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紅花笹巻き 長井市のおばちゃん作 山形県長井市 和菓子なスクチャイ180 2025.12.23

和菓子なスクチャイ180 山形県 > 長井市 

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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


紅花笹巻き 長井市のおばちゃん作 山形県長井市

長井市の紅花笹巻き

1.道の駅長井にて

道の駅長井の売店で笹巻きが売っていたがその袋に「ベニ花ササマキ」「紅花」と書いた紙が貼り付けられていた。

聞いたことがない笹巻きで長井市特産なのだろうか?いったいどのような特徴があるのだろうか?例えば米が紅色に染まってるとか?

中を開けて見れないので地元の人なら知ってるだろうと店員さんに訊いてみたが、その若い女性自身は知らないと言い、年配の他の店員さんに聞いていた。

しかしその人も中身を見たことがないのでわからないようだった。

2.第3の笹巻き登場か?

山形の笹巻きの中身は一般には白い餅米であるが、庄内地域には吾輩の大好きな中身が黄色い笹巻きもある。

以前に種類別にいくつか紹介したが(笹巻きその1笹巻きその2笹巻きその3笹巻きその4)、笹巻きには大きく分けて白と灰汁の2種類があって、灰汁は餅米を灰汁で煮て黄色いわらび餅状に変質した食感と風味がとても美味しい笹巻きで、特に灰汁の笹巻きが吾輩のお気に入りなのだ。

そのように、山形の笹巻きは白と灰汁の2種類と思っていたので、今回の「紅花笹巻き」は吾輩にとって3種類目だったのだ。

4個で税込692円で結構いい値段だ。

しかし笹巻きの値段としては妥当だ。

特に紅花を使っているからこの値段になったということはない。
白でも灰汁でもこの値段が妥当だ。

そもそもこの笹巻きは標準より少し大きめだ。

3.紅花笹巻きの作者に訊く

店員さんは誰も知らないようで、最初に訊いた若い店員さんは「おばちゃん」に電話して直接訊いてくれることになった。

出入りしている人なので親しいのだろうか、作者である出品者のことを「おばちゃん」と親しげに呼んでいた。

しばらくしてその「おばちゃん」の返答があったようで戻って来たが、回答は「紅花を入れて餅米を炊いてるの」とのことだった。

それが色付けのためか香り付けのためかはよくわからないが、ともかくそういうことらしい。

店員さんは、この商品は個人の人が作っている惣菜なのでおばちゃん独自のアイディアで紅花を入れてみたのかもしれないと言った。

吾輩が最初思っていた、長井市独特の伝統の笹巻きのようなものではない、とのことだった。

どおりでラベルには個人名しか書いておらず、お菓子屋さんのような企業が作っているものではないのだ。

なので店員さんは親しみを込めて「おばちゃん」と呼んでいるのだ。

ともかく紅花を入れて餅米を炊いているなら色や香りがついている可能性がある。

興味があったので吾輩は買ってみた。

あとで開けて観察してみようと思った。

4.食べる

長井市の紅花笹巻き
長井市の紅花笹巻き
長井市の紅花笹巻き

確かに米が黄色く染まっていた。

一見灰汁の笹巻きのような色だった。

黄色だが、米粒が存在するので灰汁炊きではないことは明らかだ。

灰汁炊きだと米粒の存在がなくなり全体がわらび餅のようなゼリー状になるのだ。(別記事参照

ラベルに「きな粉」と書いてありながらきな粉は入ってなかったのが気になったがまあいい。おばちゃんが入れ忘れたに違いない。

きな粉は買い置きがあるので問題ない。

売り場に「電子レンジで温めて食べて」と書いてあったのでそのようにした。

電子レンジに入れる時はわざと笹を外さないでそのまま入れて温めた。

すると笹の香りが極まって、いい感じに茹でたてのような感じになった。

それを解いてようやく中身が黄色いことがわかったのだ。

よく見ると餅米に混ざって乾燥花びらのようなものがちらほら入っていた。

まるでサフランライスのサフランのようだが、紅花の場合特に香りは感じなかった。

紅花は色だけでなくハーブティーにされるほど香りも珍重されているはずなのだが、「紅花笹巻き」は香りはないに等しかった。笹の香りで隠されているからということもなさそうだった。

そんなわけで吾輩は普通の白の笹巻きと同じような感覚で自前で用意したきな粉を振りかけて食べた。

柔らかくて粘りもあってさすが山形の笹巻きだ、とても美味しかった。

(ちなみに新潟にも同じような中身が白の餅米の笹巻きがあるが、カチンコチンに固くて好きでないので買わないことにしている。外見は似ているものの山形とは品質も製法も違うのだろう。)

5.感想

紅花の是非はわからないが、吾輩としては入れても入れなくてもどちらでもいいといった感想だ。

ただ厳密に言うと紅花を入れた方がポリフェノールによる抗酸化作用などの効果はあるかもしれない。

ま、濃度的に気持ちの問題だろうが。

これを作ったおばちゃんに伝えるとすれば、紅花は地域の産物として話題を呼ぶ可能性があるのでいいかもしれないね、と言うことだ。

また別のアイディアがあれば是非それも食べてみたい気がする。

ところで、売り場にいた店員さんによるとおばちゃんは灰汁の笹巻きも作ってたまに出品することもあるという。

庄内地域外で灰汁の笹巻きは珍しいのでそれもまた楽しみだ。

吾輩は店員さんを通じて、灰汁の笹巻きを楽しみにしているお客さんがいるよ、とおばちゃんに伝えてもらうようにしている。

またこの道の駅長井に立ち寄った時にどんな笹巻きが置いてるかが楽しみだ。

蕎麦&餅屋の「獅子宿燻亭」に来た時でもまた立ち寄ろうと思う。

(おわり)

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