フィリピン留学に"向いてない人"4タイプ|3回留学した私のリアル
このnoteを見つけていただき、ありがとうございます。
前編で“向いている人の特徴”を書きましたが、
実はそれ以上に大事なのが “向いてない人の特徴” です。
どんな国や環境にも「合う・合わない」はあります。
無理せず選べるように、経験者の視点で整理してみました。
▶向いている人編はこちら。
【フィリピン留学に向いてない人】
A|中級者以上 & 欧米的な会話を求める人
(TOEIC650〜/日常英会話できるタイプ)
特徴:
日常英会話には困らない
ネイティブの自然な表現を学びたい
スラング・文化的背景・ニュアンスに興味がある
“外国人同士の英語”より“ネイティブの英語”を求める
私の実体験
バギオで出会った、入学時TOEIC800点超えの方がいました。
しかし授業内容が物足りず、ほとんどの時間を自習に当てていました。
加えて、周囲の生徒の英語力(私含む)は幅広く、初級〜中級が中心。
そのギャップが、彼にとってはミスマッチだったのかもしれません。
また、オーストラリア留学の経験からも、
「最終的にネイティブと自然に話したい」なら、
やはりネイティブ圏が最適だと感じました。
フィリピンの先生は「英語」をとても深く学んでいますが、
最新スラングや文化的背景まではカバーしきれません。
だからこそ、行き先は “目的に合わせて選ぶこと” が大切です。
個人的な意見ですが、フィリピンは下記の用途には本当に向いています。
文法の再整理
話す量を増やす
基礎力を底上げする
一方で、すでに意思疎通ができるレベルの人は、
フィリピンでは伸びしろのピークが早めに来ることもあります。
そのため、
「今は初級〜中級だけど、最終的にはネイティブ圏に行きたい」
という人は、
フィリピン → 欧米 の“2カ国留学”がとても相性がいいと思います。
(フィリピンで基礎固め → 欧米で実戦、という流れが効率的)
B|受け身すぎる人
(=留学すれば伸びると思っているタイプ)
特徴
授業に出ていれば伸びると思っている
わからないことを質問できない
自分の弱点を知らない
私の実体験
前編にも書きましたが、最初期の私はまさにこのタイプでした。
「授業に出ていればなんとかなる」と思い込んでいて、
疑問を持つことすらしていませんでした。
そしてもう一つの“落とし穴”が、
自分の弱点を把握していなかったこと です。
文法で言えば、品詞の役割や五文型が曖昧なのに、
受動態や現在完了形を使おうとするような状態でした。
数学で言うと、足し算・引き算が曖昧なのに、
いきなり一次方程式を解こうとしているようなもの。
これでは、いくら問題を解いても伸びません。
当時の私は、
「そのへんは学校がナビゲートしてくれるでしょ」
と楽観的に考えていましたが、学校はそこまでは教えてくれません。
(もちろん学校が悪いわけではなく、“そういうスタイル”なんです。)
この経験から学んだのは、
“受け身でいると、フィリピン留学は成果が出にくい” ということです。
C|人との距離の近さで疲れる人
(=団体行動が苦手なタイプ)
特徴
知らない人と生活空間を共有するのが苦手
“常に誰かと一緒”の環境に疲れやすい
人間関係の空気に敏感(HSP気質含む)
私の実体験
フィリピン留学は、良くも悪くも “ほぼ全員が寮生活” です。
授業以外でも食堂・廊下・共有スペースなどで誰かと顔を合わせ、
ほどよい距離感を取りにくい環境です。
(余談ですが、決まった時間に食堂に行かないとご飯がなくなるのは、
私にとって地味にストレスでした…笑)
一人部屋であっても、同じ建物に100人以上が生活しているため、
人の気配・話し声・生活音は常にどこかから聞こえてきます。
英語力とは関係なく、
この「距離の近さ」がしんどいタイプの人は、確実に消耗します。
なお、オーストラリアは通学型なので生活距離は楽ですが、
授業はすべてグループクラスです。
「生活は一人でいたいけど、学習中の団体行動も苦手」という人は、
どちらの国でも負荷を感じやすいかもしれません。
D|生活音・空気・衛生が無理な人
(=環境的ストレスに弱いタイプ)
特徴
騒音や排気ガスがつらい
湿度・乾燥・寒暖差で体調を崩しやすい
部屋の清潔さに強いこだわりがある
私の実体験
私もこのタイプですが、「お腹が強い体質」+「工夫」で、なんとかやってこれました。
友だちの中には、頻繁にお腹を壊していた人もいます。
衛生観念はあくまで“現地基準”です。
シーツ交換の頻度、掃除の仕方、水回りの感覚(紙は流せない、水道水NGなど)は、
日本と比べるとどうしても大雑把です。
バギオは虫が少ないとはいえ、ゼロではありません。
(セブは毎日のように見かけるので、1か月もすると慣れました笑)
「生活そのもののハードさ」を受け入れられないと、ストレスは大きい と感じます。
私の工夫(参考)
※別記事でまとめていますが、当てはまる方の助けになると思います。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
書きながら改めて感じたのは、
フィリピン留学は「行けば誰でも伸びる場所」ではない ということ。
“自分のタイプ”と“環境の相性”が、結果に大きく影響します。
ただし——
向いてないタイプに当てはまるからといって、
「行かない方がいい」という話ではありません。
事前に「自分はここが負荷になりやすい」と知っているだけで、
心構えができ、実際の生活もぐっと楽になります。
私自身、
1回目は戸惑い、
2回目で工夫を覚え、
3回目でやっと“自分のペース”が見えてきました。
だからこそ、これから行く誰かには、
最初から “地図” を持って行ってほしい。
あなたのタイプに合う環境で、
より良い留学体験になりますように。
