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救急搬送3



※これは、先日の2月4日。
妻がてんかん重積により、
救急搬送された時の出来事と感情を記録したものです。





妻が搬送されて、
2日目の朝。

HCUから一般病棟に移ったと
病院から連絡があり。

状態を聞くと
『落ち着いています』とのこと。


……今回はめずらしく、杞憂だったか。


ようやく、
胸を撫で下ろす。






この2日間。


いろいろなことを考えて、
ほとんど寝れず。




──されど、仕事だけは山積み。



気が紛れて助かるも、
体力的にはキツく。


何より、面会時間には間に合わず。


妻の様子も知れずに、
ずっとモヤモヤと。


連絡をもらって、
すぐに病院へ向かいたかったが、
そうもいかず。


すでにその時には、

妻のいる病院と、
真逆の40キロ先で仕事中だった。







その昼過ぎ──


スマホに大量のLINEの着信通知。



開いて見れば、
妻からの"音声LINE"の嵐。



『わたし、わからなくなった』

『いつこっちに来る?』

『キャミソールと、
5本指の靴下もってきて』




などなど。



……えっ? 回復やばいな。
もう話せるのか。


これまでの入院でも、
言葉が一番早く戻ったんじゃ?




『それだけ話せれば大丈夫。
良かったね』


と返信すれば。


すぐ既読になり、

『字わからない』と音声で返信あり。




とにかく嬉しくなって、
それからの仕事は全てキャンセル。

急いで家に戻り、
キャミソールと靴下を抱えて病院へ。





それでも面会時間はギリギリ。


……この規則、
どうにかならないんだろうか。







病室に入ると、
ベッドに座りながら言語のリハビリをしている妻。


私を見て、ニコニコと。


『良かったね。早く回復できて』


と言えば。


少し顔を曇らせて、

『でも、できなくなった。
分からなくなった』
と。



『大丈夫。
今までで一番回復早いし。
またリハビリ頑張ろう』
と言えば、



黙って、ただニコリと。



……かわい過ぎる




病室は7階。


その窓からさす夕日が、
嘘のように綺麗に見えていた。




──退院はまだ分からず。


ただ、妻の回復ぶりからも、
そう時間は掛からないだろうと。



その面会時間はわずか15分。

病院をあとにしながら、


……これ、どうにかならんのか。


などとブツブツと。



とりあえず回復して、
本当に良かった!









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