見出し画像

介護と破産の狭間で──『破壊される家計』その後



【はじめに】


 およそ10年前の今ごろ──
我が家は破綻寸前でした。


 妻の脳出血による急激な支出の増大と、それに反比例するように減っていく収入。


 それでも今、こうして穏やかに当時を振り返れるのは、株式投資が成功したからに他なりません。


※この記事は、株式取引等における特定の行為を推奨するものではありません。





【運用成績】

• 利益率:約4,000%
• 年間配当金:約150万円
• 信用取引なし

※AI分析によれば、
この成績を10年未満で達成できる投資家は、機関投資家を含めてもごくわずか。

成功確率は、
全投資家の 0.1〜0.5%以下 だそうです。



なぜここまで増えたのか、
実は自分でも分かっていません。

給与収入は常に赤字でした。


これは知識や実力だけでなく、
多くの偶然や運が重なって得られた結果によるものだと思っています。




私は知識も経験も乏しいままに、
株式投資を始め、そのほとんどを実践で学びました。

『どの株を買えば良いのか』
『これから伸びる業界はどこか』
『やり方を教えてほしい』


──実際に今も、
そんな質問をされる時も少なくありません。


中には、『お金を預けるから運用してほしい』と頼まれたことさえあります。

しかし私の答えは、
すべて NOです。


なぜなら私のやり方は、
きっと再現できるものではないと思うからです。





【戦略】



私が株式投資で勝つために必要だったのは、小手先のテクニックではありません。



私の場合のそれは──
「哲学」とも呼べる信念でした。


事実、株式投資をしている大半の人は負けます。


プロと同じ土俵で戦えば、
勝ち目はほとんどありません。


だからこそ──素人が勝つには、
「プロと同じ土俵に立たないこと」
が重要です。




この姿勢こそが、
働きながら介護を続けてきた私の生存戦略でした。





【その背景】

もし株をやっていなければ、
今頃は我が家の形はまったく違っていたと思います。

実際、株の利益がなければ、
暮らしていけない状況は今も変わりません。

ただ、今では株の利益は給与収入を上回り、その状態が何年も続いています。

また妻が看護師として働いていた頃と比べても、経済的に豊かになったと感じています。


 

少し金銭感覚がズレた気もしますが、
物価が上がっても値札を見ずに買い物ができ、外食や旅行も自由に行ける。


物欲が減ったせいもありますが、
「欲しいものを我慢する」ことは、
少なくなりました。




月の支出は、介護費や住宅ローン。

学費や税金などにより、
贅沢をしなくても100万円を超えることは今も普通にあります。




──ただ、それでも、
金融資産は増え続けています。


給与は税負担で手取りは減っても、
資産運用のおかげで、今のところ生活は揺らぐことはありません。





【精神的な安心】 


介護はこれからも続き、
いずれ私も働けなくなる日が来ます。

それでも資産運用は続けられる可能性は高く、金融資産があれば、
これまで通りの暮らしや不測の事態にも対応できます。

この「精神的な安心」こそが、
株をやっていて一番良かったと思える理由です。







【投資への基本姿勢】


私が投資で守ってきた条件は、
3つです。




1. 信用取引をしない
2. 情報源を多く持たない
3. 損切りをしない





この3つのルールが、
介護と投資を両立させる土台になりました。




そして、この投資を始めたきっかけは



妻が倒れたあの日──



ICUで意識のない妻の横に座りながら、
証券口座を開いた瞬間でした。



次回は、これまで株式投資に、
どのように向き合ってきたかをお話ししたいと思います。




▼この記事は、
介護と破産の狭間で
──『破壊される家計』その後【続】
に続きます。






▼この話が収録されているシリーズのマガジンはこちらになります。



▼その他の話やシリーズは全体構成【目次】からご覧になれます。

いいなと思ったら応援しよう!

何ごともお気楽に よろしければ応援とフォローをお願いします。 チップはクリエイターとしての活動費にいたします!

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー