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のし梅 玉屋総本店(長榮堂vs佐藤屋vs木村屋vs玉屋) 山形市 和菓子なスクチャイ208 2025.11.30

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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


のし梅 玉屋総本店(長榮堂vs佐藤屋vs木村屋vs玉屋) 山形市

玉屋総本店の「のし梅」
玉屋総本店の「のし梅」

1.「のし梅」の本命登場か?

先に書いた「山ぶどう」と一緒に、山形駅ビル内の総合名産品売り場の玉屋総本店コーナーで買ったのがこの「のし梅」だ。

個別包装のひと口サイズの8枚入りで、「山ぶどう」と同じ価格の税込648円であった。

のし梅メーカーは数社あれど、のし梅と言うとまずほとんど真っ先に登場するのが玉屋総本店だ。

吾輩は買うまでは玉屋総本店の「のし梅」を食べたことがなかったので、開封して食べる時をものすごく楽しみにしていた。

2.開封

玉屋総本店の「のし梅」
玉屋総本店の「のし梅」
玉屋総本店の「のし梅」

リボンが付いていたが、リボンはまあ飾りで袋を密封するためのものではなく、解くと単なる四角い密閉袋の上部を束ねていただけの飾りとわかる。

その密閉袋を吾輩の場合はハサミで切って開けたのだが・・・

その時点で強い梅の香りが漂ったのだ!

「のし梅」そのものは個包装の袋でさらに密封されているにもかかわらず、だ。

これはかなり期待できるではないかとますます楽しみになった。

これまでの各メーカーの「のし梅」は美味しかったが、もう一つ決め手のパンチが欲しかったのだ。

今回の玉屋総本店がその「梅パンチ」で具現化してくれそうだった。

吾輩、基本的に梅が好きなのだ。

何が好きかって、酸味も香りも尖っているところが好きなのだ。

従って、梅製品は、梅が尖っててなんぼやねん!

3.個包装を開ける

玉屋総本店の「のし梅」
玉屋総本店の「のし梅」
玉屋総本店の「のし梅」

小袋を開けると梅の香りに包まれますます唾液が迸った。

こりゃ〜良さそうだ!

この時点で玉屋総本店が他メーカーを完全に凌駕していた。

もう比べっこも対決も巌流島の戦いも必要ないのだ。

これは小袋入りだが、蔵王温泉の例の安宿にいつも置いてあった茶菓子のちっちゃい袋に入ったインパクトの少ない「のし梅」ではないのだ。

実際あんな感じの「のし梅」を配っていたら、「のし梅」の本領を知らずに去って行く人が多くなるだろう。

吾輩もそのひとりで、もう少しで「のし梅」の実力を知らずに、「え? のし梅? あんまりパッとしないお菓子ね~」などと言いながら去って行くところであった。

実際、蔵王温泉で毎回食べていた「のし梅」にはほとんど興味が湧かなかったのだ。

今回も、最初に書いたが、「のし梅」を記事にするための義務感のようなもので自分のお金を出して買ったのだ。

それがここに来て、玉屋総本店の「のし梅」と出会い、何で今まで「のし梅」を知らんかったねん!? という猛省を生んだのだ。

吾輩は本物を知らなかっただけであった。

本物を知らない人は、偽物の傍らを掠めて通り過ぎ去って、大体はもう二度と戻って来ないのだ。

このことは何にでも言えて、例えば、ウニの本物を知らない、うなぎの本物を知らない、ホヤの本物を知らない、クサヤの本物を知らない、鮭の皮の本物を知らない、皮蛋の本物を知らない・・・などなど例を挙げるとキリがない。

ともかく今吾輩は梅の香りに包まれているのだ。

もちろん人工香料などではなく、天然の山形産の濃縮梅からの香りだ。

その状態は、あたかも小泉武夫氏がご自身の書斎の机周りに新島産のクサヤを洗濯バサミで10以上もぶら下げているのに等しい。

10尾を超えるぶら下がったクサヤを中心に、ナガノのくま的なニコやかな丸顔の小泉武夫氏がこっちを見て微笑んでいるという情景だ。先生は毎日クサヤの香りに包まれてご満悦なのだ。

それ近い状況が今の吾輩だった。

吾輩は今、山形の梅の香りに包まれているのだ。

4.食べる

玉屋総本店の「のし梅」

「もう、食べんでも、美味しいに決まってる!」

「そやから食べんと帰ろか!」

と、土井善晴氏が嬉しそうな笑顔で言って、

「ちょっちょっちょっ・・・と、先生! 本気ですか!?」

と、傍らのはしのえみ女史が土井善晴氏を帰らせないように慌てて止める情景だ。

そんな感じで吾輩も食べんでもわかっていた。

美味しいに決まってるし、梅のパンチが効きまくっていることは実際食べんでもわかってることだった。

そこを敢えて食べたのだが・・・

うまい!

酸っぱい!

香り強烈!

ということで吾輩もお陰様でご満悦だったのだ。

5.対決

左から、玉屋、佐藤屋、長榮堂、木村屋
左から、玉屋、佐藤屋、長榮堂、木村屋

さて、本命の玉屋総本店が出馬して、結果はもう決まったようなものだが、一応対決してみよう。

長榮堂 vs 佐藤屋 vs 木村屋 vs 玉屋総本店

だ。

写真では味や香りまで伝えることが出来ないところが残念だ。

6.結果発表

今回の玉屋総本店の「のし梅」はひと口サイズだったが、それでも大きいサイズに引けを取らず、堂々の優勝であった。

玉屋総本店 >> 長榮堂佐藤屋木村屋

※註:上記の結果はあくまで吾輩の趣向による判定であり、決して決めつけているわけではない。皆さんには皆さんに判断基準があるだろうから是非ご自身でも比べっこしてみれば良いのではないだろうか。梅の香りに包まれるというのもなかなかいいものだから、たまにはこんなにアホみたいにたくさん「のし梅」を買っていっぺんに食べ比べるのもいいもんでっせ。(≧∇≦)

7.玉屋総本店の「のし梅」

吾輩が購入した「ひと口サイズの個別包装8個入り」は、伝統的なのし梅を現代のライフスタイルに合わせて進化させた非常に機能的で人気のあるパッケージなのだ。

実際このパッケージだったら旅行のお供に気軽に持って行けるし、どこでも気軽にパクッと喰えて梅の爽やかを横取りすることが出来るのだ。

7.1.玉屋総本店の「のし梅」のこだわり

玉屋総本店ののし梅は、数あるメーカーの中でも特に「梅本来の風味」を大切にしているとのことだ。

山形県産の完熟梅を主に使用し、職人がその日の気温や湿度に合わせて練り上げの時間を調整している。

7.2.伝統の「すりこぎ」製法

大量生産では出せない「コシ」を生むため昔ながらの工程を大切にしており、噛んだ時の心地よい弾力と口の中でゆっくり溶けていく感覚が絶妙なのだ。

7.3.「ひと口サイズ・個別包装」のメリット

昔ながらの「のし梅」は大きな竹皮に挟まれており、食べる際に手がベタついたりハサミが必要だったりしたが、個別包装タイプには以下の良さがある。

1.手の汚れを気にせず食べられる。
2.小さい竹皮を剥がすだけで、仕事中や移動中でも手軽に味わえる。
3.鮮度が保たれる。
4.1枚ずつ密閉されているため、開けた瞬間に竹皮の爽やかな香りと梅の芳醇な香りが一番良い状態で広がる。
5.お裾分けに最適。

上記の理由で、山形のお土産として配りやすさから非常に重宝されている。

8.玉屋総本店ならではの特徴

玉屋総本店は伝統を守りつつも「新しいのし梅の形」を追求している。

甘みと酸味の黄金比

砂糖の甘さに頼りすぎず、梅が持つ天然のクエン酸の酸味をしっかり立たせている。

これが、食べた後に口の中がさっぱりとする理由だ。

「のし梅」のパイオニア

実は、玉屋総本店が「のし梅」を現在のような「竹皮に挟んだ形」で売り出した元祖の一つと言われており、その誇りが一枚一枚の品質に現れている。

9.楽しい食べ方

熱い煎茶

熱い煎茶を飲みながら食べると梅の酸味がお茶の甘みを引き立てる。

炭酸水

のし梅を細かくちぎって炭酸水に入れると自家製の梅サイダーのような風味が楽しめる。

10.食べる宝石「のし梅」

「のし梅」は、山形の歴史が詰まった、まさに「食べる宝石」のようなお菓子なのだ。

(おわり)

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