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【実録】noteで拡散100円記事を買ったら「やらせ」に加担させられそうになった話

8月のある日。「会員1000万人突破記念」で、note運営さんから貰った100ポイントの使用期限が、刻一刻と迫っていました。

「まずい、使わなきゃ損だ!」

家事と育児、そしてnoteでの記事執筆やSNS投稿の合間に、スキ活動の途中で見つけては「あとで読む」マガジンに放り込んでいたいくつかの100円記事。

焦る私の目に飛び込んできたのは、その中のひとつ、とある有料記事でした。

それは、当時の私にはとても魅力的な「お得な買い物」に思えたのです。



第1章:アンカリング効果、恐るべし。私の100円が見事に溶けた日


マガジンに保存しておいた記事たちを、急いで見比べる私。

無料部分を読み、スキや高評価の数、コメントの内容などをざっと眺める。その中で、ひときわ魅力的に見えたのがその記事でした。

『【拡散割引】今だけ2,980円→100円!豪華5大特典付き!』

これは、今思えば心理学でいう「アンカリング効果」というもの。

 最初に「2,980円」という高い価格を見せられると、それが基準(アンカー=いかり⚓)として頭にインプットされてしまうんです。

そして、その後に提示された「100円」という価格が、記事の本来の価値とは関係なく、あり得ないほどお得に感じてしまう。


当時の私はまさに、この効果にまんまとハマってしまったわけです。

「元の値段が高いんだから、きっと価値があるに違いない!」 

そう思い込み、無料部分にリストアップされた、魅力的な特典一覧を眺めて、「これが100円で手に入るなんて最高じゃない?」と心を躍らせていました。


他の記事も書いているクリエイターさんなのか、普段どんな発信をしている人なのか、そこまで深く確認することもなく、私はポイントの使用期限に背中を押されるように、Xでリポストを行い、記事の購入ボタンを押してしまいました。

その時はまだ、特典のワークシートやチェックリストでどんなことができるか、早速使ってみるのを楽しみにしていたのです。



第2章:お代は「個人情報」と「スキ」。特典と引き換えに失うもの

購入した記事の有料部分へ、いざ。

「さて、どんな学びがあるんだろう…」と読み進めた私を待っていたのは、予想もしなかった内容でした。有料部分の冒頭には、こんなことが書かれていたのです。

【特典の受け取り方】
① この記事の感想をSNSでシェア
② このnoteに「スキ♡」と「高評価」を押す
③ 上記の証拠スクショと、合言葉「〇〇」を、「✕✕(指定の外部サービス)」から送信する

…ああ、なるほど。

楽しみにしていた気持ちは一瞬で消え、代わりに氷のように冷静な思考が頭を巡りました。

「これは、リストマーケティングという手法か。こうやって外部サービスに誘導して、個人情報を集めているんだな…」

そう理解した途端、強い嫌悪感が湧き上がってきました。

この個人情報が何に使われるか分からない。こんな卑怯な手を使って集めたリストで、次に何を売りつけられるんだろう


特典は、確かに魅力的でした。でも…

「その手には乗るもんか。」

私は静かにページを閉じ、特典を受け取る権利を放棄しました。


贈呈されたポイントを無駄にしたに過ぎないので、私には金銭的な痛手はありません。

でも、もし正規の値段である2980円で買ってしまった人がいたら?この条件を突きつけられても、「元を取りたい」という一心で従ってしまうかもしれない。

そう思うと、本当に胸が痛みました。


そして、私が購入の決め手にしたあの「スキ」や「高評価」は、こうして作られたものだったのか。

あれは読者の純粋な称賛ではなく、特典と引き換えに差し出された、何の参考にもならない、「やらせ」の数字だったのか。

そう思った瞬間、ふと、いつも夫に言われている言葉が頭をよぎったのです。

「あなたは性善説で生きすぎ。もう少し人を疑った方がいい」

― まさに、こういうことか、と。



…こんな風に、いつも私のことを客観的に見てくれる夫。実は小学校3年生からの幼馴染で、ここまで本当に色々なことがありました。

▼ 私たちの『普通』じゃない道のりはこちらで語っています


第3章:私の新しい「ものさし」。クリエイターの信頼度、どう測る?


この出来事を通じて、私はnoteというプラットフォームで活動する上で、とても大切な真実に気づかされました。

それは、「数字は操作できる。でも、信頼は積み重ねるしかない」ということです。


もちろん、クリエイターなら誰しも「スキ」は嬉しいものです。でも、それを特典と引き換えに半ば強制するやり方は、やっぱり誠実とは言えません。それは読者との間に本当の信頼関係を築く行為ではないからです。


今回の件で、自分が有料記事を買う時の「ものさし」が明確になりました。

これまでは無意識に「この記事は人気があるか?」「お得か?」で判断してしまっていましたが、本当に大切なものさしは、たった一つだったんです。

「この『人』は信頼できるか?」


もちろん、頭では分かっていたつもりでした。でも今回の経験で、「これからはもっと強く意識して、そこを確認しよう」と心に誓いました。


もし、今回の私のように購入を迷った時には、キラキラした特典や「スキ」の数だけで判断する前に、一度立ち止まって、こんな視点で見てみてください。

✅ その人は、他にどんな記事を書いている?
✅ 普段、どんなスタンスで発信している?
✅ その人の「考え方」や「人となり」に、あなたは共感できる?

この一手間をかけることが、結果的に自分のお金と時間を守る上で、一番大切なんだと痛感しました。



第4章:100円の失敗を、未来の誰かの安心に変えるには

この経験は、私に大きな学びをくれました。

そして、この学びを自分だけのものにせず、皆さんと共有することで、もっと誰もが安心して楽しめるコミュニティを作れるんじゃないか。そう思って、この記事を書いています。


🕵️‍♀️【買い手のあなたへ】


もし記事を読んでいて、少しでも「ん?」と違和感を覚えたら、ぜひその直感を信じてください。

noteには、誠実に、正直に、素晴らしい発信をされているクリエイターさんが本当にたくさんいます。あなたの貴重なお金と時間は、ぜひ、心から「この人を応援したい!」と思える人に使ってほしいなと思います。


(そして願わくば、私もその一人になれれば嬉しいです!笑)

ちなみに、私がどんな「人」なのかは、こちらの自己紹介記事を読んでいただくのが一番早いかもしれません。

また、もし明らかに悪質だと感じるクリエイターや記事に出会ってしまったら、私たち読者ができる、もう一つの大切な行動があります。それは「note運営への報告機能」を使うことです。

何を隠そう、私自身も今回の件については、この機能を使って運営に報告しました。

クリエイターを報告(通報)する手順

1.
相手のクリエイターページや、該当記事の右上にある「…」をタップ
2.
出てきたメニューから「報告する」を選択
3.報告する理由を選び、詳しい状況を記入して送信すれば完了

※会員登録およびログインが必要です。

正直なところ、運営からの返信は行っていないようなので、すぐに効果があるかどうかは分かりません。でも、もし他にも通報した人が複数いたら…?その一つひとつの報告が、きっと大きな力になるはずです。


私たちユーザーが勇気を出して声を上げることが、きっとプラットフォーム全体の健全化に繋がります。自分のため、そして他のユーザーのためにも、この機能を覚えておいて損はありません。


🤝【売り手のあなたへ】


今回のできごとを夫に話したところ、「あなたのnoteを買う人も、同じ不安を持つかも知れないし、無料部分にちゃんと書いておいたら?」と、ハッとするような気づきをくれました。

まさにその通りだと思い、自分の発信を振り返って、読者の皆さんが安心してコンテンツを楽しめるように、ある「お約束」を記事に追記することにしました。

💌 【読者の皆様へのお約束】
特典のダウンロードは、安全なサービス(Googleドライブ)を利用しています。閲覧者の個人データを収集したり、LINEなど他のサービスへ誘導したりすることは一切ありませんので、安心してご利用ください。

※閲覧専用になっていますので、ご自身のGoogleドライブに「コピーを作成」するか、Excelとしてダウンロードしてご使用ください。(「編集権限をリクエスト」してしまうと、メールアドレスがこちらに通知されてしまいますのでご注意ください。)


例えばこちらの保活の記事でも、テンプレートを配布する箇所に明記しています。(保活シーズン真っ只中で、現在一番人気の記事です!)


目先の売上より、一人でも多く「この人の記事を読んでよかった」と思ってくれる人との信頼関係を築くこと。それこそが、クリエイターとして一番の財産だと、私は信じています。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


今回の記事を読んで、Pumehanaの他の活動にも興味を持ってくださった方のために、テーマ別におすすめ記事をご紹介させてください。

📖 note副業奮闘記シリーズ


今回の記事のように、私のリアルな試行錯誤を正直に綴っています!

なぜ私が育休中にnoteを始めたのか、その赤裸々な想いを語っています。

→ note開始1ヶ月間の数字の裏側を正直に分析。初心者向け「データを味方につけるヒント」。

→ AIはただの道具じゃない!心に響く文章をAIと「共作」する具体的な方法を公開。毎月初旬に更新している「育ち続ける教科書」です。


💼 自分軸キャリアシリーズ


現役人事ママとして、「私らしい働き方」を見つけるヒントを発信しています。

→ 『普通』じゃなくても大丈夫。回り道だらけの私のキャリアが、誰かの勇気になれたら。

→ 学歴コンプレックスを跳ね除け、30歳目前で学び直しに挑戦したリアルな記録です。

→ 「いつでも転職できる」という安心感が、今の仕事のパフォーマンスも上げる、新しい習慣をご紹介。

→ 転職5回 × 現役採用人事の私が、ガチガチの面接を「楽しい雑談」に変える秘訣を伝授します!


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