S2-17|Kindle出版 『ビビりにアフリカは荷が重い』を読んで

ペン吉とは?
育児や生活にまつわる記事を中心に執筆しているWebライターです。
人との出会いや日常の「ぬくもり」を残すことを大切にしています。
Kindle出版を始めたきっかけは、命の恩人である歯科医師・酒井先生の夢を叶えるためでした。
先生が旅先で綴った手記を世の中に広めたい――その想いから挑戦を続けています。

🌏 酒井先生のまっすぐ手記|旅で出会った、人と知恵とユーモア
1947年、新潟県長岡市(栃尾)生まれ。
青年海外協力隊員として2年半フィリピンに派遣され、理数科教師を務める。
長崎大学熱帯医学研究所での研修を経て、1997年に酒井歯科医院を開院。
以来、長年にわたり歯科医師として地域医療に携わってきました。
そんな酒井先生が、旅先で出会った人々との交流や、異文化に触れて感じた驚きや学び――
すべてを“まっすぐ”に綴ったエッセイシリーズが 『酒井先生のまっすぐ手記』 です。
これまでに、東南アジアやモンゴルでの体験をまとめた旅行記をKindleで出版。
ユーモラスな語り口と、現地の人々との温かな交流が、多くの読者に支持されています。
✏️ 一部のエピソードはnote記事としても公開中。
Kindle書籍には未公開の話も収録し、読みごたえあるシリーズとして広がり続けています。
先日、他のKindle作家の旅行記を読んでみた感想の記事を書きました。
自分も旅行記を書いているので参考にしたくて。
本はこちら▼
今回も、たまたまnoteのおすすめ記事でみかけた「ゆうひ」さんの著書が気になったので、読んでみました。
本はこちら▼
まず最初に思ったのは、「この本、すごく整っているな」ということ。
表紙は自作とおっしゃってたけれど、素人感が全然なくて、まるでプロのデザイナーが手がけたみたいにしっかりしていました。
最近のKindle書籍はスマホでの読みやすさを重視しているから、横型が多いんです。
ゆうひさんの本は縦型の文字で、小説のような雰囲気をまとっているのも新鮮でした。
文章はとても読みやすく整っていて、ところどころに写真が差し込まれていました。中でも印象的だったのは「思い出新聞」というページ。旅のハイライトを新聞記事風にまとめてあって、読み返すのが楽しいんです。
さらに「各国紹介ページ」も用意されていて、旅の地図帳みたいな役割を果たしていました。
「うわ、これ真似したいな!」と強く思ったんです。
でも、今自分が進めている酒井先生の旅行記は「物語」として流れていく構成にしているから、新聞形式を差し込むとリズムが途切れてしまう。
だから泣く泣く断念。けれど「表現の幅」を知ること自体が、今後の財産になると感じました。
あと、私は家事をしながら文章を読み上げてくれる音読アプリを使って、本を読んでいます。なので、車の中でも読み上げを聞きながら運転していました。画像は、洗濯物を干しながらスマホの画面を見るなどしています。
「ビビり」が歩いたアフリカ縦断
著者のゆうひさんは、自分のことを「根っからの内向型で臆病」と書いています。しかも今回が初めての海外旅。いきなりエジプトから南アフリカまでの縦断を選ぶなんて、聞くだけで気が遠くなるような挑戦ですよね。
読んでいて心に残ったのは、「無理に大胆になる必要はない」という姿勢。ぼったくりにあって泣いた夜も、風邪で寝込んだ日もあったし、最後には強盗にあう大きな事件まで起きる。それでも慎重なままで、少しずつ歩みを止めずに進んでいった。
「臆病なままでも、行動はできる」――その言葉にすごく励まされました。
強盗と、そのあとに訪れる人の優しさ
特に胸に迫ったのは、強盗に遭うシーン。読んでいるこちらの心臓までバクバクして、「大丈夫なの!?」と手に汗をかきました。
私自身だったら、あの場で冷静でいられる自信はないです。荷物を守るために戦うなんて、とてもできないと思います。
でも、ゆうひさんは大きなけがもなく、なんとかその場を乗り越えました。そしてその後に出会った人々の優しさに触れる。強盗の直後だからこそ、その温かさが胸に沁みる。
ちょうどその場面を読んだとき、私は娘の幼稚園にお迎えに行く途中でした。駐車場の車の中で、思わず涙が出てきてしまった。
「よかったぁ。無事でよかったぁ。優しい人がいてくれて本当によかった」
声にならない感情があふれて、慌ててハンカチで目を押さえた。隣の親御さんに不思議そうに見られたら困ると思って、少し落ち着いてから園に入りました。(笑)
Kindleだからできる「リンク」の魅力
もうひとつ面白かったのは、本文の中にYouTubeリンクが貼られていたこと。
旅の途中で出会った人が動画を公開していて、そこに実際のゆうひさんの姿が映っている。「ほんとだー!ゆうひさんだー!」と、思わず声に出してしまった。
本とネットがシームレスにつながっているのはKindleならでは。紙の本では味わえない体験だと思います。
読後に残ったこと
この旅を通して著者が伝えたかったのは、「内向型のままでいい。ビビりのままでも、人とつながっていける」ということだと感じました。
これは、出版挑戦を続けている私にもぴったり当てはまります。私は常に自信満々で進めるわけではないし、むしろ不安や臆病さを抱えながら一歩一歩進んでいます。
でも、それでいいんだ。弱さを抱えたままでも、進めば景色は広がっていく。
読後に残ったのは、そんな温かい実感でした。
そして同時に、「旅行記の作り方にもこんな自由な表現があるんだ」という学び。挑戦録を書き続けるうえで、この読書体験は大きな糧になったと思います。
また、明日も酒井先生の原稿と向き合って頑張ります。

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このエッセイを書いた酒井さんの本を、Kindleで出版するまでの舞台裏を綴ったマガジンです。
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📚 酒井さんのまっすぐ手記
旅先で出会った人や出来事、異文化に触れて感じた驚きや学びを“まっすぐ”に綴ったエッセイマガジン。
笑いあり、発見ありの旅の物語を、ぜひお楽しみください👇
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