考えたい


そのメルマガを読んで、私はしばらく固まってしまいました。

なぜなら、私はずっと「見え方」に対してネガティブだったからです。

肩書きで判断されるのがいやで、無理して取り繕うのがつらくて、自分のことをなるべく語らないようにしていました。

でも、違ったんです。これは「盛る」とか「嘘をつく」とかではなく、「切り取り方」の話なんだと、ようやく腑に落ちました。

たとえば、私は今、noteを毎日書いています。読書も続けています。ウェビナーに出て、質問をすることも増えました。たしかに、目立つ成果ではないかもしれません。

でも、それだって立派な行動の積み重ねです。

それを「毎日アウトプットを続ける挑戦中のライター志望者」と言い換えてみたら、どうでしょう。

ちょっとだけ、見え方が変わる気がしませんか?

錯覚資産という考え方は、何も特別なものじゃない。誰にでも使える、人生を変える「武器」なんです。

しかもそれは、過去の華々しい実績ではなく、「いまの自分の本気」をどう伝えるか、ということ。

昨日、それに気づいてから、私は「発信」を怖くなくなり始めました。まだ何者でもない私だからこそ、「これからの歩み」で信頼を積み上げていける。

過去の自分に声をかけるなら、こう言いたいです。

「そんなに自分を責めなくていいよ。何も持ってないわけじゃない。ただ、まだ気づいてないだけ」

きっと、このnoteを読んでくれているあなたも、同じような痛みを抱えているのではないでしょうか。

ならば今こそ、一歩だけでも踏み出してみませんか?

過去ではなく、いまの行動が、未来を変える。

その最初の一歩に、「錯覚資産」はきっと力を貸してくれます。

■「環境のせいじゃない」と言い聞かせる日々に、疲れてしまったあなたへ


私はこれまで、たくさんの言い訳を抱えて生きてきました。

「やりたいけど、時間がない」
「今は体調が安定しないから」
「どうせ、こんな年齢じゃもう遅い」

そうやって、自分の行動を止める理由ばかりを並べていたのです。きっと、それは怖かったから。

踏み出しても、どうせうまくいかない。だったら最初から動かないほうが、傷つかなくて済む。

そんなふうに、心のどこかで諦めていたんです。

でも、昨日のメルマガに書かれていた「成長の居場所」という話を読んで、ガツンと胸を殴られたような気持ちになりました。

人は、環境が悪いから成長できない。それは間違っていない。でも、行動しないままなら、どんな環境を与えられても変われない

そんな内容でした。

たしかに、私は「環境のせい」にして、ずっと何もしないままでした。

体調を理由に、年齢を理由に、環境を理由に。

でも、だからと言って、このままでいいのかと問われたら……胸を張って「はい」とは言えませんでした。

■「実績がないからできない」は、本当なのか


たとえば、私はよく「実績がないから仕事なんて来ない」と考えていました。特に、ライターの世界は結果がすべてのように見える。

でも、メルマガの著者は、ライターを始めたばかりのころ、こう書いて営業していたそうです。

「大卒1年目ライター」
「1日15時間稼働可能」
「1ヶ月で60本納品」

これだけ? と思いました。

でも、そこにあるのは、自分の持つ事実を組み合わせて「頼れる人っぽさ」を作る工夫。

嘘はついていない。ただ、見せる順番や切り口を変えただけ。それで仕事が取れるのなら、それはもう立派な戦略です。

この話を読んだとき、私は衝撃を受けました。そして、すぐに自分のことを考えてみました。

「noteを毎日書いている」
「毎朝5時に起きて読書している」
「SNSで毎日発信している」

これをどう組み合わせれば、人に伝わるだろう?

たとえば、「朝活2年目、継続発信中のライター志望」だとしたら、少しは印象が変わるでしょうか。

そうやって、自分の見せ方を変えることで、誰かの目に止まり、きっかけが生まれる。

錯覚資産とは、そういう力なんだと、改めて感じたのです。

次は、ここからどこへ向かうかを一緒に考えていきたいと思います。

■「ずるい」と感じるその視線の裏にあるもの


錯覚資産を使うという考え方に、拒否反応を覚える人も少なくないかもしれません。

「そんなの、ずるいやり方じゃないか」

以前の私も、そう思っていたひとりです。

誠実さや努力が、必ず報われるべきだと信じていたし、「ちゃんとした実力がないのに評価されるのは間違っている」と、そんなふうに思っていました。

でも、昨日読んだあのメルマガの中には、まったく別の視点がありました。

錯覚資産をずるいと感じるなら、使わなければいい。ただし、戦場に立つ覚悟があるなら、武器を持たないと、生き残れない

そんな一文に、私はハッとしました。

もちろん、誠実でありたい。まっとうに進みたい。だけど、現実はどうでしょうか。

見た目の印象ひとつで、話す前から評価が決まってしまう。履歴書の肩書きひとつで、チャンスが得られたり、逃したりする。

それが今の社会の仕組みだとしたら、そこで戦うための準備をするのは、何も卑怯なことではないのではないでしょうか。

私は、戦う覚悟を決めたんです。

■戦略的に見せる。それは、自分を「偽る」のではなく「届ける」こと


錯覚資産は、自分を飾り立てるためのものではありません。

「どうせ見せるなら、本当に伝えたい自分をちゃんと届けたい」

そう思うようになったとき、私はやっと、心の中の迷いがほどけていくのを感じました。

たとえば、私はnoteで「発信者として成長したい」と発信しているけれど、今のままだと、ただのつぶやきにしか見えないかもしれない。

でも、

「毎日アウトプットを続けている」
「人前での発信を習慣にしている」

ことを、組み合わせて見せることで、

「行動している人」

という印象が生まれる。

それだけで、まわりの接し方が変わる可能性がある。そこに嘘はありません。ただ、順番と見せ方を意識するだけ。それって、やってみれば意外とシンプルなことなのです。

たとえば、昨日のメルマガの著者は、自殺未遂を経験したこともあると書かれていました。

そこから「ヒーローになりたい」と願い、行動し続けている。その姿は、錯覚でもなんでもなく、本気の覚悟です。

その思いにふれて、私はようやく、自分の心のどこかにあった「ずるいものは使いたくない」というブレーキが、静かに外れていくのを感じたのです。

このnoteも、そうした小さな一歩の一部。誰かの役に立てるようにと、ただまっすぐに書いています。

錯覚資産は、人生を偽るためのものではない。

本気で変わりたいと思っている自分を、まっすぐ伝えるための「武器」なのです。

次は、私がこの「武器」を使ってどんな未来を目指すのか、その続きを一緒に描いていけたらと思います。

■自分の中にある「傷」を、誰かの希望に変える


このnoteを書いている今も、実は腰が痛くて、何度も中断しながら伸びをして姿勢を正して書いています。

椅子に長く座っていると、すぐに背中と腰がつらくなる。だから、1時間も集中して作業できないことが多くて、もどかしさばかりが募っていました。

以前の私なら、そのたびに「やっぱり自分は何もできないんだ」と落ち込んでいたでしょう。体も動かない。結果も出ない。何をやっても報われない。

でも今は、その痛みも含めて、こうしてnoteに書いています。なぜなら、過去の自分にこう伝えたいからです。

「そのつらさは、誰かに届く武器になるよ」

私がnoteを書こうと思ったのは、ただ情報を発信したかったからではありません。

これまで自分が感じてきた「どうせ無理」「自分なんて」という諦めを、誰かに渡したくなかったから。

自分のように、何かにチャレンジしたくても、踏み出せない人がいるなら、その人に「それでも、一歩進んでみようよ」と言いたかったから。

だから、私は毎日書く。

たとえ、体がつらくても。誰からも読まれなくても。それでも、誰かの心に届くと信じて、続けていく。

■最後に、あなたに手渡したい「たった一つの行動」


錯覚資産という言葉に、私がこんなにも救われたのは、それが「自分を認めるための視点」だったからです。

実績がなくても、経歴が乏しくても、努力が報われていなくても、ちゃんと「見せ方を整えれば」あなたにもチャンスは巡ってくる。

そのためには、まず一つだけ行動を変えてみてほしいのです。それは、

「自分の過去を書き出してみること」。

私は、noteを書く前に、これまでやってきたことを紙に書き出しました。

「毎日読書している」
「SNSで発信している」
「noteを100本以上投稿してきた」

それだけでも、立派な行動です。

それをどう組み合わせれば、誰かに「行動している人」として届くか。

もちろん、それがすべてではありません。でも、動いてみなければ、何も始まらない。

「誰かが自分を見つけてくれる」のを待つより、「私はここにいるよ」と名乗ってみること。そのほうがずっと早く、自分の居場所は見つかると、今の私は思っています。

あなたも、今日から小さな一歩を踏み出してみませんか。

錯覚資産という視点を、人生を切り拓く武器に変えて、自分を届けてみてください。

何者でもない私が、今、こうして書いているように。その姿が、あなたの背中をそっと押せたなら、こんなにうれしいことはありません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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