実はすでに揃っていた 投資を始める前に気づいた“条件”|#50(第3章)
第49話で、有価証券担保ローンを活用する金融機関として野村信託銀行を選びました。
金利や担保評価、そして自分の環境との相性を整理していく中で、「この選択で進めていく」という判断は、ほぼ固まっていました。
ここまで来ると、次に考えることは一つです。
実際に、どう進めていくのか。
債券を購入し、その債券を担保に資金を借りる。そして、その資金を使ってさらに債券を積み上げていく。
頭の中では、その流れはすでに描けていました。
ただ、いざそれを実行に移すとなると、少し立ち止まる感覚もありました。
このやり方で本当にいいのか。
抜けている前提はないか。
リスクはコントロールできているか。
そうした確認を、一つひとつ自分の中で整理していきました。
その過程で、ふと気づいたことがありました。
実はもう、ほとんどの条件は揃っているのではないか。
そう思ったのです。
まず、資産の面です。
これまでの積み上げによって、債券投資に回せる資金はすでに確保できていました。さらに、有価証券担保ローンを使うことで、その資産を活かしながら追加の資金も使える状態になっています。
次に、知識です。
第46話、第47話と進む中で、債券の仕組みや特徴については、自分なりに理解できる状態になっていました。完全に専門家レベルではありませんが、「自分が何をやろうとしているのか」は説明できる程度には整理できていました。
そして、環境です。
野村證券の口座はすでに持っている。野村信託銀行を使えば、そのままスムーズに有価証券担保ローンを活用できる。新たな準備や手続きも最小限で済む状態でした。
こうして一つひとつ整理していくと、
資産、知識、環境。
すべてが、すでに揃っていることに気づきました。
特別な準備をしてきたつもりはありませんでした。ただ、これまでやってきたことが、そのままこの状態につながっていたのです。
振り返ってみると、これも偶然ではありませんでした。
貯金を習慣化し、投資信託で積み立て、不動産投資でキャッシュフローを作る。その一つひとつの積み重ねが、結果として今の状態を作っていました。
どれか一つでも欠けていたら、この選択にはたどり着けていなかったと思います。
そう考えると、「今このタイミングで債券に進む」という流れは、かなり自然なものだったのかもしれません。
ここで、自分の中で一つの整理ができました。
新しいことを始めるというよりも、
これまで積み上げてきたものを、次の形で使う。
そういう感覚に近かったのです。
だからこそ、大きな不安はありませんでした。
むしろ、「ようやくここまで来た」という感覚の方が強かったように思います。
そして同時に、もう一つ重要なことにも気づきました。
それは、「あとは実行するだけ」という状態にいるということです。
多くの場合、投資で迷うのは、情報が足りないときや、前提が整理できていないときです。しかし今回は、そうではありませんでした。
やるべきことは見えている。
使う仕組みも決まっている。
条件も揃っている。
あとは、どう設計して実行するか。
その段階に来ていました。
ここまで整理できたことで、自分の中の迷いはほとんどなくなっていました。
そして、次に考えるべきこともはっきりしてきました。
それは、「どう使うか」という視点です。
債券から得られる配当をどう扱うのか。
借入とのバランスをどう取るのか。
どのような形で資産を積み上げていくのか。
仕組みとして成立させるためには、この設計が非常に重要になります。
単に投資をするのではなく、「どう回していくのか」を決める。
その段階に入っていました。
次回(第51話)は、債券投資で得られる配当の使い道をどのように考え、どのように設計していったのかについて書いていきます。
この連載は100話まで続きます。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらの印象に近いですか?
A:自分もすでに条件はある程度揃っているかもしれないと感じた
B:まだ準備や条件が足りていないと感じる
どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。
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