『障害者になった日』──第6章【予告】
【第6章】
まだ、その時──
脳出血で生死を彷徨った妻は、
ほとんど話すこともできず。
──身体の半分は、
全く機能していませんでした。
救急搬送されてから半年、
それでも私は、
信じていました──
あと1ヶ月もあれば。
もっと時間さえあれば。
歩けるようになるし、
話せるようにもなる。
またいつの日か、
看護師として働けると。
そう信じていました──
けれど、その日は、
あっさり訪れました
『症状固定』
──それ以上の機能改善が、
見込めない状態。
医師から告げられた言葉が、
心の奥深くに突き刺さりました。
「奥様の身体の機能が今後、
大きく変わることありません」

冷酷なほどに現実は──
私たちに
いつも残酷でした。
私たちの些細な希望など
いともあっさりと、
踏みにじっていきました。

※この話は、
全て事実に基づいています。
その瞬間から、介護は“日常”へ──
▼【第6章】プロローグに続きます。
【予告後記】
この章では、
妻が障害者になった日からの現実を綴っていきます。
本当の意味で、私たちの『介護』は、
ここから始まりました。
障害者となった妻が望んだもの──
当時の私には、それを受け入れることが出来ませんでした。
葛藤しながらも、出さざるを得ない
──"望まざる選択肢"
介護をする上で、それは、
私たちには避けて通れないものでした。
当時、その決断を選択した妻に、
心からの敬意と感謝を表して──
これが、私たちの
若若介護のリアルです。
2025年9月吉日
何ごともお気楽に

▼この話は、妻が脳出血で倒れた日の後日譚です。シリーズを収録したマガジンはこちらになります。
▼その他の全ての話やシリーズは、こちらの全体構成【目次】からご覧になれます。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援とフォローをお願いします。
チップはクリエイターとしての活動費にいたします!