救急搬送
※この記録は、
2月4日の今朝に起きた出来事をそのまま書いています。
『ぎゃいいー』
洗面所から、
聞いたこともない妻の悲鳴。
すぐに駆けつければ、
洗面台に手をついて
前かがみになりながら、
『うー、ふー』
と唸り声を出す妻。
……てんかん?
話し掛けるも反応せず、
唸り続け。
とりあえず車椅子に座らせる。
時計を見れば8時15分。
10分変わらなければ、
通報すると決めていた。
変化は見られず
── 119番。
『こちら119番です。
救急ですか?消防ですか?』
『救急です』
……そんなドラマ、
この前テレビでやってたっけ。
と考えられるほど、
頭の中はクリア。
……でも、
さっきの叫び声は何だろうか。
てんかん発作で、
これまで声をあげたことないし。
……脳出血の再発?
間もなくして、
救急車が到着。
担架に乗せられ、
運び込まれる妻。
『ご主人、同乗しますか?』
『いえ、入院の準備するので、
あとで行きます』
──病院に向かう途中、
妻のあの悲鳴だけが引っ掛かっていた。
病院に着くと、
救急外来の待合室に通されて、
しばらく待っていると医師からの説明。
『てんかん重積です。
二酸化炭素の濃度が高く、
窒息していた可能性があります』
『もっと早く通報した方が、
良かったですか?』と聞けば、
『いえ、無理だと思います』とのこと。
気になっていた
脳出血の再発を聞けば、
CT画像を見ながら医師は、
『大丈夫です。出血はしていません』
──その言葉を聞いて安堵する。
しばらくして、
人工呼吸器をつけ
ストレッチャーに乗せられた
青白い顔をした妻と再会。
『どう?大丈夫?』と声掛ければ、
妻は黙って涙をポロポロ流して。
──そのまま
HCUへ緊急入院。
病院をあとにすると、
どっと疲れに襲われ。
……ほんと疲れたな
時計を見れば、
15時を回っていた。

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