【学校教育】国立大学・理工系学部に増える入試の「女子枠」についての賛否【女性活躍/多様性】
女子比率が低いと言われる国立大学の理工系学部を中心に、大学入試において「女子枠」の導入が拡大している。
というニュースを読みました。
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女子枠とは、女子比率が低いといわれる理工系学部などで、多様な人材を育成するために女子限定の定員を設ける入試制度のことです。
ニュースによると、この女子枠を導入する国立理系学部は、2026年度には35校と増加しているとのこと。
もし、この「女子枠」について、
大学の多い首都圏立地の大学
私立大学
が設定しているであれば、大学の特色を出すための施策として受け入れられやすいと思います。
しかし、
元々人気が高い(=倍率が高い)大学や学部
立地している地方で、魅力的な大学や学部が少ない
場合に、このような女子枠を作ってしまうと、このニュースのように
「機会の平等性を奪うものではないか」
「学問は実力主義でいいと思う」
というように不満が高まり・反発が起こってしまうことは仕方がありません。
導入については、学校だけで進めるだけでなく、そこに進学する高校の関係者などの意見を聞くなど、慎重に進めることが必要だと思います。
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今回は教育分野で話題になっていますが、私の本業である人事労務分野でも、似たような狙いを持った施策があります。
それが、
ポジティブ・アクション
という施策です。
皆さんも、学校の社会の授業で学んだり・社会人になって聞いた方も多いと思いますが、日本の労働環境を改善するために、
男女雇用機会均等法
という法律が現在施行されています。
そしてこの法律は、漢字で分かりますように、
働く場において、男女の区別をつけてはいけない。
ということを定めており、原則として労働者に対し性別を理由として差別的取り扱いをすることを禁止しています。
そうなると、女性差別も女性優遇もしてはいけないということになるのですが、
雇用の分野における男女の均等な機会および待遇の確保の支障となっている事情を改善することを目的として行う、女性のみを対象とする取り組みや女性を有利に取り扱う場合は、例外的に違反ではない
ことを定め、実際に行なっているのがポジティブアクションです。
ポジティブアクションについて例を挙げますと、
女性管理職を積極的に設定
建設業について重機についてAT車を多く導入する
顧客の要望を取り入れるため、女性中心のプロジェクトチームを立ち上げる
といったことがあり、これらについて、反対意見はほぼ無いと思います。
しかし、女性の就業にのみ会社の施策が集中すると、他の社員、特に男性社員からの不平不満が増加することもまた間違いないです。
育児休業についても、育児休業で休んでいる方をフォローする方への手当を導入するなど
対象者だけでなく、その周りを含めたフォローが必要と考えられています。
男女格差もそうですが、経済格差・地域格差も無視出来ないほど存在しておりますので、教育業界についても、大きな視点での取り組みが必要になります。
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今回の画像は【いろろ】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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