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優しいつながりへの5つのステップ~対人関係に悩むすべてのあなたへ贈る、癒しの旅~第2部 セカンドSTEP 他人を好きになる【第5章・第6章】

※すでに第2部【第3章・第4章】まで読んで頂いたかたは【第5章】からお読みください。

なお、この回より前のものは下のリンクからお読みいただけますので、まだ読んでない方はぜひお読みください。


前回までの記事一覧

第1部【第1章・第2章】

第1部【第3章・第4章】

第1部【第5章・第6章】

第2部【第1章・第2章】

第2部【第3章・第4章】


はじめに

自分を少しずつ好きになれたら、次に訪れるのは「他人を好きになる」ステップです。
これは、決して「誰でも好きにならなきゃいけない」ということではありません。

むしろ、「この人は苦手だな」「どうしても合わないな」と感じる気持ちを、否定せずに抱えながら、それでも「この人も、一人の人間として、痛みや願いを持っているのかもしれない」と、優しく目を向けること。

人間関係の悩みの多くは、「相手が自分の期待通りに動いてくれない」「相手が自分を理解してくれない」という、 すれ違いから生まれます。

でも、相手もまた、同じように「わかってもらえない」という痛みを抱えていることが、 とても多いのです。

この部では、 「他人を好きになる」ことの難しさと、 それでも少しずつ優しくなっていける理由を、 一緒に探っていきます。

急がなくていい。 ただ、 心の窓を、 少しだけ開けてみてください。


5章 「わかってもらえない」痛みを、 共有する

人間関係で一番辛いのは、 「どうせわかってもらえない」という、 諦めの気持ちです。

でも、 その「わかってもらえない」という痛み自体が、 実は多くの人が共有している、 あたりまえの痛みなのかもしれません。

恋人、 家族、 友人、 同僚……。
誰かと深く話そうとしたとき、

「この人には、 この部分はわからないだろうな」と思うこと、 ありますよね。

そのとき、 「わかってもらえない自分」を嘆く代わりに、 「この人も、 きっと同じように『わかってもらえない部分』を抱えているんだろうな」と、 想像してみてください。

すると、 不思議と「この人も、 同じような寂しさを抱えているのかもしれない」という、 優しい気持ちが湧いてくることがあります。

「わかってもらえない」ことは、 悲しいことです。

でも、 その悲しみを「私だけが感じている孤独」ではなく、 「人間であることの、 あたりまえな痛み」として、 少しだけ広く捉えられたとき、 心が少し軽くなります。

そして、 「わかってもらえなくても、 それでもこの人と、 少しでも優しく関わりたい」と思える瞬間が、 少しずつ増えていくかもしれません。


6章 自分を好きになることが、 他人を好きになる土台になる

この本の第1部で、 自分を好きになることをお伝えしました。

それは、 第2部である「他人を好きになる」ための、 最も重要な土台です。

なぜなら、 自分を十分に好きになれていないと、 他人の優しさを素直に受け取れなかったり、 他人の欠点を「自分の価値を下げるもの」として、 必要以上に恐れたりしてしまうからです。

自分を少し好きになれると、 「私は、 すでに十分に価値がある存在だ」と思えるようになります。

すると、 他人が自分を批判しても、 「それは相手の痛みや価値観の反映であって、 私の価値を決めるものではない」と、 少し距離を置いて受け止められるようになります。

また、 自分を好きになると、 「私は、 この人に優しくしたい」という、 純粋な気持ちが湧きやすくなります。

「見返りを求めず、 ただ相手が少しでも楽になるように」と、 動けるようになります。

それは、 決して「自分を犠牲にする」ことではありません。

「自分を大切にしながら、 相手も大切に思う」こと。

それが、 自分を好きになった先にある、 自然な「他人を好きになる」姿です。


この部の終わりに

第2部をここまで読んでくださって、 ありがとうございます。

「他人を好きになる」ことは、 「誰でも好きになる」ことではありません。

「この人も、 私と同じように、 痛みや願いを抱えた一人の人間なんだ」と、 少しでも思えるようになること。

そして、 その思いを持ちながら、 自分を守る境界も、 大切にすること。

次は、第3部「サードSTEP 他人のためになることをする」です。
自分を少し好きになり、 他人を少し好きになれたら、 今度は「与える」ことの、 優しい喜びを、 一緒に味わっていきます。

どうか、 今日も少しだけ、 周りの人の「人間らしさ」に、 優しい目を向けてみてください。

それだけで、 あなたの心と、 世界のつながりが、 少しずつ変わっていきます。

第3部【第1章・第2章】へ続く

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